癌になっていました #8
経過観察の日々
転院して数回の受診がすぎ、その間腫瘍は変化なしでした。
発覚から数回、変化なしと言われる頃には、勝手に私はこれは良性のものかな?
と思っていました。
そのころ、数年働いていた職場の移転閉鎖が決まり、転職活動をし、無事転職。
新しい仕事を覚えながら、娘の大学受験のサポート。
自分の身体より、娘のことで手一杯の忙しい日々を過ごしました。
娘が後期日程でようやく本命に合格し、ほっとしたのもつかの間、春の一番忙しい時期に夫がウイルス性の肺炎で10日間入院しました。
腫瘍があるといっても、自覚症状がない私は、バタバタと一人で雑務をこなし、激動の3月、4月、5月と月日は過ぎていきました。
5月の検査の日、色々落ち着いたので、この8月に手術をしたいことを先生に告げました。
そこから、怒涛の検査ラッシュが始まりました。