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【祝10周年】わたしと、刀剣乱舞と
ご挨拶
どうもこんにちは、森野シアンと申します。
普段は、ライブのレポとかを投稿している者です。
今回は、私の刀剣乱舞との出会いとその後について書いていきます。この記事を読んでいる多くの皆さんは、恐らく私よりもベテランな審神者の皆様だと思います。
これは、ある意味では、私の備忘録でもあります。
「あの時、何知ってたんだろう?」
ということを書き留めておきたいと思った次第です。
色々な情報を持っていたので、ごちゃごちゃしないようコンテンツごとに整理して、お伝えしていけたらと思います。
余談なんですけど、この記事、実は2年くらい前に途中まで書いて、下書きの奥底に眠ってたんですよね。
せっかくの10周年だから、これを機会に書き上げちゃおうと思って発掘しました。
「刀剣乱舞好きになって、どうだった?」
と言われれば、
「人生変わった!」
と間違いなく答えると思います。
こちらの記事、
他のコンテンツの名前がよく出てくるので、
予めご了承ください。
それでは、はじめます。よろしくお願いいたします。
※ヘッダー素材は以下の通りです。
・OKUMONO
・たぬき油性マジック
審神者はじめました。
ある日のこと。
「そうだ、刀剣乱舞やろうかな」
気になるキャラいる、好きな声優さんがいる、というわけでもなく、なんとなく始めたものでした。
知っていた刀剣男士は、三日月宗近と日向正宗でした。三日月は言うまでもなく、ゲームの看板キャラとして、日向は後述する刀ミュで知っていました。
そして、「刀剣乱舞無双」が発売されました。
流れてきたツイート「すごい! 刀剣乱舞がゲームになった!」
自分「???」(宇宙猫)
当時の私は「あれ? 刀剣乱舞ってpcゲームで、Pocketっていうスマホ版もあるんですよね?」と割とガチで困惑してました。(笑)。
無双の実況を見て本格的に興味が湧いてきたので、
審神者デビューしました。
始まりの一振りは山姥切国広、初鍛刀は薬研藤四郎でした。
そして次に来たのが三日月宗近でした。
ゲーム始めた自分「おかしいな。三日月宗近ってキャラは滅多に出ないと聞いたぞ」
なぜ、三日月宗近が来たのか。
それは「月夜のお供に三日月宗近プレゼント」という配布があったんですね。それで三日月宗近はやってきました。初めての太刀だったので、めちゃめちゃ強く、よく誉をとっていました。
……数週間後に行方不明になるとは知らずに。
私が初めて体験したイベントは、お察しの方は多いと思いますが、大阪城でもなく、秘宝の里でもなく、「大侵寇 予行演習」でした。
そして始まった大侵寇で、とてつもない速さで前線をひっくり返す審神者の皆様を目撃しました。
当時は最終防衛ラインで微力ながらも食い止めていたのですが、前線の進みがめちゃくちゃ早かったのを今でも覚えてます。前線が緑のラインに行くと、最終防衛ラインにどんどん加勢していく姿を見て、審神者の皆様の団結力を感じました。
ツイッターでは、「ゴリラ審神者」、「守護リラ」がトレンド入りを果たし、「審神者すげぇ……!」となってました。
今もそうですが、私にとって審神者の皆様は「本当に刀剣乱舞が好きなんだなぁ」という存在でした。キャラクターへの愛もそうなんですが、刀が展示されれば長蛇の列、クラウドファンディングで刀を復元・修復するための資金集めをするなら、すかさず応援する、という姿勢に、日本刀にも同じくらいの愛を感じていました。
蛍丸のクラウドファンディングを、風のうわさで聞いていたのですが、達成率800%越えには驚きましたね。
そんな風に応援する姿勢がいいなと思ってました。
なので私は、敬意を込めて、審神者の皆様と呼ばせていただきます。皆様がいなければ、こうして私が刀剣乱舞という底なし沼に飛び込むこともありませんでした。
本当にありがとうございます。
後、しまむらパーカーのことも聞いてましたので、「転売は絶対に許さないし、むしろ対抗させてもらう」という強さを感じました。ファミマのコラボグラスは、ある意味ではリアルタイムで見ていたのですが、再販が決まるのスゴイ速かったですね。「だから審神者にはケンカを売るなとあれほど……!」と転売ヤーに言ってました。
