![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95013411/rectangle_large_type_2_5b53bda5dd31a40ef43ef520c9cd172e.png?width=1200)
Kindle Unlimitedで「復刻版」を検索した結果が予想以上に面白かった件
Kindle Unlimitedネタが続いていて申し訳ありません、くらいの感じなのですが、今日の検索結果は予想しなかったものなので、記録として残しておこうと思いました。
実は、戦前の尋常小学校、中学校の教科書復刻版というのが電子書籍でも出ていて、あれはまだ読み放題になってるのかな~?、と思い調べてみました。ええと、どう検索すれば出てくるかな?、と取りあえず「復刻版」をキーワードにkindleストアを検索、そしてKindle Unlimitedのフィルタをオンにしてみると・・・。
かなり予想外のものが並びました。
個人的に興味深かったものをいくつかここに記録しておきます。
思いがけないものが見つかった気がするので、ぜひご自分でもお試しいただければと思います。
えっ! なんでこんなのが引っかかるの?! タイトルにも「復刻」なんてないじゃん???
・・・一応紹介文の最後に「性愛小説復刻版」と書かれていました・・・・。
いやいやいや、どうしてこれが「復刻版」で出てくるのさ!
ちなみに私は唐沢なをきはかなり大好きで、この作品は評価上位に入れています。でもTVでウルトラファイトを見ていた世代じゃないと分からんだろう?、という疑問もありつつ・・・。
これもかよ!
「電子復刻版」と紹介文に書かれていました・・・・。
昭和の禁じられた性愛 (全6巻) です。年齢確認が必要な分類だったようです。コスミック禁断文庫なるレーベルで、発禁文学研究会が編者のようです。うん、確かに復刻版ですね。
おっ! やっとそれらしいタイトルが出てきました。
そうそう!、オレが求めてたのはこういうヤツだよ!
さあ、どんどんこんな路線のやつ、カモン、カモン!
基礎編?! えっ? 続きあるの???
・・・・ありました。
このジャンルと内容は予想外もいいところ。
Amazonで検索したことが一度もなかったです。
そうそう、こういうのが並ぶと予想していたのです。
実際には少数派でした。
石原莞爾に柴門ふみ・・・。
これらが並んで出てくる検索ワードはなんでしょう?、とクイズにしても絶対正解出来ないですよね(笑)。
おおおおお、これぞ「日本の少女マンガ」をイメージさせる絵柄!
谷 ゆき子さんの作品が3冊は復刻されており、すべて読み放題に含まれておりました。連載後50年を経ての復刻とのこと。こんな高価な本を読み放題に入れて戴くなんて、なんとありがたい!!!
おおおおおお!、マジですか!!!
これ紙の書籍は超プレミアで入手困難。2018年に電子復刻されていたようですが、気付いていなかった!!!
キタキタキタ、こういうの期待してました。16冊中13冊が読み放題になっていました。
黒岩涙香翻訳、というか翻案、というか。「巌窟王」なんかも黒岩涙香訳のは登場人物まで全部日本人名になっていたりして、西洋文化を取り入れた初期の試みとして大変興味深いもの。
電子ブロック、当時欲しかったけど買えない、憧れの品でした(笑)。
技術立国に向けて、おもちゃも日本の未来を考えていたのではないでしょうか。
おっと、こちらも興味深い。1929年ならまだ外国勢力による捏造史観の影響はなかったんじゃないかな?
パソコン通信からインターネットに変わっていく時代、インターネットに関する情報誌が必要とされていた時期があるのです。これから先も、きっと大きなパラダイムシフトがあるでしょう。変革の記録は、未来予想にも役立つかな?
うにゃ!? 済みません。「月刊錦鯉」というものの存在に打ちのめされました・・・。知らなかったぁ・・・・。
しかし、なんでこれが「復刻版」でヒットするのでしょうか?
これは! なんと当時のタウン誌復刻とは!
こんなのあるんだ~~。
これもニッチな内容だけど、個人的にはとってもありがたいです。
英米以外の音楽情報って、日本ではなかなか限られているので。
はい、こういう史料的価値のあるものは、出来るだけ読み放題対象になっていて欲しいですね。購入するとなると、よほど興味があるか、研究目的で無いと・・・。広く目にすることが出来る機会があるのはいいことだと思えます。
七輪道とは人類が火を使い始めたことを起源とする武術である。
えっ?
・・・これはホント? 冗談???
おお、史料だ史料だ。松前藩の史料ですね。
いやあ、松前藩の次にねこちゃんですか・・・。
須藤真澄の名前が含まれていたのでチェック。
個人的に偏愛するまんが家、山内規子さんもこんな感じの動物漫画誌に書いてたことがあるんですよね~。
・・・・・・・・。
えーと、解説によると、昭和7年発行の書籍復刻、だそうです。
よ?
ええと、こういうのをそもそも探して検索を始めたのでしたが・・・。
現代語訳しちゃっていいのかね?、というそもそもの疑問が・・・。
現代語訳してしまうと、娯楽読み物に変わってしまうのではなかろうか???
日野日出志、大好きです。
それはそれとして・・・
なぜ「復刻版」で出てくるのかな?
あ、これは確かに復刻版のようです。長らく絶版だったとのことなので。
お、これもよさげな復刻版。八犬伝が有名な馬琴のもう一つの代表作ですな。
1931年刊行とのこと。
えーと、これ誰向けに案内する積もりの本なんでしょうね?
カセットテープの歴史が分かるそうですよ?
いいですねぇ~。
由紀かほるBest Selection (全21巻)という、ネット小説の作家さんの作品のようです。まとめなおしたから復刻版扱いになるのでしょうか?
これ、検索対象になっていいんでしょうか?
モノクローム 地下女優早苗~哀しみの艶技~ (全5巻)なる成年コミックでした。
だからどこが復刻版なのでせうか?
というわけで、あまりに検索結果に面白いもの、意外なものが混ざっていたので、衝動的に記事にしてしまいました。
他にも「こんな検索をしてみたら。こんな意外な結果や思わぬ発見が!」なんて情報があれば、ぜひご一報下さい(笑)。
一緒にKindle Unlimitedを楽しみ尽くしましょう!
もちろん、読書も忘れずに!