4歳世代の比較

「今年の4歳世代はレベルが低い」
と言われていますが、果たしてそれは正しいのか。


今年の4歳馬の現在(G1・G2は安田記念。G3はエプソムカップ・函館SS)までの重賞レース3着以内頭数はこちら。

・ G1/G2(2-5-5)12頭/GⅠ:1勝
・ G3(8-6-6)20頭

当然ではありますが、G3では走りひとつグレードが上がると頭数が減ります。
そして他の世代と比べると、このG2以上のハイグレードレースの数値は低いことがわかります。


〈 安田記念までのG1~G2レース3着以内頭数 〉

・ 2024年(2-5-5)12頭/GⅠ:1勝

・ 2023年(5-10-6)21頭/GⅠ:1勝

・ 2022年(8-5-5)18頭/GⅠ:3勝

・ 2021年(8-7-3)18頭/GⅠ:2勝

・ 2011年(9-7-8)24頭/GⅠ:2勝
 (最強世代と話題になった世代)

・ 2009年(1-5-8)14頭/GⅠ:1勝
 (個人的に弱い記憶がある世代)

⇒ 今年は頭数・G1勝利数ともに少ないです。


〈 札幌記念からのG1~G2レース3着以内頭数 〉

・ 2024年(?-?-?)?頭/GⅠ:?勝

・ 2023年(11-8-5)24頭/GⅠ:5勝

・ 2022年(5-8-4)17頭/GⅠ:1勝

・ 2021年(6-7-4)17頭/GⅠ:3勝

・ 2011年(7-7-9)23頭/GⅠ:2勝
 (最強世代と話題になった世代)

・ 2009年(3-4-3)10頭/GⅠ:1勝
 (個人的に弱い記憶がある世代)

⇒ 秋以降も上半期の成績が比例する感じです。


秋といえば4歳馬は成長曲線を描く馬が多い時期ですが、下半期のG1やG2でもあまり期待できない可能性が高いのではないでしょうか。

尚、上記すべてにおいて宝塚記念は含まれていません。



〈 1年間の合計 〉

・ 2024年(?-?-?)?頭/GⅠ:?勝

・ 2023年(16-18-11)45頭/GⅠ:6勝

・ 2022年(13-13-9)35頭/GⅠ:4勝

・ 2021年(14-14-7)35頭/GⅠ:5勝

・ 2011年(16-14-17)47頭/GⅠ:4勝
 (最強世代と話題になった世代)

・ 2009年(4-9-11)24頭/G1:2勝
 (個人的に弱い記憶がある世代)

2009年と同じくらいのフィニッシュになるのではないでしょうか…

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