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ネタ人生17~修了考査「絶対評価」の意味
1:はじめに
みなさんこんにちは。リュウノスケのしもべです。
本日もネタ人生にお付き合いください。
本日はCPA修了考査の「絶対評価」について考察したいと思います。
2:修了考査が絶対評価と強く言われだした
CPAには短答式試験・論文式試験のほかに修了考査という三つ目の試験があります。
最後の試験・修了考査は合格率がおよそ70%前後と比較的通りやすいのではないかと言われている試験です。
しかし、私は全く受かりません。
今年で9年目になります。
予備校の勉強が全く参考にならない試験では何を当てにして勉強すればよいのか全く分からなくなります。
前回はT社の答練のみをひたすら回して対策しましたが、過去4年間の間では一番成績が悪かったです。
テキストの読み込み・適用指針や監基報の読み込みが何よりも重要だったことに改めて気づかされました。
アウトプットは大事ですがあくまで知識の定着を図ることが目的だと思ってください。
さて、修了考査ですが今までは相対評価が念頭にありました。
「今年は他の受験生よりも少し足りなかったから、また次頑張ろうね。」という励ましが有効でした。
ですが、2023年に入ってからやたら「修了考査は絶対評価!」と言われだすようになったのです。
相対評価ではなく、絶対評価であることが何を意味するのでしょうか。
3:相対評価から絶対評価に変えると…?
ここからはあくまで自分の予想です。
(多分、合っているはずです。)
絶対評価に変えてしまうと以下のように理解されても仕方ないと考えます。
「一度落ちた人はCPAには全く向いていないから今後一生諦めろ!」
何を言ってるんだ、と思ったかもしれませんが、これが絶対評価が意味することだと考えています。
CPAにふさわしい能力を図る試験が絶対のものなのですから、合格者はCPAにふさわしい、不合格者はCPAには今後一生向いていないということになります。
しかもこれが客観的なものを示すこととなってしまいます。
一度でも落ちることができない、とても酷い試験になってしまったのです。
4:なぜ絶対評価にしてしまったのか
それは自分にもわかりません。
相対評価であれば来年も頑張りましょう、と言えたのに一度落ちただけでもうCPAにふさわしい能力は皆無であることが明らかとなってしまったのです。
次に受かったとしてももう取り返しがつきません。
一度落ちただけでCPA一生不合格!となったのですから。
それくらい、修了考査を一発で受かることが当たり前の意識になっていることはとても危険な思想です。
5:それでもCPAを目指したいと思うのか
前にも書きましたがCPAは若い・女性である・有用な職歴があることが希少価値のあるCPAとして評価される業界です。
それなのに修了考査は一発で受からないとCPAとしての将来が閉ざされてしまいます。
これを読んでいる皆さんは、人生のリスクアプローチを踏まえて意思決定するべきだと考えます。
相対評価のままの方が良かったのではないのか?
きょうかいに聞いてみたいです。
6:おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
みなさんが思うCPAとは異なる、実態が分かってきたかと思います。
CPAが競争社会となってしまった今、CPAをそれでも目指したいと思う人にはぜひ人生のリスクアプローチを考えて意思決定を行ってほしいと切に願います。
トップページにカンパ募集がありますので、ぜひカンパをお願いいたします。
またの記事も読んでくださいね。