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ロサンゼルスはコンクリートの川を変えようとしている - その理由

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ロサンゼルスがコンクリートの川を緑豊かな都市のオアシスに変えようとしてるんです。みなさんはきっと、映画のシーンでロサンゼルス川をご存知やと思います。「グリース」の中の有名なシーンが、おそらくこの川で撮影された一番よく知られたシーンでしょうな。ダニーとレオの間で行われた、第1街路橋と第7街路橋の間での忘れられへんドラッグレースのシーンを、みんな覚えてはるでしょ。
でも、この川にはデメリットもあるんです。長年、ロサンゼルス川は51マイルのほとんどの区間で排水溝みたいなもんで、大部分がコンクリートで覆われてたんですわ。過去100年の間に、農業や都市からの流出水で川が酷く汚染されて、住民の健康にも環境にも悪影響を与えてきたんです。
この地域に住んでる人らは、汚染物質にさらされすぎてて、緑地にもあんまりアクセスできひんかったんです。この動画では、ロサンゼルスの住民が自然を基盤にした解決策を使って、ロサンゼルス川をどう変えてきたかをお見せしますわ。生物多様性を高めて水の安全性を改善することで、何十万人もの人々の生活を良くしてるんです。
Circle of the Earthへようこそ。ここでは、再植林や砂漠化防止、緑化プロジェクトについてあらゆることを探求しています。今日の動画に飛び込んでいきましょう。
植民地時代以前のロサンゼルス郡では、川や小川の水が自然に流れて、トンバ族、タタビアム族、チュマシュ族の人々を支えてたんです。1900年代初頭の人口爆発で、ロサンゼルス川とその支流はもう地域の水需要を満たせへんようになってしまいました。
都市がコロラド川と北カリフォルニアから水を得るようになると、ロサンゼルス川は重要な地域の水源から、やっかいもんとみなされるようになったんです。今や380万人の人口を抱えるロサンゼルスは、カリフォルニア州最大の大都市になりました。
2000年代を通して、ロサンゼルスの住民は深刻な干ばつに悩まされてきました。カリフォルニア史上最長の干ばつは、2011年12月から2017年3月まで6年間続いたんです。
カリフォルニアの水系は複雑にダムや水路、パイプラインが絡み合って、3000万人以上の人々に水を供給し、230万ヘクタール以上の農地を潤してるんです。でも、水需要が増えて干ばつが続くにつれて、州の水供給は歴史的な低水準にまで落ち込んでしまいました。
ロサンゼルス川は、サンフランシスコバレーからロサンゼルスを通って、ロングビーチの海に流れ込む51マイルの川です。このうち31マイルがロサンゼルスの中心部を流れてるんです。1930年代、記録的な大雨で町全体が洪水の被害を受けました。
その結果、陸軍工兵隊が人命と財産を守るために洪水対策を考え出し、川全体をコンクリートで囲い込んだんです。これで排水システムと洪水制御用の水路に変わってしまって、水を海に流すだけのもんになってしまいました。全部が高いフェンスの後ろに隠れてしまったんですわ。
時が経つにつれて、橋や川岸、高速道路や線路が川床に沿って建設され、周りに住む人々から川が見えにくくなり、触れ合えんようになってしまったんです。
平均的な日には、2億700万ガロンの真水が河口から海に流れ込んでます。その水の一部は雨水で、一部は灌漑の流出水、一部は水再生プラントからのもんです。どれも地下水を補充せえへんのです。これは自然資源の大きな無駄やというだけやなく、鳥の数も激減させ、広大な生態系を破壊して、生物多様性に悪影響を与えてきたんです。
こういった理由で、1980年代には川をきれいにして自然の生態系を取り戻そうという地元の運動が盛り上がりました。彼らは「ロサンゼルス川の友の会」というグループを作って、1989年以来50万ポンドものゴミを片付けてきたんです。
ロサンゼルス川の友の会は、コンクリートを取り除いて自然の生態系を取り戻すために頑張ってます。このグループは、川沿いの元工業用地に自転車道や公園を作るのにも貢献してきました。
スチールヘッドトラウトの回遊ルートに、4.8マイルの魚の生息地を作ったんです。これは一部ロサンゼルス川のコンクリート化のせいで絶滅の危機に瀕してる魚なんです。岩の集まりや植物、水たまりを使って作られました。
それ以来、ロサンゼルス川を自然の状態に戻すためのいろんな取り組みが出てきて、全部が「ロサンゼルス川マスタープラン」というプランにまとまったんです。
このプランでは、25万本の木を植えて世話をし、8500エーカーの透水性のある地表を作って、大気と水路から汚染物質を取り除く自然の濾過システムとして機能させ、特定の支流に沿って3000エーカーの植樹された緑地を保護し、拡張することで、ロサンゼルス川の生息地と生態系を復元しようとしてるんです。
郡の役人らは、このプランのプロジェクトを全部実行するのに、今後25年間で190億から240億ドルかかると見積もってます。
近くの都市公園や自然地域での取り組みは、川の復元プロジェクトを補完するもんです。リオ・デ・ロサンゼルス州立公園では、100エーカーの自然復元プロジェクトで、バイオスウェルを使って自然地域を再び野生化しようとしてます。
バイオスウェルは、雨水の流出を集めて運ぶように設計された水路で、ゴミや汚染物質を取り除きながら、野生動物や鳥の生息地も提供するんです。
2022年までに、ロサンゼルスはすでに11マイルの排水溝を、75年ぶりに本物の川らしいもんに変えてます。3マイルのグレンデールナローズは今や一般の人も利用できるようになって、地元のスポーツクラブ、ロサンゼルス市長、主要な関係者らがすでにカヤックを楽しんだり釣りをしたりしてるんです。
これはすでに大きな成果で、これからもっと多くの成果が出ることを願ってます。ロサンゼルス川の復元は、排水システムに作り変えられて水を海に流すだけになってしまった都市の水路を、雨水や流出水を捕らえて保持する川に戻せることを示す先駅的な例になってるんです。これは特に干ばつの多い地域では重要なことですわ。
自然を基盤にした解決策を使って水路を復元することで、生物多様性を高め、水質を改善できることが実証されました。そして川は貴重な資産となり、都市の住民にとって大きな利益をもたらすんです。
みなさんも、もっと多くの都市が川を緑地に戻すべきやと思いませんか?ロサンゼルス川プロジェクトについて、どう思われるか、コメント欄で教えてください。
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