さて、こうして大侵寇は終わり、山姥切国広が迎えに行った三日月宗近も帰ってきました。
その後は、大阪城に秘宝の里、特命任務に連隊戦とイベントが進んでいきました。「これが、あのパン祭り……!」と、伝説でも見たんかというテンションでシールを集めたり、「ホントに2月はバレンタインじゃなくて豆まくんだ!」と豆を敵から強奪して豆を当てたりしました。余談ですが、友人には、「鬼から豆を巻き上げるってどういう状況???」と言われました(ほぼ原文まま)。
ミュージカルと舞台
刀剣乱舞を知る上では欠かせないもの。
それがミュージカルと舞台でした。
もちろん存じ上げていましたし、とても人気の作品であることも存じ上げていました。2020年に開催予定だった「大演練」のランダムグッズが40種くらいあることを、ステイホーム真っただ中のツイッターで知り、「推しが引ける確率1/40!?」と驚いてました。
ミュージカル
通称「刀ミュ」。
刀ミュといえば、紅白出場が一番記憶にありました。
刀ミュと同じ枠で、「ラブライブ!サンシャイン!!」のAqoursも出場していましたので、当時はそちらをお目当てにテレビを見てました。
その時の紹介で、「パリ公演を行った」ことを知り、「パリすげぇ」と思い、「刀剣乱舞」を見てました。
「刀剣乱舞~♪」という歌い出しは、強烈に記憶に残り、歌番組の出演者リストに載ってると「刀剣乱舞~♪」を歌うのかなぁと毎回考えてました。
出番の前に、演歌歌手の方とコラボして、時間遡行軍がやってきたのも覚えてます。
月日は流れ、2021年の冬のFNS歌謡祭へ。
豊前江が突然新パートを歌い出した時です。
リアタイはしていなかったのですが、ツイッターで
「テレビに出てる刀剣乱舞の子、枢やな先生の作画みたい」という感じのツイートが流れてきました。
返信欄を覗くと、
「なんでわかったんですか!?」
「そうなんですよ、この子、枢やな先生がキャラデザしてるんです!」
「実はこの子、CV梶裕貴くんです」
といった感じで書いてあり、ここで私は
「刀剣乱舞のミュージカルって、再現度高いんだ~!」
と、感心したのを覚えてます。
当時は「ツイステッドワンダーランド」にハマっていたのもあって、枢先生の作風がすぐにピンと来ました。
この時に、日向正宗を知りました。
そして、刀剣乱舞を改めて知ったとき、
「dアニメストアにミュージカルあったじゃん」
ということを思い出したので、特に情報は入れず、
「阿津賀志山異聞」を見ました。
はじめたてで刀剣男士が全然いなかったので、ぱっとサムネイルを見たとき、
「三日月さんしか知らないけど、大丈夫か……?」
と思ったのですが、6振だけというのもあって、
見終わったときには全員の顔と名前が覚えられました。
後、出陣先が鎌倉幕府の時代というのもあり、日本史は高校で勉強して以来でしたが、その知識だけで理解できたのも大きかったです。
「キミの歌」を歌い終え、2部のライブパートへ。
ライプパートのことはほとんど知らなくて、どっかで見たことがある形式のようなと思ったら、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」と同じネルケプランニングが制作してたんですね。なので、ライブパートはすんなり受け入れられました。
もう一つ、どこで知ったんだという情報がありました。それは、「刀剣乱舞のミュージカルは、どうやらソーラン節を踊るらしいぞ」ということです。2部を見てて、「ここか?」と思ったら「漢道」を歌ってたので、「こっちと勘違いしてたのかな?」と考えました。後、紅白のときの紹介映像では「獣」が流れていたので、「それと混ざったかな?」とも考えました。
そんなことなかったですね。
真剣乱舞祭2018で踊ってましたね。
本当にどこで聞いたんだ……。
そんな感じで配信なりサブスクで刀ミュを見てて、
「倍率すごいらしいし、一生に一回行けたらいいよな~」と思っていました。
まさか花影が当たるだなんて、本当に思ってなかったんだ。
そのときの様子はこちらから。
次に行ったのがすえひろがりでした。
そして、参騎を観に行きました。
3年前の私、見てるか~!
舞台鑑賞とライブ参加できるようになってるぞ~!
