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どこに就職・転職しても「隣の芝は青く見える」

こんにちは!
25歳の会社員エイトです。

現在YouTubeやTikTokで溢れている転職体験記や経験談の中には、転職前に抱えていたストレスや不満が「転職」を機に全て解消されて

「オールハッピー!転職最高!」

のように転職こそ正義と謳うものが多いように感じます。
皆さんも感じたことはありませんか?

確かに、転職直後にそう感じやすいのは理解できます。
転職に踏み切るということは、少なからず前職には不満があり、それを解消するために転職活動を行いますから、環境が変わり自分が不満に思っていた部分が解消されるとまるで「天国」に来たかのような気持ちになることは否めません。

特に、給料面や福利厚生、労働時間など「労働条件通知書」に書いてあるような働く上での基本的な条件の質が向上すると分かりやすく満足感を得ますので、全ての問題が解決したように感じるのも無理はないかと思います。

ただ、冷静に考えた時に、(前職が何もかも最低なスーパーブラック企業の場合を除き)全ての項目が上回る転職先に巡り合うことは滅多に無いと思います。

給料や福利厚生といった条件だけでなく、職場の人間関係や仕事のやりがいや楽しさ、自分が成長し続けられる仕事かどうか等、比較できる要素はいくつもあります。
それらを全て比較したときに、実は前職の方が上回っている要素は一つくらいあるはずです。
現に私も前職の方が上回っていた部分について、転職してから気づくことも多々あります。働く上でのあらゆる要素を並べると、半分くらいは前職の方が上回っているかなと感じるのが正直なところです。

昔から夢だった業界・会社に転職することができても、そんなところなんです。


でも、今所属している会社が上回っているそのもう半分に魅力を感じて転職を決断しましたし、前職では絶対に得られなかった部分を享受しながら伸び伸び働くことができています。
(気になった方は是非👇の記事も読んでみていただけると嬉しいです。)


やはり大事なのは、『自分が生きていく上でどの要素を重視して働きたいか』ということだと感じています。
これは人によって全く違いますし、正解もありません。
また、一つとも限りませんし、年齢を重ねると変わる可能性もあると思います。

ただ、結局どこに就職・転職しても自分の大事にしたい全ての要素を100%満たす会社はほとんどない(あってもそもそも入社することが難しい)と俯瞰で冷静に考えることが必要ですし、そうでないとマイナスな転職を繰り返してしまうことになります。


転職を意識すると、今の職場の悪いところばかり目につくようになり、転職した直後は全てが改善されたような気分になりがちです。
しかし、その時期はとても視野が狭くなっているものです。
また、転職してしばらくすると、思っていた状況と少し違っていたり、転職前は懸念していなかった部分に気づいたりして、悩んだりすることもあります。

だから個人的には

100点満点の転職先なんか無い

と思っていますし、転職先に過剰な期待はしないようにしています。

私は転職して半年以上経過した今も、「良い転職が出来た」と心の根底で感じながらも全てに満足することはせず、より意欲を持って働き、より良い充実感を得られるよう日々考えて、悩んでいます。

これからも現状に満足することなく、「仕事」について前向きに悩み続ける予定です❗️
気が向いた方、一緒にたくさん悩みましょう😄

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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