時折最高:047 Brabara - Seule (1981)
私はこの曲は怖いです。
あまりに怖いので、ごくたまにしか聴けません。
分類としてはフランスのシャンソンです。
まずフランス語が分からなくとも、伝わってくる空気で背筋が寒くなります。
歌詞を見ると、本当に恐ろしくなります。
「孤独」をテーマにした歌は少なくないと思いますが、私はこの歌が一番「痛い」です。
人間、こんな痛切な歌が作れるんだなあと唖然としてしまいます。
以下に日本語訳をしてくださっているサイトがありました。
試しに歌詞を追いながら聴いてみて下さい。
残念なことに、この曲のスタジオ盤はネットでは聴けないようです。ここでは下記の朝倉さんがアップして下さった87年ライブバージョンです。
スタジオバージョンの方が、さらに鬼気迫る雰囲気で一押しなのですが・・・。
こんな歌を歌ってしまうBarbaraという歌手。
10年くらい前には自伝の翻訳が出ています。
また2022年には、おおよそほとんどの音源を収録した29枚組ボックスなるものもリリースされています。
配信サービスでも大部分の音源は聴けます。
アルバムの年代についてはディスコグラフィーを参照して下さい。
配信はベスト盤が大量に混ざっていて、恐ろしく見にくいので・・・。
大丈夫です。
「Seule」ほど恐ろしい曲はないです。
気を取り直していただくため、最後に代表曲でありヒット曲でもある「黒いワシ」をどうぞ。この曲と歌に魅力を感じるなら、他のアルバムも安心して聴けますよ。
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