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メタバース写真展が生まれるまで。ゴールだけども、通過点。

僕は、写真家になる道を進んでいます。もう、頭の中では自分が写真家であるということに違和感が全く無くなっています。写真家としての自分のアイデンティティが完全にコンフォートゾーンになったという感じです。


最初は人目が気になって、路上でカメラを撮ることすら出来ずに呆然としていた頃がもはや懐かしい感覚です。

先日、僕がコーチングを学んでいるmindset coaching schoolの学長である李英俊さんの誕生日パーティーに参加者として出るとともに、パーティーの光景を写真として映像におさめる役をやらしてもらいました。

僕は、当日の異次元なコレクティブエフィカシー溢れる空間を何とか切り取りたい、と思って写欲に任せて500枚近くの写真を撮りまくりました。

撮った写真を見ていて後で気づいたのですが、最初は全体の雰囲気を取ろうと壁際から全体を撮っていたのですが、場が盛り上がるにつれて僕は会場の雰囲気に馴染み、いつのまにか中央に陣取って、最もいい被写体を最もいい位置から写していました。


被写体に近づくというのは、写真を撮る上での基本です。写欲に任せて撮っているうちに、僕はいつの間にかパーティー会場のカメラマンという未体験のシーンでポジション取りまでできるようになっていました。以前なら、ちょっと遠慮したりして、シャッターチャンスを逃していたと思います。精神のありようでパフォーマンスが変わる。奥が深いですね、写真家も。

そうやってつくづくと不思議だなあと思っていたときに、ふと、自分が写真家になった瞬間のことを思い出しました。


今日はそのことについて書きます。


ちょうど今年の3月初めころ。夕方にmindsetのメンターの方と1時間セッションをして、自分で考えた趣味のゴールを初めてきちんと人に伝えたのがその時でした。


コーチングを受けるまで、自分としては「写真家になれたら面白そうだな」と漠然と思いながらも、「まあまあ、とは言えや、とは言え。」みたいな感じで子供の写真撮っとけば満足なんだ、と自分に言い聞かせていました。そんなことを本気で考えるなんて、馬鹿げたことだと。いい大人が。そう考えていました。

しかし、ゴール設定を自分で考えているときに、趣味のゴールとしては写真の話しか出てこなかったのもあって、空欄を埋めるくらいのノリで趣味のゴールにとりあえずプロの写真家になると書きました。自分ではちょっとワクワクはしていましたが、なんとなく人にいうのは恥ずかしい、、そんな,気分でいました。

そして、僕は若干照れもありながら写真家になりたい!とそのメンターの方に伝えました。


そうすると、そのメンターの方は方法など一切聞かずに、僕ができる前提でというか、できている姿が見えているかのように聞いてくれました。そのうちに僕もだんだんイメージが湧いてきて、本心から「こんなやばい写真が撮りたい」と、言えたのです。メンターの方は、僕が本心から言えたことをすでに知っていたかのように、一緒に笑ってくれました。

その後も僕は気分良く自分の想像力が解放される感覚をもちつつ、自分のゴールについて話をすることができました。

普通、聞きますよね?

「え、写真の学校行ってないのにできるの?」

とか、

「プロになる人は大体若い頃からそれ一本でやってきた人だよ。」

とか。

そういうことは一切言わず、ただ単純に僕の本音を引き出して、それを一緒に笑ってくれたのです。

そしてセッションが終わり、仕事に戻ったのですが僕の頭の中はまだセッションが続いていて、なにか今までとは違う、別の世界へアクセスし始めているような、不思議な感覚が続いていました。

その日は仕事が遅くなりそうだったので、職場の近くで夕食をとっていました。そうすると、また頭がぐるぐる回り始めました。


今でもその瞬間は覚えているのですが、その時に僕の中で何か言葉のようなものが頭の上から降りてきて、自分の中に入ってくるような感覚が不意にやってきたのです。

「クリエイターとしての自分を受け入れろ」

と。

責任感というか、使命感というか、何かそのようなものに近い感覚でした。

ちょっと、言いようによってはスピリチュアルな話にも聞こえるのですが、ちなみに僕の奥さんは、「スピリチュアル」が言えずにいつも「スピリ"ク"チュアル」と、間に”ク”を入れないとこの言葉が言えません。いっつも間違えているのに、自分ではちゃんと発音できていると思っているのですから、人間って面白いですよね。

あ、いまいいとこだったのに、話がそれました。


で、そんな感覚が降りてきたのです。

そして、写真家になるという決意を5月はじめにスクールのみんなに表明し、今に至っています。それから3か月。いよいよ、写真家としてのデビューとなる展示会を8月2週目に行います。

なんと、展示会はリアルではなく、、「メタバース」です。写真家はこれまでリアルで展示会をする選択肢しかありませんでしたが、今やWeb上で世界中に届けることができます。


しかも、リアル空間のような臨場感あふれる展示会を自分好みの場所やデザインで作れるのです。こんなに楽しい時代に生まれて幸せです。

下記の写真は、制作途中のものです。ほぼ出来上がっているので、公開日が楽しみです。8月1日にはコンテンツの一部が見れる宣伝動画を公開しますので、こちらも見ていただければ幸いです!

spatial.ioで製作中の写真


さて、こうして僕はデビューまでなんとか漕ぎ着けられたのですが、展示会をすると宣言したその時は見通しが全く立たず、こんなものが出来上がるとは想像もしていませんでした。そもそも何を撮るかすら知らなかったんですから。

それもこれも、まずは挑戦すると心に決めたからだと思います。

そして、ここからがコーチングのすごいところなのですが、僕は今、「ゴール更新」をするべきタイミングに来ています。

写真家としてのアイデンティティを確立した今、もはや当初のゴールよりもさらに遠いところにゴールを置いても、それをやれると感じられるはずなのです。

プロとして他の写真家からも認識され、伝説の写真家となる。これは、今の僕では到達への道が見えません。どうやったら伝説になれるのかなんて、普通、分かります???分かりませんよね、そんなもん。

伝説の発生プロセスを理論化するという知性のゴールと連動するなかでこのゴールへの道が現れてくるはずです。

なので、知性のゴールもこのゴール設定によってより具体的に動き出すことになるのです。

僕1人では到達できません。

写真家を集めればいいという話でもありません。伝説に近い写真家が呼べたとしても、それでは意味がありません。

ヒントは、人間の「脳」にあるはずだというのが今の感覚です。それ以上は分かりません。

それでも僕は、伝説の写真家になると決めました。これが新たなゴールです。

以上が、メタバース写真展を開くに至った経緯と、新たな僕の挑戦です。

こんな僕の挑戦を見て、コーチングを受けてみたいなと思った方は、下記のフォームからお申し込みください!
https://forms.gle/iHPDtha4NiPBe77Z9


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