あの日のこと
わたしが君を好きになったのはかなり遅かった。
君に出会うまでも、好きになるまでも。
でも好きから大好きに変わるまでにそう時間はかからなかった。
君を好きになったあの日から私の毎日は太陽に照らされたように明るくなった。
大きく晴れる。名は体をあらわすってほんとだね。君のファンはみんな君に照らされて笑顔がとびきり輝いてたよ。
君のファンである自分をわたしは誇りに思ってた。
君はデキジュではなかったけどわたしの中では1番のアイドルで、眩しいくらいに輝く太陽そのものだった。
2023.12.30
太陽に暗くて大きな雲がかかった日。
眩しいくらいに輝いてた君は急に姿を消した。
理由も分からず、コメントも、説明もなしに。
君の暖かい日差しに包まれてたはずの私の毎日は急に崩れた。
何をしても心から楽しめなくて、心に穴が空いて、どんなに厚着をしてもどこか寒くて。
夢なんじゃないか、ドッキリなんじゃないかって何度も疑った。
でも何回みても大好きなグループの中に君はいなくて。
いつの間にか6人が当たり前だったのが5人になってて。
君がいつも笑顔を届けてくれたあの番組にも、あのラジオにも、SNSにも姿がなくて。
どこにも居ないのにわたしの中ではずっと姿が離れなくて、それが辛くて、苦しくて何も手がつかなかった。
それでも生きていくしかなくてただ過ごすだけの毎日。
少しずつ現実と向き合い、受け入れようとしている今でもわたしは毎日君のことを考えるのはやめられない。
今、君は何をしてるのかな。美味しいご飯食べてるかな。ちゃんと笑えてるかな。わたしの大好きな君のまま、幸せに生活してて欲しい。私が祈ってるのはただそれだけ。
本当は、本当はもう一度ステージに立ってる君を見たい。君がファンだけに見せる優しい笑顔が見たい。あんまり上手じゃないけど一生懸命歌う愛おしい君の姿が見たい。
もう一度。もう一度だけでもいいから。
せめてさようならはちゃんと言わせてほしい。
でもそれは私たちファンが決めることじゃない。
これまでのことは全て君がしたこと。だからどうするべきなのかは君が決めること。
でも
やっぱりわたしは君に会いたい。
福本大晴くん、また君に会いたいです。