スケールに対しての考え

今日は僕が考える、スケールに対してとても重要な話をします。

もしアドリブについて深く学びたい人がいましたら是非読んでみて下さい。

巷で蔓延している、アドリブをする時に、このコードはこのスケール、このコードはこのスケールという考えだと、捉え方だと、

そのスケールに縛られて、それ以外の音が使えなくなる、またスケール毎にメロディの組立全くちがうのでスケールを沢山覚えたところでジャズのアドリブにならない。(スケールごとの仕組み、メロディの組み立て方、どうフレーズしたら機能するか、サウンドするか、ハーモニックリズムを考える、どうしたら次のコードに行く時に上手く解決するするか、辻褄が合うかなど、深く考慮しなければならない、)

ひとつひとつのスケールをとても時間をかけて熟考しなければ、アドリブ時に上手く使えないのですが、例えば32小節のスタンダードのコード進行で、全てのコードで使えるスケールを小節毎に書いたり覚えさせるのは、良い方法では全くない。

そうではなく、コードに対して、どういうメロディを作りたいか、ハーモニーを出したいかで、何の音を選択するのか(度数、テンション)、それらがあって初めてどのスケールを選択するかということです。(それらが逆転するのは良い考えとはいえない)

アドリブに対してミスリードする人が多すぎます。

そういうミスリードする人が、一流と言われている人だったり雑誌に取り上げられたり、YouTubeで登録者、再生数多かったり、音大で教えてたり影響力ある人が多いです。(だからアドリブを志す多くの人が路頭に迷ってしまいます)

それらに影響されて、間違った考えを持っていまうと、ずっとその呪縛から離れられず、具体的なフレーズやハーモニーを作れないまま、スケール上下運動、パターンとしてしか考えられなくなり、使っている音は間違ってないはずなんだけど、ジャズ的にならない、サウンドしない、ずっと宙に浮いてる感じになってしまいます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?