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実務未経験・知識ゼロからIPO実務検定(標準)に合格するために


はじめに

※必ずお読みください
本ノートは2024年1月に作成されたものです。
今後、日本IPO実務検定協会の方針により試験内容等が変更される可能性がありますが、当該変更による影響については一切の責任を負いかねます。

自己紹介

はじめまして。
私は現在、法務担当として会社員生活を送っています。
現職に入社時「IPO法務をやりませんか?」という触れ込みでスカウトされ入社したものの、実際はほぼ契約業務がメインでIPO法務らしい仕事は特に行っておりません。さらに、財務経理の知識も無ければ内部監査・内部統制の知識もありません。

したがって、私は実務未経験・知識ほぼゼロの状態からIPO実務検定の勉強を始めて、合格に至ることが出来ました。

また、過去に受験し不合格にもなっているため、不合格時の経験についても併せてお話ししていければと思います。

受験前に知っておいてほしいこと

IPO実務検定は、CBT方式試験という好きな日程でいつでも受けられる私見ではありますが、1回の受験費用は1万円を超えており、出来れば1回で合格しておきたい試験です。

また、X(Twitter)では合格報告ばかりがあがっており不合格報告はほとんどありません。これはどの試験についても共通して言えることなのですが、不合格はあえて報告をしないため、必然的に合格報告の方が多くなります。
また「〇時間程度で合格しました!」といったような投稿もありますが、決して真に受けないようにしましょう。
知識があまりない状態で「サッと勉強してサクッと受かろう」みたいなノリだと、高い確率で不合格になると思います。

IPO実務検定について

IPO「実務」検定であるということ

IPO実務検定は「実務」検定であるということに注意してください。
漢字検定や英語検定、普通自動車運転免許のように本を繰り返し読む・問題集を繰り返し解くことで勝手に合格できるというものではありません。
「なんか分からないけどそういうものがあるのだろう」と暗記に逃げるのではなく、実際に実務を想定して、「自分がこの業務をやる」という前提で理解ベースで進めていかないと、合格に近づくことは難しいです。

各科目の出題割合

IPO実務検定(標準)は、以下の3つの科目に分かれています。
1⃣倫理・社会責任
2⃣制度・コンプライアンス
3⃣上場準備実務

詳細な内容の公開については固く禁じられているため、各科目の出題数のみ公開いたします。
各科目のそれぞれ何問ずつ出題されるかを知っておくことで、勉強にメリハリをつけることができます。

各科目の出題数は以下の通りとなっています。
(3回受験しいずれも同じ出題数だったため、当該出題数から変動する可能性は低いと思います。)

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