先日まで開催されていた音曲祭は都合が合わず、自宅でライブ配信を見てたので、また現地に行けるようになれればなと思います。
舞台
通称「刀ステ」。
一部のキャストさんが、実写映画と同じ役をやっているということを知っていました。「◯伝」というナンバリングがされていることと、特撮出身の方々が舞台の方によく出てるということも。
刀ステはdアニメストアでは配信されていなかったので、見る手段がないと悩んでいたのですが、そこに都合よく日テレプラスで一挙放送のお知らせが。さすがに毎回リアタイすることはできなかったのですが、録画もしつつ、一気に見ることができました。ありがとう日テレプラス。
これといって何も情報を入れずに見たので、次がどうなるかがわからず、ドキドキしながら見ました。後、おはぎの宴を見るまで知らなかったんですが、なんであんな面白い情報もっと早く教えてくれなかったんですか(ひどい責任転換)?
悲伝の三日月を見て「しんどい」と思ったり、天伝と无伝の特殊な舞台では、「ろ、労力……!」と口にしてました。
一挙放送の段階で、ある程度の刀剣男士を知っていたので、いきなり12振りくらいいても、頭がごちゃごちゃせずに見れました。
そして、エンディングクレジットで次々に現れる見覚えのある役者さんの名前。
「鯰尾って、え!? 千翼!? アマゾンズの!?」
「太鼓鐘って万浬の人!?」
「江雪左文字、ナビステ1の摩周さんじゃん!」
などなど……。一番衝撃が強かったのは千翼でした。
その逆もまた然りで、
「次に出てくるニラムって、薬研の人!?」
「ナッジスパロウ、蜂須賀役になった!?」
などなど……。というか、ほとんどが仮面ライダーギーツ。この作品は、舞台で活動されている方を積極的に出演させていて、どうやってスケジュール合わせたんだろうと、今でも思っています(主に拘束時間が長くなりやすいロケ時間的な意味で)。
今までその役でしか知らなかった役者さんを、こうして別の役を演じているところが見れて、とても嬉かったです。
初めてリアルタイムで見たのは禺伝でした。メインキャラたちが元宝塚OGという、これまでとは違う挑戦に圧倒されました。とにかく、みなさん美しすぎる。
舞台はまだ観に行けてないので、いつか行ってみたいですね。私を刀ステに連れていってくれ……!
花丸と活劇
「どうやら、刀剣乱舞のアニメは2種類あるらしいぞ」というのは、どこかで情報を拾っていたらしく、なぜか知っていました。今のところ、一番有力なのは、買っていたアニメージュで情報を得ていたことです。2作品ともキービジュアルを見たときに「これ見たことある!」となったので、そうなんじゃないかなぁと思います。
花丸
花丸も、なんとなく名前を知っていて、「幕末回想っていう総集編があるらしい」と記憶してました。「幕末」じゃなくて「幕間」でしたね。昔買っていたアニメージュで読んだ記憶があって、そこでピックアップされていたのが安定と清光だったので、かいつまんだキーワードが「幕末」だったからかもしれません。
ほのぼのとした日常に癒され、dアニメストアで一通り見終わったくらいで、映画の情報が舞い込んできました。もちろん、グッズもパンフレットも買い、これが刀剣乱舞で初めて買ったグッズとなりました。
……グッズは買えたものの、三部作全部予定が合わず、結構後になってから配信で見ました。お話的に一段落してましたが、花丸な日々を送る刀剣男士たちがもっと見たいので、続編をください……!
活撃
活撃も、なんとなく名前を知っていて、なぜかufotabelが制作してることも知ってました。何で知ってるのかな~と思ってたら、昔買ってたアニメージュに、兼さんが表紙を飾っているのを発掘しました。納得です。後、鶴丸と薬研が表紙のもありました。過去の私に感謝永遠に。
グラブルコラボは活撃としてでしたので、こちらの方で書かせていただきますね。
コラボでフルボイスでしゃべる刀剣男士たちに「ゲームの一生分喋ってる」という反応があり、「刀剣乱舞って、そんなにキャラしゃべらないの!?」と驚いた記憶があります。
花丸とは打って変わって、シリアスな作風で終始ドキドキしました。見ている途中で、映画がまだ公開されてないと聞いて、「あれ、なんかその話聞いたことあるような……?」となりました。そろそろ公開されますかね……?
