チーム対抗で熱狂!「分数×分数ゲーム」で協働学習と主体的学習を実現
分数って苦手意識をもってる子がたくさんいます。
意味は分からないけど、計算の仕方だけただ覚えてしまいテストではよい点をとれる子も結構いるはず…
今回は、そんな分数の計算の学習を楽しく、さらに熱狂するゲームの紹介です。
分数×分数 ゲーム
準備
①1から9までのカードを2セット用意。
②両面にマグネットつけたら完成。
ルール
①はじめは、カードが見えないよう裏返しておきます
(裏側には自分のオリジナルキャラクターを描くなどひと手間かけると盛り上がります)
②男子対女子や、1組対2組など2チームで対戦。
③先行後攻をじゃんけんで決めます。
④引いたカードをすきな場所に置きます。
⑤もし置きたくない場合は、捨てます。
⑥後攻がカードを引いたときに、答えが1になっていたチームの勝ち。
⑦先行が1をつくり、後攻も1を完成させたら、引き分けです。
注意事項
①このゲームは逆数を習った後でないとできません。(まあ厳密にいえばできないこともありませんが…)
②逆数の学習のまとめとして、このゲームはオススメです。
実際のゲームでは数字は裏返っていますが、下の画像では説明のため、すべて数字が見えてる状態にしています。
計算がある程度できるクラスを担当していたときに行ったゲームです。
とりあえず、計算問題だけでは飽きるかとおもって何気なく始めたゲームだったのですが…
なんと
「先生!来年の6年生にもこのゲームやってあげてよ!!」
「すっごく面白かったから!!」
などの意見がでるほどでした
とにかく、白熱、興奮!しちゃったのです
自分でもまさかこんなに盛り上がるとは思いもよりませんでした!
改めてゲーム性を持たせると子どもの意欲は断然高まることを実感しました
数字の裏にオリジナルキャラクターを描くとさらに盛り上がります。
なぜかというと、手書きで描くため、同じように描いてるつもりでも微妙にタッチがかわるため、違いがわかる子がいるからです。
そういう子が一人でてくると、選ぶ前に真剣に絵を眺めだします😁
計算が苦手な子がいても、カードを選ぶ楽しさもあり、チーム同士で教え合いも自然に生まれてくるなど、ゲームなのに協働学習できちゃう優れもの🤣
やってる途中で、
「先生、この場に捨てたカードを復活させてもいいですか?」
という質問があり、みんなに聞いたところ、1度はカードを交換したり入れ替えたりしたいという意見が多かったので、新しいルールとして付け加えました。
こどもたちと一緒にゲームをつくりあげるのも楽しいです。
また後日、
「先生、おれもこのカードつくりたいから、カードちょうだい!」
という子もでてきました。
このような一言って何よりもうれしいですよね!
興味ある方はぜひお試しを!
#分数 # 計算 # 逆数 # ゲーム, #熱狂 , #協働学習 , #オリジナルキャラクター , #復活ルール , #創造性 , #学習意欲
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