秩父宮杯と、そこまでの道のり
修善寺が終わってから早3ヶ月。
トレーニングも気力もなくなり、ゲームをしながら
ダラケた日々を送っていたが、それでもレースはやってくる。
今回はチーム戦なので、チームとしての最低限の走りも要求されるだろうし、トレーニングしないと。
だけど、乗りたくない。
そんなこんなでサンデーライダーのまま本番当日を迎えた。
申し訳なさ程度に、1週間で2キロ減らす突貫工事だけしておいた(´・ω・`)
【レース前日】
結局、調整もしないまま今週も乗らなかったという変な罪悪感に悶絶しつつハーゲンダッツを食べてた。
ほぼ1日寝てるかYouTubeみてるかで終わった。
あ、洗車してないや
と思い出し、とりあえず夕方から洗車。
蚊に刺されまくって痒かった…
【レース当日】
当日にバタつくのは嫌いなので、早めに到着。
ボケーっとしすぎて
シューズ積んだ記憶が無く、めちゃくちゃ焦った。(ちゃんとあった)
到着してから受付まで1時間以上ある。
のんびりタイム
これ、大切(^^)
あ、ローラー忘れた。
本当どこまで底辺に沈んだのか…。
当日は黒須さんが色々とお世話をしてくれた。
テントを張ったり、貴重品預かってくれたり。
そして今回はチーム員が沢山居たので、なんだか凄くリラックスしながら過ごしていた。
ありがたやm(_ _)m
そして監督からは、割とギリギリ到着の連絡が入ったらしい。
周りはおいおいと騒ぐけど
私は監督のマッタリムードが嫌いじゃないです(笑)
皆でスタート地点まで向かう。
開会式に参加し、そこには、林家たい平師匠の姿も。秩父の観光大使だとあとから知ったが
秩父宮杯の力の入れ方もわかった。
【パレードラン】
パレードランから始まる秩父宮杯。
パレードランらしからぬスピードだと聞いていたが、普通だった。よかった。
沿道からの声援があるレースなんて初めてだったので
なんだか楽しかった。
地元をあげての開催って、面白い(^^)
【レーススタート】
スタートと同時に
『ローリング?え?アクチュアル?』
みたいな声がパラパラ。
アクチュアルだとわかり、皆すっ飛んで行った。
⚫1~2週目
久しぶりのレースで、どこまでやれるのかも未知数だったが
とりあえずは以前と同じ感覚でこなしてみる。
やはり脚の反応が鈍い。
秩父宮杯の坂は2分半くらいの短い坂だが
勾配がある。
一発目のトルクが鈍くて、坂に入るたび
横から抜かれ後方に下がってしまう。
ただ、そこからは思いのほか粘れる。
悪くはない。
そしてここのコースは
一周20分程度。
ほぼ平地である。
2分半登ったら、18分は休み。
集団も50km近くは出ているが、パワメ的には200~230程度でのんびりLSDという感じ。
⚫3~4周目
この辺になると、人もかなり減ってきた。
3周目の下りで中切れを起こされた。
!挙句の果てに、下りで胃液を掛けられた!
まぁ、飲み込めなかったんでしょう…
仕方ないさ(´;ω;`)
そしてこの中切れが埋めるのに時間がかかり、割と脚を使った(平地で助かった)
復帰してからぬくぬくしていたが
一応申し訳なさ程度に前に出て
ローテを回す。
脚はここまで順調。
⚫5~ゴール
この頃になると、チームも3人になっていた。
そしてそこには我がチームの技巧派、吉野さんの姿も。
前々から思ってはいたが
吉野さんは姿が見えなくなっても必ず現れる。
目立ちはしないが、堅実な位置で走る。
感心しますいつも。
この頃になると、登ってて辛さを感じるようになる。
思い出してたのは修善寺。
気を失うかもしれないまで追い込んだレース。
あれが10なら、今は5だな。
あの経験は大きかった。
だがしかし、意識の甘さから
ラスト1周、展開が変わるタイミングで後方に居てしまった。
あ、前行かなきゃ…
思った時には湾岸を発端に逃げを打たれてしまった。
その直後、ペースが落ちた。
有力勢を逃げに送り込んだチームが蓋をした。
距離的にはTTすれば単独でも追いつけたかもしれない。いや、追いつけた絶対
けど、今の私ではできなかった。
その時初めて
『練習しとけばよかった』
と、後悔した。
練習不足は、脚も気持ちも弱くしていた。
後は集団で少しでも前でゴールする以外、成すすべがなかった。
最後は吉野さんが引いてくれて
発射からの1人抜いて26位ゴール。
【反省】
ゴールした時は、思いのほか走れた事に満足していたが
だんだんと情けなさと悔しさがでてきた。
この日の最大心拍は179
私のレースMAXは195
いかに追い込めていなかったかがわかる。
だけど、それでも辛く感じたのは
明らかなトレーニング不足。
埼玉のチームとして、そしてチーム戦で
こんな走りをして申し訳なかったと思うのと同時に
この秩父宮杯をきっかけに闘争心に火が着きました。
『またここで優勝争いしたい』
やっとこの気持ちが戻ってきた。
次は群馬にジャパンカップに山梨、霞ヶ浦と
10月にレースが盛りだくさん。
気合いを入れ直していく。
ある意味、良い大会だった。
来年は必ずリベンジします。
最後に、サポートに回ってくれたチームメイトの黒須さん。ありがとうございました。
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