ポルシェ911GTSカブリオレを体感する事ができました
サーキット オープンカー
ポルシェ911GTSカブリオレを体感する事ができました。
911のスポーツグレードとしてS以上のGTS。GTSの上にはターボとGT3が存在するが、かなりのスポーツグレードと想像できる。
全長4553mm 全幅1852mm 全高1300mm
ホイールベース2450mm。車重1690kg。
真っ青な実車と対面。ポルシェ911の独特な
シルエットが出迎えてくれた。いかにも速そうな
スタイルをしている。
そう、ポルシェ911は世界最高のスポーツカーで
ある。ドアを解錠し車高の低い運転席に腰を
掛ける。地面に座るような感覚である。
コクピットはポルシェ911伝統の5連メーターが目に映る。中央のメーターの左右が液晶となっている。左横には10.9インチのタッチスクリーンが鎮座し、先進的な1面も垣間見える。スポーツクロノ
パッケージのダッシュボード上のメーター。
フルバケットシート。ポルシェ911は次々と
電気自動車が現れる現代においても、スポーツカーの普遍的な存在である事を教えてくれる。
エンジンを始動する。運転席の後方で水平対向6気筒ツインターボエンジンが雄叫びを上げ覚醒した。
乾いたなんともいえない快音だ。久しぶりにこのサウンドを聞いた。ポルシェ ドッペルクップルング(PDK)、つまみのような小さいシフトをDレンジに入れ、いよいよ出発。
足回りはかなり硬い。
これならサーキット走行も申し分ないだろう。
幌を閉じたまま、市街地を走行する。室内空間は
サウンドは以外と静粛で脅威ともいえるボディ剛性の高さに感心する。停止しハンドルの
ロータリースイッチをスポーツモードへ。
三度、エンジンが雄叫びを上げ、走行時にエンジンの回転数が上がっていく。快音も大きくなる。
とりこになりそうだ。しばらく経ち、幌を開け
オープンにする。エンジンのサウンドに酔いしれるばかりか、オープンの状態での空力性能や剛性感の強さに、ただ感心をするしかなかった。
まさに至福のドライブ。ポルシェのGTSという
グレードはサーキット走行も可能で日常でも
スポーティーな感覚を味わえる物だと実感をした。
サーキットをオープンで走る事ができ、市街地を
のんびりとオープンでたしなむ事ができる、そんな夢のような車であると確信をした。なんて幸運なのだろう。自動車の電動化が進む昨今、ポルシェ911
という名車、世の車好きが愛してやまない
アイデンティティのような存在であるような気がしてならなかった。