【第一種衛生管理者】18時間で合格した学習方法(リスキリング日記⑤)
◆第一種衛生管理者(2021年)
【切っ掛け】お爺さんと呼ばれる年齢に近づいて
来て、少しでも手堅く仕事に繋がり、難易度が
高くなさそうで今の仕事にも活かせそうな資格を
探して衛生管理者に辿り着きました。今の職場
なら第二種でも良いのですが、その内、メーカー
等に出向になるかもしれないので「どうせなら」
と工場勤務でも有効な第一種にしました。加えて
受験資格でもある「衛生管理の実務経験年数の勤
務先証明」を貰い安い環境である内に取得してお
こうという事情もありました。
【勉強内容】「スッキリわかる第一種衛生管理者
(テキスト・問題集)」を買って、前日一夜漬け
で8時間勉強し不合格。もう一度2ヶ月後に前日
に10時間勉強して合格しました(トータル18時
間ですが、2回目の試験の時に前の勉強内容は
忘れてしまっていたので実質12時間位です)。
【結果】第一種衛生管理者合格(2回目で合格)
【感想】受験者は大体、会社に言われて仕事
として受験している人が多い印象。高額(3
万円くらいだったかな?)の事前セミナー
にも会社の費用で参加したりするらしい(当
然私はセミナー受講無し、テキスト学習のみ)。
また、第二種を先に合格していると第一種が
一部免除になるため、各受験毎の学習範囲が
約半分になります。その為、無難なのは第二種
を先に受けてから第一種を受ける事だと思い
ますが、まぁ、そこまでしなくてもある程度の
勉強すれば受かります(同い年の飲み友達で
工場勤務のお姉さんは一発合格してました)。
前述した通り受験者の大半が仕事として受験
しているので、それなりに準備して試験に臨
んでおり、合格率が4割超える試験でも(僕が
そうであったように)ナメたら落ちます。
一応、必置資格でもあるので取得者を歓迎
してる求人もチラホラありますし、労務管理
の面で役立つ知識でもあるので特にシニア層
が転職活動する時には取っていて邪魔にはな
らない資格だと思います(あまり高い年収は
期待出来ませんが、「雇用確保」には有効、
という理解です)。
私もそうでしたが、職場から「勤務先からの
証明」を貰うには「衛生管理の実務(堅苦し
く考えず、管理職でOK)」に携わっている事
が必要ですので、管理職の方は現在の職場から
証明を貰える内に取得を考えてみても良いの
ではないでしょうか?(異動で管理職で無くな
った後や退職後は、証明を貰う精神的なハード
ルも出てくると思いますので…。)
但し、受験は面倒でした。各地の安全衛生
技術試験協会に対して、実務経験等の受験資格
を勤務先に証明してもらった申込書に卒業
証書写等も添付して申し込みが必要です。
また、都道府県によっては土日は殆ど受験が
出来ないようになっており、僕の様な一夜漬け
の受験者には地味に辛い試験でした。