ヤツが出た。ブルーな一日。
昨晩、風呂上りに食洗器に洗剤を入れてセットしようとシンク下の引き出しを開けたとき、私は見てしまった。
そう、ヤツです。
茶色い素早い、ヤツです。
この家で暮らして初めてヤツを見た。
というか、大きめの生き物を初めて見ました。
人生のほとんどを過ごした実家は田舎、しかも少し山の上で気温も我々の住む場所より低いので、ヤツを見たことがなかったのです。
ちなみに足たくさんのヤツとか、チューチューなくやつとかはよくいましたよ。
さすがに、大人になってから家以外のところでお目にかかったことはあるので初めましてではありません。
学校で生徒の前に大きめの虫が現れたら、危険なやつでなければ「ほいほい」って言いながらやっつけるのですが、ひとたび『先生』でなくなると「うぎゃー」「いやー」「どりゃー」って感じで何もできずに逃げちゃいます。
昨晩もそうです。
夜なので、「きゃーーーーーーー」は控えて、「おぅっ・・・」とおっさんみたいな声を出し、急いで2階へ上がったはいいけど、夫を起こすまでのことなのか・・・とふと考える。
でも、完全にいつもより気付いてと足音がドタドタ。瞼から入ってくる光で朝だと錯覚してと廊下の電気をつける。
こういう時の夫は本当にすごくて、私のピンチを察知するとスッと起きる。
どうしたんー?という夫に「出た」と告げ、一緒に現場へ。
さっき見たところを見てもらい、ごちゃごちゃと入れられていた物の隙間にいたヤツをやっつけようと奮闘してくれました。
(ちなみに我が家は、出たことがなかったので凍らせるやつないのです。)
しかし、寝起き夫の判断力と瞬発力はいつもの半分くらいで、スルスルと逃げられてしまいました。
いつも私がnoteを書くときに座る椅子、そう今も座っているこの椅子の真横を・・・走り抜けラック裏へ。
普段見たくなくて移動させなかったラック達がズリズリと引っ張られ、移動。
きゃーーーーーー
これは、ラック裏の汚さに対しての心の叫び。
しれっとゴロゴロ持ってきて手の届く範囲をゴロゴロ。
ぎゃーーーーーー
これは、ヤツが壁にへばりついていた時に出た本当の叫び。
でも、周りに何もないここなら仕留められるはず!!
これで戦いはおしまいや!
ん?夫よ、
またあっち行ったで?どした?寝てんのか??
結局そこからもう1回チャンスを逃して、ドラえもんに頼んだんかってくらい訳わからんところから消えていきました。
(我々の目では隙間風壁。でも紙を通してみたら実はL字で隙間があいている。)
夫曰く、これくらい隙間があれば通れるでしょう。だからこの隙間に入ったのでしょう。入口をテープでふさぎましょう。フンも卵も見えるところにはないです。
とのこと。
「1匹いたら100匹いると思え」
ひえーーーーーーーー
以前書いたのですが、我が家は超コンパクトです。
なんというか・・・キッチンもダイニングもリビングも全部一緒って感じです。
主にヤツが住み着くキッチン。
キッチンもダイニングもリビングも一緒・・・ということは・・・
ひえーーーーーーー
コンパクトなので煙もくもくはちょっとできない。
ということで夫がホイホイを買って帰ってきてくれます。
ホイホイか・・・
ほいほい。
なんかブルーやわ。
良く考えたら、寝起きGはきつい。すまん、夫よ。
では、また。