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Googleが次世代大規模言語モデル、Gemini 2.0を発表

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Googleの株価が2日間で約10%上昇し、さらに同社から新たな発表があったとのことでディ・デローザにお話を伺います。
「やあカール。Googleが大規模言語モデルの次世代版となるGemini 2.0を発表しました。同社はこれをエージェント時代の次世代モデルと呼んでいます。Gemini Flashと呼ばれる実験的なバージョンが本日から全ユーザーに提供され、推論能力や複数モダリティにおける進歩を含む新機能が追加されます。これらは全て、ユニバーサルなパーソナルアシスタント、つまりエージェントというAIレースの次なるステージに近づくためのものです。
Googleはまた、従来の検索を使用している10億人のユーザーに対してGoogleのAI回答を提供している検索オーバービューに、より高度な推論機能を組み込むことで、その配信における優位性を活かそうとしています。
また、今年初めのIOイベントで紹介された開発プロジェクトAstraにもアップグレードがありました。このプロジェクトはスマートグラスという新しいフォームファクターを採用しています。『カムデンまでの自転車ルート上にスーパーマーケットがないか確認できる?』『カムデンロードにセインズバリーズが、チョークファームロードにモリソンズが、そしてカムデンハイストリートにM&Sシンプリーフードがあります。』
このデモの別のパートでは、より優れた記憶能力も披露されており、数時間前に伝えられたドアコードを、ビデオに登場したユーザーに正確に伝えることができています。Googleは、グラスに関する追加のニュースが間もなく発表されると述べていますが、これらは全て、AIのエージェント時代には新しい消費者向けハードウェアやユーザーアプリケーションが含まれる可能性を示唆しています。
これは、モデル自体の進歩が頂点に達したか、あるいは停滞しているのではないかという疑問が渦巻く中での発表となりました。
また、このGoogleの発表は、ライバルのOpenAIが「12 Days of Shipmas」の一環として行った一連の製品および機能の発表に続くものです。皆さん、今年末に向けて、生成AIのライバル企業たちがユーザーアプリケーションをリリースすることに大きな urgencyを感じているようです。」

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