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【自分が主人公】グローバルな視点を持ち、価値観の違う人間の意見を大切にする。努力を楽しむ。

『成功の法則100ヶ条』
著者:三木谷浩史
(楽天グループ株式会社創業者)

組織が大きくなると役割分担が行き過ぎて
与えられた役割をこなすことが仕事になる。
いわゆる大企業病になりやすい。

決まった役割しかしない「グループ」は
個人が時間を切り売りしているにすぎない。

自分こそが会社の主人公であり、
「チーム」全員が自分の守備範囲を超えて
カバーし合う組織が本当の能力を発揮する。


考えることが何よりも大切だが、
考えてから行動するのではなく、
考えるために行動する。

一つのビジネスモデルを思いついたら
まずは小規模に行動してみる。

思わぬ結果を恐れず、
むしろ思わぬ結果にチャンスが隠されている。

本当の意味での人生の計画は、
「死」から逆引きで考えること。


時間的なスケジュールを決めることで
自分が今何をすべきかはっきり見えてくる。

問題に突き当たったら「なぜ」を繰り返し
物事の本質を考える。

人がネットショッピングなどで
買い物をする本質は楽しいからであり
ショッピングはエンターテイメントと言える。

自分と価値観の違う人間の意見は大切にする。
歳を取ると直接言ってくれる人は少なくなるし
何より、
感情的になって腹を立てても何も得られない。


正直、ほとんどの意見は役に立たないけど
どんな意見にも耳を貸すリーダーの態度が
組織の風通しを良くして一人一人が
自分の頭で考える環境・組織を作れる。

ボトルネックを解決しない限り
どれだけ組織が努力しても無意味。

失敗した時はビジネスモデルが
本質的に間違っているかディテールに問題がある。
ほとんどの失敗の原因はディテールにある。


いくら良い商品を売っていても
店員にやる気がなければ売れない。

「神は細部に宿る」の英訳はDevil is in detail.
ディテールで失敗するという意味では
細部に宿るのは悪魔と言える。

海外の文化の優れた部分だけ
海を超えて送り込まれてきた日本人は
海外をどこかの異世界と認識していた。

外国の文化に憧れがあり気後れもありながら
猿真似と揶揄されながら受容し、
独自の文化を形成してきた。

山のように、遠くから見る海外は、
美しくもあり醜いところもある。
そこに住んでるのは同じ人間。
自信を持って海外に進出しよう。


「銅の鏡」で自分の表情を確認し、
「歴史の鏡」で過去からの盛衰を学び、
「人の鏡」で周りがどう思ってるか知る。
リーダーの心得を説いた「三鏡」が有名だが

「世界の鏡」でグローバルな視点も持ち、
今起こっている物事を見ることで
自分の本当の姿や位置を知ることができる。

どんな人間にも失敗はある。教訓に置き換え、
「次こそが自分の出番だ」と楽天的に捉える。

人のミスに揚げ足を取る減点法の世界では
イノベーションは生まれない。

成功体験が少な過ぎて負け癖が付いた際は、
失敗に向き合い小さな目標を立てながら
常に達成と成功を実感する。

楽天的に、前向きに、努力を楽しむ。

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