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「ちょイケじぃじぃの独り言」: 日経ビジネス【売られて輝く会社/事業再生の処方箋】
1 はじめに
私の頭の老化防止のため、関心があった「日経ビジネス」を定期購読してい
て、自由時間は十分あるので、気になった記事を整理しました。
2 今回の特集 : 「売られて輝く会社」【事業再生の処方箋】
(1) 日本企業でも近年、「事業ポートフォリオの再編」として、事業の入れ替え
が頻繁に行われるようになり、「不採算」「非中核」と判断された事業は容
赦なく切り離される。
新たな“親”のもとで次なる歩みを始めるため、売却の憂き目に遭った会社や
従業員の奮闘から「事業再生の処方箋」を探っている。
(2) 「事業再生の処方箋」として、次のことが紹介されている。
① 社員一人ひとりの意識や仕事のやり方を変えてモチベーションを高め、変
化を促して能力を引き出す経営者の手腕が問われる。
② 外資系企業からは細かい指図は受けないものの、スピード感と高い数値を
求められ、プレッシャーは大きい。
③ 経営改革能力を持つ投資ファンドが非中核事業として切り出された会社の
ガバナンスを一新し、成長企業に再生するケースが増えている。
④ グループ一体の企業運営に理念の共通化を図ることなどで「融合と一体化
」を実現し、グループ内での相乗効果をあげる仕組みを作っている。
(3) 外資系投資ファンドの代表が、成長の可能性を見いだす企業の条件として、
①対象市場が成長している②優れた技術・製品力がある③顧客や取引先から
高い評価を受けている④特定セグメントで高いシェアを持っていることをあ
げている。
3 その他の内容
(1) 2000年以降、時給が約30%上昇したが、「年収の壁」でパートなどの一
人当たり月間総実労働時間は約20%減少した。そこで、政府は2つの柱で「
年収の壁」対策を打ち出している。
① 「106万円の壁」対策
パートへの賃上げなどで被用者保険への加入を支援した企業に、労働者
1人当たり最大50万円を支援
② 「130万円の壁」対策
パートなど年収130万円を超える場合、一時的な年収増として2年間、配
偶者の企業の被扶養者に認定しやすくすること
(2) 寄生虫リスクを減らしたり環境負荷が小さかったりすることから、陸上養殖
魚の注目度が高まり、事業者はこの5年で6割増えたが、ブランディングや販
路開拓が競争に勝ち残るカギになる。
(3) 排気量50cc以下の原動機付き自転車(いわゆる「原付」「原チャリ」)は19
80年に国内販売台数が約200万台に達していたが、軽自動車や電動アシスト
自転車に需要を食われる一方、50cc車は日本特有でガラパゴス化して2015
年には20万台を割り込み衰退の一途をたどっている。そこで、二輪車メーカ
ーは事態の打開のため、125ccの二輪車を原付きとして扱うことを国に求め
ている。
(4) 日本銀行の「資金循環統計」では、今年以降の急激な円安・ドル高が影響し
外貨保有が増加した。政府は、「資産所得倍増計画」「資産運用立国」を日
本の成長戦略に掲げて預貯金中心に偏る家計の金融資産を日本の株式・投信
などに振り向けたい思惑だが、皮肉なことに一部は円建てではなく外貨建て
に流れている。
4 「ちょイケじぃじぃの独り言」
社会・経済の環境変化が激しい中、「不採算」「非中核」事業が生まれるの
は仕方がないことで、「不採算」等で必要な投資もされず暗い職場環境で働く
より、必要な投資もされ「働き甲斐」のある新たな職場で働く方が社員にとっ
て良いことだと思う。やはり、環境変化に柔軟に対応した企業や人間が生き残
っていくように思う。
私(男性)は7月で70歳になり、「健康寿命(健康上の問題で日常生活を制限さ
れることなく生活できる期間)」の男性平均の72、7歳(女性は75、4歳)を迎え、
平均寿命の男性平均81、4歳(女性87、5歳)まで約12年になった。
そこで、私の70歳代の過ごし方(生き方?)を考え、書籍やネットで調べてみる
と、「70歳代の10年間」は人生における「最後の活動期」とも言われ、体力・
意欲の低下から様々なリスクがあるが「老いと闘える最後のチャンス」で、70
歳代の過ごし方が、その人がどう老いていくかを決めると書いていた。
私はダラダラ過ごした中年時代の「肉体の老化」を心機一転し始めた13年間
の早朝レーニング(ちょっとキツめ)で「肉体の老化」を回復できたので、これ
からもキープできるようにしていきたい。
問題は「頭の老化(特に、記憶力)」であり、ネットで「シニアライフで持っ
ていたら良い資格」を調べ、7月から資格試験の勉強を始め11月に実施される試
験を受けることにした。勉強をし始めた頃は自分の記憶力の悪さにガッカリし
たが、途中からは「仕方がない」と受け入れて自分なりに勉強を継続している
もし、今回の資格試験に合格したら、私の勉強法を投稿したいとも思う。
私は老後の資産運用として日本株式に投資(投機❓)していたが、日本経済の
成長に限界を感じ、4月から日本株式での運用はやめて日本の大手金融機関が発
行する外国債券(高金利)での運用をはじめた(現在の円安で資産運用は順調)。
日本政府が思惑する「預貯金中心に偏る家計の金融資産を日本の株式・投信
に振り向ける」政策は、「リスクに影響を受けない」一部の富裕層向けのよう
に思え、私達の「老後の資産運用」には向いていないように思う。
私にすれば、多くの人が外国債券での投資をすることで「円安基調」が継続
・拡大することに期待したい。
最後に、私は運動での「体」の筋トレやnotoでの「頭」の筋トレなどで健康
寿命を伸ばす一方、「宝物の孫」の世話をして、働きながら子育てをする一人
娘を私なりにサポートしていきたい。
*「ちょイケじぃじぃ」: 「ちょっとイカしてるじぃじぃ」