マイクロソフトの原子力発電AIや! ロボット工学の「GPT-3の瞬間」、元OpenAI従業員の告発
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マイクロソフトが原子力発電に手を出したんや。最近、コンステレーション社と20年間の電力購入契約を結んで、スリーマイル島原子力発電所の一部を再開するらしいねん。この発電所、アメリカ史上最大級の原子力事故を起こしたとこやねんけど、マイクロソフトはここの電力をAIシステムに使う計画やて。
次にNVIDIAのAIエージェント部門のリーダーで上級研究員のジム・ファンさんが、ロボット工学業界の「GPT-3の瞬間」が2〜3年以内に来るって話してはったんや。この動画では、その「GPT-3の瞬間」が一体何なんか、そしてなんでそれがすべてを変えてまうんかについて見ていくで。
最後に、アメリカ上院の公聴会で元OpenAI研究員のウィリアム・サンダースさんが、AGI(汎用人工知能)が早ければ3年以内に作られる可能性があるって警告したんや。彼の言うてたOpenAIに関する興味深い話や、AGIが人類にもたらす差し迫ったリスクについても見ていくで。
せやから、さっそく本題に入るで。この記事によると、マイクロソフトとコンステレーション社がスリーマイル島の再稼働のための電力購入契約を結んだんやて。この契約では、マイクロソフトがスリーマイル島からエネルギーを購入して、その州にあるデータセンターの電力にするらしいねん。
コンステレーション・エナジーの社長兼CEOのジョー・ドミンゲスさんはこう言うてはったわ。「データセンターを含む、我が国のグローバルな経済的・技術的競争力にとって重要な産業に電力を供給するには、毎時間、毎日、カーボンフリーで信頼性の高い大量のエネルギーが必要です。原子力発電所は、その約束を常に果たせる唯一のエネルギー源なんです」
つまり、こういう巨大AIシステムの電力需要がめっちゃ大きくなってきて、企業が原子力エネルギーに目を向け始めてるってことやねん。もちろん、リスクもあるわな。チェルノブイリの大惨事や、そこまでひどくなかったけどスリーマイル島の事故なんかもあったしな。
でも、原子力エネルギーにはメリットもあるんや。今の原子力発電所は全部、核分裂で発電しとるんやけど、AIデータセンターみたいな大規模な運用には従来の方法よりずっと信頼性が高くて効果的なんや。ただ、めっちゃ資本集約的やから、マイクロソフトみたいな超大手AIカンパニーしかこんなことできへんのや。
彼らがAIの可能性をめっちゃ信じてなかったら、何十億ドルもこのプロジェクトに投資せえへんやろ。それに、実用可能な核融合が実現したら、理論的には無限のエネルギー供給ができるっていう希望もあるんや。
核融合は原子を分裂させるんじゃなくて、合体させてエネルギーを作り出す方法やねん。核分裂よりずっと多くのエネルギーが出るんやけど、今んとこは制御するのがほぼ不可能なんや。サム・オルトマンはこの種のエネルギーの大ファンで、自分の金をかなり投資してるらしいで。
使える核融合はずっと未解決の問題やったんやけど、AIの登場で初めて企業にとって即座に利益を生む可能性が出てきたんや。もしAIの助けを借りて核融合のエネルギーを利用する方法を見つけられたら、電力の制約なんてもはや存在せえへんようになるかもしれんのや。
ほかの企業もこの波に乗り始めてるで。Google CEOのスンダル・ピチャイさんも最近のインタビューで、GoogleがAIシステムの電力源として新しいエネルギー源を探してるって言うてはった。その一つが小型モジュール炉(SMR)やねん。これはほんまに小さな原子力発電所みたいなもんや。
ピチャイさんはこう言うてはったわ。「今、1ギガワット以上のデータセンターの開発に取り組んでるんです。2年前には考えもしなかったことですよね。これには全部エネルギーが必要なんです。短期的には課題がありますが、中長期的には楽観的です。新しいエネルギー源の開発にも多くの資本投資が集まってるからです」
「我々は風力や太陽光にかなり早くから投資しました。そこにチャンスを見出したからです。今日では、最大規模のデータセンターの多くが90%近くカーボンフリーで運用されています。最近、あるデータセンターで地熱を使い始めました。新しいエネルギー源を導入したんです。他社にもそうしてほしいですね」
「小型モジュール炉、つまり原子力発電用のSMRに投資されてる金額を見ると、中長期的には楽観的になれます」
せやから、これからAI業界で原子力エネルギーの話をよう聞くようになると思うわ。リスクがあるように見えるから論争を巻き起こすかもしれんけど、一般的にはめっちゃ安全やねんで。
みんなはどう思う?AIカンパニーがAIシステムの電源として原子力エネルギーを使うのを支持する?それともリスクが大きすぎて、こんな技術を彼らの手に委ねるべきやないって思う?
