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ダンス

ついに私の役割は、かんな8歳にして終わった。

あ、ダンスに対してって意味で。


かんなは小さい頃からダンスが好き。

曲がかかれば踊る。

それを見るのが親の私もパパも好きだった。


4歳になり、ダンスレッスンに行くかどうか迷った時期がある。


かんなのよさって自由の中ではじめて発揮できる。


でも、レッスンってフリ付けを覚えなければならないという束縛が入ってしまうから

どーなんだろう?と親の私は半分不安に思いながら、

ひとまず体験に連れてって本人の反応次第だなと思った。


そしたら、あっさりと


習いたい!


って。笑


習いたい!という気持ちが何よりも嬉しくて通わせることを即決した。


入ってからはやっぱり4歳の理解力に習うことがついていけずに


私も毎回動画を撮っては、

家で教えたりしていた。

もちろん厳しく教えることもあった。(今考えたらこれが一番いらんかったよなぁーと思う)


4歳で大きなステージで発表会というものを体験でき、


照明が当たったあの感覚を味わえることが出来たことはとてもよい体験だったと思う。


かんなは周りに

ダンス上手いね!


ってよく言ってもらえていた。

親としてもうまいとは思っていたが、

日本や世界レベルから考えると、

普通。もしくは、もっと練習しないとうまいにはなれない。

という位置だと思っていたし、

そこを目指さなくても、かんなが楽しいと思えればそれでいい。


と思っていた。


ダンスで自己表現が出来れば、


生きていく上でも最大の力になるだろうと。


で、かんなのよさを表現させるにはバトルだなと。


とても負けず嫌いなので、やはり勝負事だと負けたくない!という気持ちが表現力を後押しする。


しかも、何の曲がかかるかわからないという状況で、


とっさにかかった曲に合わせて踊る。


しかも自分らしく自由に。


なんて、かんなにピッタリとしか思えんやろ✨


と思っていたから、


小1ではじめてダンスバトルに出た。


本人が出る!と決断したから申し込んだ。


そこで、ダンス界で有名な先生がジャッジで来てくれていたんだけど、


その方がかんなの踊りを見て、

インスピレーションを感じているような反応があり、


そして、ジャジでかんなに上げてくれる様子を見て、


親の私は、


かんながもっと表現力を磨ける環境に連れていくことが私の役割や。

と思った。


そっから、地元の有名なダンス教室に見学に連れて行ったりした。


1つは先生の雰囲気がかんなに合わなすぎて辞めた。

今振り返っても、あの雰囲気はないでしょって思う。笑


もう一つ見学に行った。


そこで、素敵な先生に出会った。

ひとまずここに預けてみることにしながら、

そこはジャスベースだから、


今まで習っているヒップホップの教室も同時に行くことで表現の幅が広がるだろうと。


ジャスベースの教室では、

基礎クラス中心にいってたんだけど、


途中で新しくK-popのクラスが出来、

かんながそこに行ってみたいという気持ちになったから、そこも習うようになった。


何かを始めると、
かんなの表現力がぐんぐん上がるのがわかって面白かった。


そしたら、K-popのクラスに上級者クラスが出来ると。

かんなの年齢だと入れないんだけど、

本人が行きたい!と言い、

先生もかんなの可能性をみてくれていて

許可してくれた。


先生は高校生だから、お姉ちゃんという感じだったこともかんなにとってはめちゃくちゃ重要だったなぁと思う。


そこに入ってさらにかんなは表現力が増した。


上手な年上の先輩集団に囲まれてレッスンすると、

スポンジのように吸収する。


かんな自身も、少しずつ自信がついてきていた。


実はこの教室には、アメリカで活躍していたダンサーがいる。

その方のレッスンを親としては受けさせたいなと思っていた。


でも、かんなは何でも新しいことは


怖い


というタイプなので、

見学に行くにもハードルがあるなぁと思っていた。


そしたら、色んなタイミングが重なり、


先生から、

そのクラスの先生がかんなちゃんに来てほしいって言っていたよ。


と声をかけてもらえた。


マジ?じゃあ見学行ってみようよ。


って誘うと、本人もすぐさま行くと決断した。


ここが本当に大きな一歩になった。


そのレッスンに見学に行ったんだけど、
やっていいよってことになり、
レッスンを体験してみることに。笑


かんなはとっても楽しそうだし、
クラスの子達はみんないい子でかんなをめちゃくちゃ歓迎してくれていた。


そして、先生が本当に最高すぎた。


かんながさらにかんならしくダンスを表現するのに

ピッタリすぎる要素ばかりを持ち合わせた方だった。


かんなも今までのどのレッスンよりも一番テンションが上がっていて、


その日のその瞬間に


ここに行く!


と決めた。


私はその時、自分の役割はここで終わったなと思った。


親としての責任は、

子どもの得意とか楽しいとか好きをベースに

その環境まで連れていくこと。


今回その先生との出会いは、


こっからその先生がかんなを色んな世界に導いてくれるだろうと確信できた。


こんな喜びないよー。

幸せすぎるよー。


かんなもワクワクしていて、

それを見るのも楽しくて。


よし!かんなの可能性を最大化するために、


親の私はとにかく稼ぐよ!


と腹を決めたところです。笑

そうは言っても甘えん坊なかんな。笑

そこもしっかりサポートしますよ♡

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