ジャズサックスレッスンレビューNo.02
本日もジャズサックスレッスンレビューです。
先日行ったレッスンをご紹介します。
レッスン歴3年、40代女性。
コロナ禍あたりから通っていただいてる女性の生徒さんで、サックス歴は学生時代から吹奏楽部ではじめたので、途中ブランクはありますが、トータルで15年ほど。
ある時にジャズに興味を持ち、アドリブをしっかり学びたいと思いユッティ先生レッスンへお越し頂きました。
レッスンの頻度は月2回、1回のレッスン時間は90分なので、かなりガッツリやってます。
この生徒さんはフルートも吹き、フルートでもアドリブの習得を目指してます。(かなりストイックに練習してる方です)
まずはウォーミングアップで、チャーリーパーカーのブルース、ビリースバウンスをセッション!
この曲はジャムセッションでも多く演奏される曲です。
テーマを2回繰り返したらアドリブに突入。
ジャズブルースのコードに則ったアドリブをしてもらいました。
そのあとは、Cブルースのジャズアプローチの練習です。
ユッティ先生がピアノでブルースのフレーズをワンフレーズずつ弾くので、それを耳を頼りに真似していきます。
この練習はとても重要で、フレーズを聴き取って、自分の楽器で吹く。
この能力はコピーしたり、人の演奏を理解する、ジャズの学習をしていく上でとても大事なので、レッスンに取り入れてます。
フレーズを何回も何回も聴いて、真似していきます。
ブルースのワンコーラスを真似してもらうのですが、以前はとても時間が掛かったのですが、最近では耳も良くやり、またアドリブの理屈、理論、色々なボキャブラリーを増えてきたので、以前よりだいぶ早く真似することが出来るようになってきました。
ワンフレージングずつ反復練習して、ワンコーラス吹けるようになったら、そのワンコーラスをピアノに合わせて繰り返し練習していきます。
この日やったブルースワンコーラスは下記です。
そのあとはサックスに持ち替えて、基礎練習!
マウスピースとネックの練習、サックス本体をつけてのサブトーン、ロングトーンの練習。
そのあとはユッティ先生レッスンで大事にしているコード練習。
この日はメジャー&マイナーのパターンを1つ。
この2小節を12キーで練習していきます。
そのあとはツーファイブを12keyで練習。
今日のフレーズはまず、Dm7のところは1235のパターン、G7のところはオーギュメントを使って♭13を使いぶつかる、緊張感ある音を。
このフレーズをコードネームのみ見て12キーで練習していきます。
そのあとは、上記フレーズのショートバージョンを練習。
これも12キーで。
ツーファイブ、その他のコード進行でも、日々コード、フレーズ、様々なアプローチをパズルして綺麗に繋げる練習をしていきます。
このパズル練習なくして、ハンクモブレーやソニースティット、ジョンコルトレーンなどのようなスムーズなフレージングは出来るようになりません。
フレーズを使うこと、パズルすることを否定する人は多いですが、具体的な良いフレーズ、それらをつなぎ合わせる練習は必須だと思ってます。
中級者、上級者を目指す人はぜひ参考にしてみて下さい。
この日の最後はいま課題曲にしているリズムチェンジ、この日はブリッジ部分のアプローチについて。
セブンスコードの4度進行。
まずオーギュメントで同じパターンをコードネームのみ見て吹いていきます。
このパターンの他に2パターン練習しました。
最後はソニーロリンズのオレオのテーマでリズムチェンジのセッション!!
という流れでした。
90分という時間ですが、がっつり練習、がっつり勉強であっという間です。
ジャズ、アドリブの練習は日々の地道な練習、正しい学習方法、順序よく進めていくことが重要です。
何となく教則本をその日の気分でやる、基礎練もやったりやらなかったり、曲も何となく練習して、アドリブもスケール上下運動、そういうやり方で練習すると20年30年やっても何一つ明確なことができない出鱈目、インチキのままです。
真摯にジャズ、アドリブを学びたい人はユッティ先生レッスンへお越し下さい。
ユッティ先生に通う生徒さんの演奏をYouTubeにアップしています
ビバップを深く理解したい、習得したい方は是非レッスンにお越し下さい。
このnoteやYouTubeチャンネルの内容を更に深掘り、研究、実践的なトレーニング、効果的な練習の仕方など教えてます、
初心者の人には基礎の基礎から時間をかけてテクニック、知識、アドリブ力が身につく様に指導します、
5年後、10年後にビバップが吹ける様に、どんな曲でもアドリブバリバリ取れる様に、順序、学ぶペース、ひとりひとりの個性に合わせて指導致します。
ご興味ある方は体験レッスンをお申し込み下さい。
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