AI対決シリーズ第2弾 2年生国語「きつねのおきゃくさま」対決
AI対決シリーズ第2弾!
みなさん、こんにちは。
きつねのおきゃくさま(あまんきみこ作)とうい物語知ってますか?
あまんきみこさんの作品は他にも、小学校の教科書に掲載されています。
今回は、2年生国語「きつねのおきゃくさま」
を使ってAI対決してみようと思います。
きつねのおきゃくさまの1場面だけ読み込ませます。
心情メーターを使って読み取らせてみました。
①と②の指数をだし、その数値とした理由を答えるように指示。
まずは私の仲良しチャッくんことChatGPT3.5から。
①ChatGPT3.5
次に、前回「聖武天皇と大仏」対決で見事完勝したバー君ことGoogleBardです。
②Bard(現Gemini)
最後に、BeingAIのビー君です。
③Being
指数だけを見て比べてみましょう。
①ひよこを食べたいメーター
ChatGPT3.5:5
Bard :7
Being :7
②ひよこと仲良く食らいたいメーター
ChatGPT3.5:7
Bard :3
Being :9
①ひよこを食べたいメーター
数値を比較していくと、ひよこを食べたい気持ちは、BardもBeingも7で同じ、ChatGPT3.5も5なのでまあ数値的には近いので、似たような読み取りをしていると受け止められます。
なぜ、チャッくんは5にしたのかというと、理由を読むとわかります。はじめはがぶりとやろうと思ったけど、ひよこに「やさしい」といわれて少しその気持ちが下がったとあります。はじめはおそらく7ぐらいだったのでしょう。
バー君はというと、2人とは見解がちょっと違いました。「ふとらせてからたべようと」という文から、きつねはひよこたちを苦しめずに食べたい気持ちがあることがわかります。
ちょっと理由が独特でした。
ビー君も理由はほとんど同じでした。つまり、はじめはもっと食べたい気持ちが髙かったけどやさしいといわれて7で落ち着いたという読み取り結果です。
続いて、②
②ひよこと仲良く暮らしたいメーター
数値にばらつきがでました。
実際の授業でもこんなに差がでてくると盛り上がります。
理由を見ていきましょう。
チャックんは、ひよこにやさしいっていわれたことがきっかけで、仲良くしたいと考えたようです。
バー君だけは数値が3と低めでした。
やさしいという叙述ではなく、「おにいちゃん?やめてくれよ」という1文から戸惑っている様子を読み取り、さらに、「よしよし、おれのうちにきなよ」という1文から仲良くしたい気持ちはあるけど、まだ本気で仲良くなっていない気持ちもあり3にしたことがわかります。
ビー君も、チャックんとほとんど同じですが、もうこの時点で一緒に暮らすことを決めてしまっています。ちょっと早いよ~~バー君。まだ続きあるんだよ。
この物語は、
きつねの食べたいきもちと守りたいきもちという2つの気持ちの葛藤が描かれています。
はじめは仲良くなんてしたい気持ちなどなかったのに、だんだんその気持ちが高まり、最後は、オオカミに襲われそうなったひよこたちを守って自分は死んでしまうのです。
ですので、1場面では、まだ仲良くしたい気持ちよりも食べたい気持ちがつよく、徐々に仲良く暮らしたい気持ちが高まっていくと読み取るのが妥当です。
結果発表
今回も、GoogleBardのバー君の圧勝!!!
Geminiとなってさらにレベルアップしてるのかと思うと嬉しくなります!
社会に続き、国語でも圧勝してしまいました。
バー君の教材研究レベルは半端なく高いですよ~
みなさんも試してみてください。
それでは、次回は算数対決です。
お楽しみに!
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