私の推し活は、私を推すこと
高橋恭平が好きだ。
40歳のおばさんが恥も外聞もなく推し活をしている。
ロケ地に行ってみたり、Twitterで出会った同担さんと会ってみたり。
出会った誰しもが素敵で、それぞれの形の好きがあって。
色んな推し方があるのだと、毎日が発見の連続だ。
私は長年のジャニオタだったけれど。
恭平くんを好きになる前は同担と目を合わせたことすら無かった。
同担拒否、では決してなくって。
私の世界には自担だけいれば完成されていたので、誰かと好きを語り合う必要などちょっとも無かった。
ちゃんとヤバい奴だった。
高橋恭平のように生きていきたい。
自分らしく。
ありのままで。
私はとても素敵なふりをして仕事をして生きているので、ありのままでとか自分らしくとか、もう分からないところまで来てしまったけれど。
だからこそ、高橋恭平がとても眩しくて、憧れ、そのもの。
朝目が覚めて、恭平くんが今日も幸せに過ごせると良いな、と漠然と思う。
誰からも意地悪なことをされないで、ずっと優しいの中にいて欲しい。
栄養たっぷりの美味しいご飯を食べて欲しいし、暖かいベッドでゆっくり寝て欲しい。
少しも寒い思いなんてしないでぬくぬく暖かくいて欲しい。
ストレッチしてマッサージして、明日の朝起きたら体のどこも痛くなくて、気持ちよく目が覚めたら良い。
恭平くんに対していつも願うそんなことを。
自分にも願える私でありたい。
私が美味しくご飯を食べて。
ぐっすり眠って。
暖かくして。
とても心健やかに過ごすことを、きっと誰かが願っている。
そう信じられる自分でいようと思う。
恭平くんが教えてくれた、とてもシンプルな生き方。
自分が大切。
だから。
周りも大切。
恭平くんが大切にされるべき人間であるように、私ももっと私に大切にされて良いのだ。
他人に求めるのではなくって。
自分の1番そばにいる自分に。
もっと優しくされるべきなんだ、と。
高橋恭平を好きになって。
とても基本的な。
だけれど、1番大切なことを教えてもらった。
ちゃんとご飯を食べて、ちゃんと眠って。
恭平くんに直接伝えることは出来ないし、直接優しく出来るわけではないから。
恭平くんに願うことを、自分にも願う。
私の推し活は、私を推すこと。
自分を大切にすること。
まずはそれからだ。
そうして。
手の届く範囲に。
たくさんたくさん、優しくありたい。
恭平くんを見ていると。
私も明日優しくありたい、と思う。
恭平くんが笑っているととても嬉しい気持ちになるから。
私もたくさん笑っていよう、と思う。
恭平くんの可愛い口調が大好きだから。
私も愛のある言葉を口にしよう、と思う。
高橋恭平くん
お誕生日おめでとう。
すきなこと、やりたいことがたくさん叶えられる1年となりますように。
たくさんたくさん愛されますように。