さて、次はマイクロソフトから新しいモデルが発表されたで。GRINっていうグラデーション情報を使った専門家の混合モデルやねん。パラメータは66億個しかないのに、様々なタスク、特にコーディングと数学のタスクで驚くほど良いパフォーマンスを出すんや。
専門家の混合(Mixture of Experts)について知らん人のために説明すると、これはAIモデルをより効率的にするためによく使われる方法なんや。簡単に言うと、コーディングや数学みたいな特定の分野で特に優れた複数のAIモデルや専門家が協力して働くんや。
そして、ルーターやゲートネットワークっていうのがあって、これが基本的にどの専門家にクエリを送るか決めるんや。一番正確な答えを最も効率的に得るためにな。これにより、小さなモデルでもめっちゃええパフォーマンスが出るんや。
このベンチマークを見てみ?サイズがずっと大きいモデルと同等かそれ以上のパフォーマンスを出してるやん。特定のベンチマークでは約1.8兆パラメータのGPT-4やぅ打ち負かしてるんやで。このサイズのモデルやったら、ほんまにスマホで動かせるんやで。考えたらめっちゃすごいやろ?
ほかにもmistralから新しいモデルが発表されたで。Pixar-12Bっていう、初のマルチモーダルモデルやねん。これもめっちゃ小さいモデルやのに、サイズの割に一般的なベンチマークでめっちゃ良い成績を出すんや。これが、これからのAIモデルの方向性を示してるんやで。
新しい知識の蒸留方法がどんどん発見されてるから、こういう小さくて効率的なAIモデルがどんどん増えてきてるんや。さっき見たモデルや、OpenAI O1 Miniみたいな最近の小さなモデルからめっちゃすごいパフォーマンスが出てるのはそのせいなんや。
そして、mistralみたいに企業がAPIをリリースし始めたら、最終的にはほとんどの人が自分のデバイスでこれらを動かして、好きなもんを作れるようになるんやで。
中国のAlibaba社も小さなモデルで成功してるで。最近、Qwen-2.5っていう一連の基盤モデルを発表したんや。これには、500万パラメータの超小型モデルから720億パラメータの大型モデルまで、いろんなモデルが含まれてるんや。
720億パラメータのモデルは、Mistral Large 2やLlama 2.1 105Bみたいな最先端のオープンソースモデルと同等のパフォーマンスを出すんや。人工分析によると、実はこれがオープンソースモデルの中で最高のパフォーマンスを出すモデルなんやて。モデルの知能という点ではな。
GPT-4やぅClaude 3.5 Sonnetみたいな現在最先端の非公開モデルに匹敵するレベルやで。これ、ほんまにすごいことやで。
せやから、AIレースはますます激しくなってるんや。アメリカも中国も全速力でAIに突っ込んでるから、これからどうなっていくか見物やで。
ほかのAIニュースやけど、NVIDIAの上級研究員のジム・ファンさんが、最近のSEQOIA Capitalとのインタビューで人型ロボットの未来について話してはったんや。ロボット工学業界の来たる「GPT-3の瞬間」について話してる短い動画があるから、ちょっと見てみよか。
ジム・ファンさん:「ロボット工学を2つのシステムから成り立ってると考えてるんです。システム1とシステム2ですね。これは『ファスト&スロー』って本から来てるんですけど、システム1は無意識で速い低レベルの運動制御のことです。例えば、このコップを掴むとき、指先をミリ秒単位でどう動かすかなんて考えませんよね。これがシステム1です」
「システム2は遅くて慎重で、推論や計画立てみたいな、意識的な脳の力を使うものです」
「GPT-3の瞬間は、システム1の側で起こると思うんです。僕のお気に入りの例は『開ける』って動詞なんです。『開ける』って言葉の複雑さを考えてみてください。ドアを開けるのと窓を開けるのは違うし、ボトルを開けるのや携帯電話を開くのとも違います」
「でも人間は、『開ける』が違うものと相互作用するときに違う意味を持つってことを簡単に理解できるんです。違うものと相互作用するときに違う動きを意味するってことをね。でも今のところ、これらの動詞を低レベルの運動制御で一般化できるロボットモデルは見たことがありません」
「抽象的な意味でこれらの動詞を理解して、人間にとって意味のあるあらゆるシナリオに一般化できるモデルが見たいですね。まだそんなモデルは見たことないですけど、この瞬間が次の2〜3年で来る可能性があると期待してます」
ジム・ファンさんが言うてはる通り、抽象的な概念を一般化して理解する能力は、今の人型ロボットが苦手としてることなんや。でも、ロボットが実際に役立つためには、これができるようになるのが絶対に必要なんや。特に家庭や職場みたいな、ユニークで常に変化する環境で使うときにな。
ジム・ファンさんは、これが次の2〜3年で実現すると期待してて、LLM(大規模言語モデル)にとってのGPT-3と同じくらい大きな瞬間になるって言うてはんねん。
人型ロボットに本当の意味で一般化する能力と新しい環境に適応する能力を与えられたら、あとはそれらを大規模に展開して、実際に使いながら学習させるだけやねん。
ここで大事なのは、一台の人型ロボットが新しいスキルを学んだら、全体のフリートがそのスキルを獲得できるってことや。まるで集合知みたいやな。
