JBCF東日本クラシック
今回はレースレポとかではなく、感じた事を中心に書こうと思う。
まず、今回の修善寺で1番印象に残ったのが
マトリックスの小林海選手の
逃げ形成からの振るい落としからの独走優勝。
マジで超カッコイイ
私が目指す走り方そのものだった。
カンチェラーラもそうだった。
ずっとあんな勝ち方を追い求めていて
群馬の時もそれを目指した。
大磯はたまたま上手く行き、独走した。
私は登りは苦手ではないが、特段速い訳でもない。
平坦なら可能かもしれないが、修善寺では厳しいだろう。
いや、もちろん逃げたい。
集団から抜け出し、リードを徐々に広げながら
逃げ集団を切り離して行き、最後に残った人を引きちぎってゴールする。
小林海選手だからできた事だと思う。
私には無理とかではなく
"まだ"そこまでのフィジカルが無い。
群馬で大敗してから、夢見て走るのでは無く
考えて上手に走る。結果を出す。
つまらない走り方と思われても、修善寺みたいなコースでは
挑戦ではなく、単なる暴走になる。
頭1つ飛び抜けた実力がない限り
小林海選手のような走り方は私には早いと
ライブ配信を見ながら感じていた。
『今日は勝ちに徹しよう』
ライブ配信を見ていた人なら分かると思うけど
おそらく映った私はいつも最後尾に居たはず。
けど、ラップクリップには10番以内が刻まれてる周もある。
別に力を使ったわけではなく
脚を溜めながら前へ出ていた。
これは細谷さんから沢山の知恵を頂いて、それを上手く活用できたからだと思う。
目立たない走りだけど、勝つため。
今回はそれが最適解だと思った。
最後は、日体大の泉選手が1人で抜け出し
リードを広げた。
けど冷静だった。
周回を重ねる中で
『最後の坂で、先頭があの目印を通過する時に
自分はここの目印を通過していれば追いつく』
これを見つけていたのが大きかった。
泉選手がそこを通過したとき、私は目印より前に居た。
集団お見合い
行ける!
と、切り離しにかかった。
後ろは振り返らない。
振り返った所で今更どうにもならない。
予定通り、登り返しでキャッチしたが
私の横から4人飛び出して負けた。
切り離しが甘かった
力負け…
悔しかったし凹んだけど
上手く走れたと思う。
頭もフルで使えて、雨の影響もあったからかもしれないが、最高に集中した。
なので、あーしておけば良かったとか
こーしてたらどうだったかなどというタラレバな後悔は一切ない。
出し切った
それだけ(^^)
意識飛ぶかと思った…www
けど、ようやく自分の実力が客観的に分かった!
E1でも戦えるし、良い線いくかもしれないが
それ以上でもそれ以下でもない。
鍛え直し。
何か強力な武器を手に入れないと。
ここから先、E1で戦うには
その他大勢のトレーニングでは、その他大勢で終わってしまう。
圧倒的実力を手に入れたら
もう一度、小林海選手のような走り方がしたい。
それまでは着実に、確実に。
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