#99成長マインドセット理論:自分づくりで成長する秘訣
前回は心のマトリョーシコップ理論について説明をしました。
詳しくはこちらをご覧ください↓
自分が実際に指導するためには、当然ですが、自分自身の心のコップが上を向いていないことには始まりません。
普段から不平不満ばかりを口にしている人はコップが下を向いているので、いくら指導しても、無駄です。
無駄というのは子どもは成長しないということです。
クラスが落ち着いているかどうかといった次元の話ではありません。
もっというと、指導者は、コップが上を向いているだけでなく、常にコップを大きくするための努力をしていないといけません。
自分の背中を見せていくのです。
教師は心の鏡という言葉があります。
子どもは先生のことをよくみて育ちます。
先生が努力しているのが伝われば、子どもたちも努力し始めます。
もちろん教師→親にすれば、この話は、子育て論になります。
教師→会社の上司にすれば、人材育成論になります。
では、心のコップを大きくするための原動力は何なのでしょうか?
それは、ゴールを明確にすることです。
自分の夢や目標を明確にもつのです。
ゴールが決まれば進む道も見えてきます。
自分づくりも、学級経営と同じというわけです。
進む道が決まれば、今何をすべきなのか、具体的な目標も見えてきます。
そして、後はそれを継続していくのです。
継続していくことでよい習慣が身に付いていきます。
現在の自分は、これまでに努力してきた積み重ねの結果以外の何物でもありません。
もし悪い習慣をたくさん身に付けてきたのであれば、悪い自分がそこにいるのです。
良い習慣を身に付けることが、心のコップを大きくする方法であり、人生をより豊かなものにする方法なのです。
そのためには、どんな環境下に置かれていてもプラス思考のマインドをもつことが大切です。
自分の心の中にある言い訳や不平不満とったマイナス思考のマインドを取り除くことができれば、よい習慣はおのずと身に付いていきます。
さらに、継続していくためには、覚悟が必要となります。
続けることは大変です。
毎日のルーティンワークになるまで繰り返します。
はじめは面倒でも、30回継続できたら習慣として身に付いたといえます。
覚悟して決めて取り組めば、きっと30回は継続します。
心に関わる名言を2つ紹介します。
ともに言えることは、結局人は心が変わらないと何も変わらないということです。
心が変わらず、コップが下を向いているときに、出てくるものは、文句と愚痴です。
まずは、自分づくりの第一歩として、自分の心と向き合って対話をしてみよう。
「自分は何をするためにはたらいているのか(生きているのか)?」
「一体何をこれからしたいのか?」
この問いを自分自身にぶつけて対話してみよう。
手帳、日記帳、noteなど、すぐに読み返せるものであればなんでもよいので、対話したことを記録しておくと、自分自身が今どこにいるのかが明確になります。
そしてそれが、明日の自分の活力につながります。
一人で自分づくりができないという人は、人に頼って一緒につくりあげてもらいましょう。
もし必要あればお手伝いいたします。
気軽にご連絡ください。
それでは!