実写映画
1作目の「継承」の情報が公開され、「脚本は小林靖子さんでーす!」という情報が流れてきたとき、私は審神者を心配する側にいました。ニチアサ作品が好きなので、小林さんの名前を知らないわけがないんですよね。それと、どんな作風なのかを。それで、「(小林さんなら絶対に面白い脚本になるから)大丈夫だけど、(刀剣男士誰が折れないか)大丈夫!?」と心配してました。Togetterのまとめにあるような反応です。
大体のキャストさんは舞台からそのままということも聞いていたので、これはいい方式だと感心しました。後は、オーズの伊達さんが出るらしいぞということも聞きました。
そして、審神者になって初めて継承を見ました。事前に、「ライダーの冬映画みたいなノリで見れば大丈夫!」と聞いていたので、本当にそのノリで見れました。本当に面白かったです。余談ですが、「長谷部とまんばちゃん、2号ライダーにいそう……」とガチで思いました。
2作目の「黎明」はバッチリ映画館で見ました。審神者の起源に迫るような内容で面白かったです。
キャスト発表で「マコト兄ちゃんが膝丸になるの!?」「このギャル審神者の人、ジュウオウジャーのセラじゃん!」と驚いてました。メンバーが2017年くらいのニチアサ。
余談ですが、現代のカフェテリアのシーンで、三日月に写真をお願いした女性が出てきたとき、「えっ、アイカツプラネットのキューピット!?」と驚きました。こうしてまた演技をするところを見られるなんて思ってもいなかったので、とても嬉しかったです。
現実編
秋葉原にある刀猫、行きました。
「しょうがねーだろ、推しが全員猫になっちまったんだから」という言い訳をして、いっぱい刀猫買っちゃいました。あの空間で終始「かわいい」しか言ってなかった気がします。久々に白ブドウジュースを飲んだという、特に意味のない情報も載せておきますね。
トーハクで三日月宗近も見に行きました。
「三日月宗近を見たい方はこちらに並んでください」という看板を見て、「握手会」という言葉が一瞬よぎりました。
「写真も撮っていいよ!」という、なんとも太っ腹なトーハクに感謝して、めっちゃ写真を撮りました。取るのが下手すぎて写り込みが酷いので載せられません。
順番を待っていたら、学芸員さんに「これって人気なんですか?」と質問されたお客さんがいました。
学芸員さんは「ゲームに出てて人気みたいなんです」とお答えしていて、「刀剣乱舞っていうコンテンツはやっぱりすごいな」と改めて思いました。
2.5茶屋にも行きました。
そのときは刀ステ7周年のメニューになっていました。
「長義と太鼓鐘が出てくれたらいいな~」と思っていたら、2品でストレートに出ました。
「もうちょっと頼みたいけど、欲しいコースター出ちゃった……」と、なんとも複雑な気持ちになりました。
仲良くなった方に「ゲーム何やってる?」と聞かれたときに、「刀剣乱舞やってるよ~」と答える機会が多くなりました。
そして、大抵の場合、「とうらぶ!? 昔やってたんだよ~!」と返されます。現役の先輩審神者はどこじゃ(悲しみの涙)。
でも、仲良くなった方から当時の話を聞くのが結構楽しくて、めちゃめちゃ話してもらっています。いつもありがとう。リアルでもネットでも、自分が知らない話を聞くのが大好きなので、審神者の皆様にはぜひ発信していただきたく……。需要ならここにあります。なんなら色々自慢してほしい。
まとめ
改めて書き出してみると、思ってたより事前に知ってることが多いなという印象でした。さすが10年続いているコンテンツ。
自分が楽しんでるときに、歌舞伎やぴゅあくるといった新たなメディアミックスが増えるとは思っておらず、いろいろなことに挑戦するコンテンツだと思いました。
読み返してみて、ゲーム以外だと刀ミュが一番事前情報を持ってたという印象でした。定期的にテレビに出演しているので、意識しなくても目にする機会が多かったからだと思います。
それと、dアニメストアがあまりにも強すぎる。あのときは、DMM TVがまだ今の形ではなかったので、いろいろ履修できるのはすごく助かりました。おっきいこんのすけも見れますからね。
さて、いよいよ今週末、大本丸博が始まりますね。私は、配信で楽しみたいと思います。
改めまして、刀剣乱舞10周年おめでとうございます。これからどんな風に世界が広がっていくのか、今からとても楽しみです。
では、今回はこの辺で。ありがとうございました!
10周年おめでとう!