第12回 寒波亭の所感
はじめに
7月17日に開催された寒波亭に初めて出ました。公式にデッキレシピも公開いただき、折角なので大会の所感をまとめようと思います。
まず初めに運営の方々、お疲れ様でした。
トナメルの使用やデッキレシピ提出などが不慣れでご迷惑をおかけしました(警告スタート)が、初めてのゲートボールCS楽しむことが出来ました。
昔を懐かしんでチーム3-2か2-3くらいで半日遊べれば良いなと思っていたのですが、幸運にも予選で個人4-1チーム5-0の1位通過、ベスト4でのフィニッシュとなり、大満足の結果になりました。
ゲートボールでのCS開催は引退勢復帰のきっかけにもなるため、是非継続していただきたいと思いますが、僕はハリケーンというカードがクソほど嫌いなので、出来れば別の環境でCSの開催をお願いします(他力本願)
とは言え201103環境が好きな方が多いと思うので、ゲートボール人口が増えれば良いなと思いつつ所感を綴ろうと思います。
環境について
※以下、完全な私見です。浅すぎる考察で本質が見えてなかったら申し訳ない。
まず最初に思ったのは201103環境と謳いつつも、既に独自の環境と化しているということです。
当たり前のことですが、当時のトーナメントプレイヤーから僕のようなお遊び復帰勢、寒波亭を通して初めて当時の環境に触れる方まで様々ですから、むしろ健全だと思います。
(終わった環境で延々と上位層だけが擦り続けてたらむしろキモい)
それが以下のデッキ分布にも表れているのでしょう。
201103〜09までの変遷は、六武デブリ墓地BFの三竦みから始まり、シエンに強いフォトレを擁したマシンガジェの流行を経て、低ランクの強力なエクシーズとTGを獲得したTG代行が全てを破壊して終わった記憶があります。
選考会こそ暗黒界が優勝しましたが、無視できない事故率から使用数は伸び切らなかったはずです。
構築も僕の当時の記憶からは乖離があり、ガジェもマシンなしのTGガジェが多数、暗黒界もスーパードロー型やモンスターを削った型が見られるなど、独自のものとなっていました。
どうやら環境研究が進んだことで、ガジェはシエンの解答をフォトレではなくストライカーからのシンクロに求め、暗黒界は事故を懸念するプレイヤーがいなくなったようです。
2つのデッキに共通して言えるのは1枚でイージーウィン出来るカードがあることです。発動すれば簡単に勝てるカードがあるのは復帰勢や初めてゲートボーラーに優しいですからね。
(最もガジェの代償はサイクや七つが蔓延る環境で代償を通しに行くプレイが要求されますが)
とは言えわざわざ横浜まで出張って当時の環境で遊戯王をするわけですから、1枚のアドバンテージを地道に取り合う対戦や、低速の環境ならではの罠の読み合いなどを楽しみたいですよね。
全くけしからんデッキ分布だと思います。
デッキ選択
とまぁ当時の環境と様相が異なるのは事前に分かっていたので、それを踏まえてデッキを選択、構築する必要性を感じました。
その答えがこれです。
ハリケーンは不愉快なので撃つ側に回ることにしました。
真面目に環境考えてる奴、全員先行クェーサーで破壊すっぞ!
完全な一発芸デッキで先行ドシコリ展開クェーサーをブチかまして◯×◯を量産する完璧な計画を立てました。後攻だったら負けで良いです。
嵐がないから罠が強い環境?
その結果がこれ
予選
TGガジェ 先◯×◯
デブリ 後×◯×
六武 後◯◯
六武 後×◯◯
カラクリ 後×◯◯
トナメ
bye
カラクリ 後××
なんで?
後手のゲームがほとんどでしたが、六武カラクリ共に最高展開はされなかったため耐えました。
3〜4枚の魔法罠を伏せられてターンを返されたので、どうせ2枚くらいブラフだろの精神でとりあえず突っ込んで適当な罠踏んで、残った手札でユニコール作ってライフ詰めて勝ちみたいな流れで何故か勝ちました。完全な上振れ。
負けた準決は同じ理論で突っ込んだら激流踏んだのと、サイドインされた御前試合がぶっ刺さって死にました。
これが本来の力です。
強いて言うならユニコールが強力でした。
コイツがチラつくと手札枚数が同じ場合はコイツが出る前に必ず罠を撃たなければならない、手札枚数が違う時にユニコールを出されると枚数を合わされる前に除去を撃たなければいけない(逆にユニコールが着地したとしたら後ろは全部ブラフか攻撃反応と分かる)という2択を迫れるのが、罠の多くない六武やカラクリに対して強かったです。
ラギアは全部横が踏んでくれたからラッキーでした。先行でライオウ出されたら負けです。
後退のネジは外してあるので。
皆さんも是非魔轟神を使ってみてください。
いっぱいドロー出来てクェーサー出せて楽しい以外何も強くないです。
おわり
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