それに、人型ロボットのコストと、それらがもたらす生産性向上の可能性を比べたら、特に時間とともに常に進化していくことを考えると、ほとんどどんな企業にとっても間違いなく投資する価値があるんや。
以前の動画で詳しく説明したけど、要するに平均的な労働者より生産性が5%上がるだけでも、企業は最大16万6000ドルまでなら人型ロボットの購入を正当化できるんや。これはだいたい、これらのロボットの予想価格と同じくらいやねん。
もちろん、人型ロボットがどうしてもできへんタスクもあるやろうけど、一般化できるようになったら、できるタスクがめっちゃ増えるんや。これが2、3年以内に実現するかもしれんのやで。
さて、最近のアメリカ上院の公聴会で、元OpenAI従業員のウィリアム・サンダースさんがOpenAIでの経験と、人類に重大な害を与える可能性のあるAIシステムの構築にどれだけ近づいてるかについて話したんや。この公聴会の主なポイントをThe Decoderの記事がうまくまとめてるから、ちょっと見てみよか。
記事にはこう書いてあるで。「元OpenAI従業員のウィリアム・サンダースさんが上院の公聴会で、元雇用主に対して深刻な告発をしました。サンダースさんの主張によると、OpenAIは厳密なテストをせずに、急いでAIを開発することを優先して、セキュリティをおろそかにしたそうです」
「サンダースさんは警告しました。『開発者がこの種の危険な能力を見逃す可能性があります』。サンダースさんによると、AGI(汎用人工知能)システムが早ければ3年以内に開発される可能性があるそうです。彼は証拠として、OpenAIが最近リリースしたO1モデルの数学とコーディングの競技会での成績を挙げました」
サンダースさんはこう言うてはったんや。「OpenAIの新しいシステムは、予選落ちから金メダル獲得へと飛躍しました。私の仕事に関連する分野で、私よりも優れた成績を収めたのです。まだ大きなギャップはありますが、3年ほどでAGIシステムが構築される可能性は十分にあると考えています」
ほんまに面白い時代に入ってきたなぁ。この動画作ってる間に、今週だけでもAI業界のめっちゃすごいニュースがいっぱいあって、ちょっと驚いたわ。原子力エネルギーから一般化できる人型ロボット、そして数年以内にAGIができる可能性まで、ほんまにすごいな。
正直、5年後の世界がどうなってるか、まったく想像つかへんわ。タイムマシンで未来をちょっと覗いて、これがどうなるか見てみたいくらいや。でも、まあ待つしかないな。
記事に戻るで。後の方にはこう書いてあるんや。「そんなシステムは、ほとんどの経済的に価値のある仕事を人間よりも上手にこなせるようになり、自律的なサイバー攻撃や生物兵器の開発支援など、かなりのリスクを伴う可能性があります」
「サンダースさんはOpenAIの内部セキュリティ対策も批判しました。『OpenAIにいた時、私や数百人のほかのエンジニアがアクセス制御をバイパスして、GPT-4を含む同社の最先端AIシステムを盗むことができる脆弱性が長期間存在していました』」
「リスクを最小限に抑えるため、サンダースさんはAI業界のより強力な規制を求めました。『もし、ある組織が誰にとっても重大なリスクをもたらす技術を開発するなら、そのリスクを回避または最小化する方法を決定する際には、一般市民と科学コミュニティが関与しなければなりません』と彼は強調しました」
これ、OpenAIについて何度も聞いたことやな。セキュリティ対策の不足とAIの安全性を真剣に受け止めてないことについてや。でも今、彼らはアメリカ政府と協力してて、最新のAIモデルへの早期アクセスを提供してるから、将来的にはそんなに心配せんでもええかもしれんな。
OpenAIと言えば、最近リリースした新しいO1 MiniとO1 Previewモデル、そして間もなくリリースされる完全版O1モデルのおかげで、資金調達には全然困ってへんみたいやで。
記事にはこう書いてあるで。「この人工知能スタートアップの65億ドルの資金調達ラウンドは、オーバーサブスクリプション(応募超過)になったそうです。つまり、投資家たちは会社が受け入れる準備ができている以上の金額を投資したがっていたということです」
「ある情報筋によると、過剰な需要は数十億ドルに上り、金曜日には一部の投資家が選に漏れたことを知ることになるそうです」
つまり、OpenAIはどこにも行かへんってことや。みんな文字通り金を受け取ってくれって頼んでるんやで。OpenAIが近いうちにIPO(新規株式公開)するんも驚かへんな。
最後に、この動画を締めくくるのは、RunwayがLionsgateとの初のパートナーシップを発表したツイートや。Lionsgate Studiosは世界最大のエンターテイメント企業の一つで、『ハンガー・ゲーム』『トワイライト』『グランド・イリュージョン』『ソウ』など、めっちゃ有名な映画やTVシリーズの制作や配給に大きな役割を果たしてるんや。
このパートナーシップで、プロが制作する初のAI映画やTVショーが生まれるかもしれんな。そうなったらエンターテイメント業界で大きな話題になるやろな。
とにかく、今日のニュースはこれくらいや。見てくれてありがとう。面白かったら「いいね」押してな。そして、これからもこんなAIニュースを見たいなら、チャンネル登録よろしくな!
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