【スノーボード】初めての旭川トリップの話【23-24シーズン】
みんな大好き北海道。
23-24シーズンの振り返りは前回の春の北海道に続きまた北海道のお話です。
・人生で初めての道北・旭川
私は毎年北海道にスノーボード旅行に行きます。
例年は札幌周辺やニセコ、ルスツ方面ばかりなのですが、久々に新しいエリアに挑戦してみようと思い、4泊5日のスノーボード旅を計画しました。
スノーボードの他にも普通の旅行やバイクツーリングでも北海道にはよく行っていたのですが、旅行では道央、道南、道東、ツーリングでは主に道東エリアを巡っていたので、道北エリアを訪れるのは今回が初めてです。
時期は3月中旬、羽田空港発の朝一便で旭川空港に向かい、5日間全てスノーボード。帰りは最終便という後から振り返るとかなり詰め詰めのスケジュールでした。
北海道スノボ旅の個人的な心配事第1位
飛行機がちゃんと着陸できるか。
幸いなことに私は今まで自分が乗る飛行機の欠航に遭遇したことがありません。
ですが、着陸が困難な時には引き返す条件付きフライトは何度もありました。
これも運良く目的地の空港に着陸できていましたが、本当に運がいいと毎回思っています。
この心配事を和らげてくれるのが旭川空港の就航率99%という数字。
よっぽどじゃなければ大丈夫。
というよりもこれだけ数字が良いと、もし天候が原因で欠航するような場合は前後の旅程を変更したほうがいいくらいの事態だと思います。
ちなみに冬場の新千歳空港が90%程度らしいのですが、発着便数や降雪量を考えるとこっちもこっちで驚異的な数字だと思います。
・初日はカムイスキーリンクス
空港でレンタカーを拾ってまず向かったのはカムイスキーリンクス。
「旭川 スキー場」で検索すると一番上に出てくるくらい有名なところです。
市内だけでなく空港からもシャトルバスが出ていたり、道外からの集客にも力を入れている印象があります。
ゴンドラもあり旭川周辺のスキー場のなかでは規模が大きい方です。
ゴンドラで頂上まで上がればどのコースにも滑り込めて他のリフトの配置も良いので凄く快適に滑ることができました。
そして圧雪がめちゃくちゃ綺麗でした。
暖冬小雪のシーズンだったので圧雪が綺麗なのはほんとに嬉しいです。
あとは北海道のスキー場ではどこに行っても感じるのですが、本州のスキー場と比べるとコース幅が全体的に広くて混雑を感じないです。
夕方まで滑りまくってホテルに向かいました。
・宿泊は星野リゾート OMO7旭川
今回の宿泊は別の記事でも書いたネコママウンテンのシーズン券購入者限定の割引プランを使いました。
OMOは星野リゾートの中でもカジュアル色の強いシリーズで、サービスによって1,3,5,7の数字で分類されています。
私はOMO7旭川の他にOMO5小樽、OMO5函館、OMO3札幌に宿泊したことがありますが、3は一般的なビジネスホテルクラス、5,7はシティーホテルという印象です。
OMO7旭川は市内中心部の市役所の隣にあり、駅からは多少離れています。
駐車場代は1泊につき1000円取られます。駐車場は野外なので大雪の時は入出庫が面倒そうという印象でした。
エントランスにワックススペースがあったりスキー場のコンディションが表示されていたり、非常にスノーボーダー、スキーヤーフレンドリーなコンテンツが揃っていました。
連泊者にはうれしいランドリーも多くの台数がありました。
フロントでリフト券を買うことができたり、スキー場へのシャトルバスの発着も多数あり、朝はエントランスに板を持ってウエアを着込んだ人が多数。立地は市の中心部なのにホテル中にスノーリゾート感に溢れていました。
朝食がなんか凄い
おしゃれ空間で美味しい朝食をいただきました。
バイキング形式ですがスタッフの方が手空きの時には席まで綺麗に盛り付けられたデザートを持ってきてくれたりします。
・2日目はでっかい富良野
2日目に滑りに行ったのは富良野スキー場。
市内からは車で1時間半くらいで到着。
道は終始つるつるでしたが峠などは無いので緊張することはありませんでした。
滑った感想はとにかくでっかい。
とりあえず一通り滑るだけでほとんど1日終わってしまいました。
間違いなく泊まりで行かないといけない場所ですね。
正直日帰りでは勿体無いと思いました。
又、リフトやコースレイアウト、ゲレ食のクオリティーなど各所からプリンス感が漂っていました。
あれ何なんですかね。絶対に分かる西武の空気。
客層は他のスキー場と違い外国人多めです。たまたまかもしれませんが私が行ったときはアジア系の方が多かったです。
・旅行中、毎日ラーメン食べてました
この旅行中は毎晩、日によっては昼もラーメン食べてました。
旭川ラーメンとてもおいしい。
・3日目は旭岳のつもりだったんだ……
……はい。
下は晴れ渡ってて風もそんなに強く無いのに…
そんなときはキャンモア
しばらく待っても動きそうもなかったので旭岳は後日と諦めてキャンモアスキービレッジに向かいました。
旭川市内から旭岳に向かう途中、東川町の中心部からすぐの場所にあってアクセス抜群。
券種に回数券、1〜3時間券がありちょっとした時間で滑りに行けそうで地元民が羨ましい。
クワッドリフトで全コース回せて斜度も程よくて良きでした。
カムイに続いてこちらも圧雪がめちゃくちゃ綺麗。
サンタプレゼントパークも
ハシゴしました。
旭川市街地の直近でこちらもアクセス抜群。
券種も回数券、2時間券、5時間券があって地元の人には使い勝手が良さそうです。
こちらもこちらで圧雪綺麗。
旭川圏のスキー場はみんな圧雪が綺麗で凄く滑りやすかったです。
スキー場のハシゴというものを人生で初めてしましたが、これはかなりアリでした。
・WAX BAR!
この日ホテルに戻ってからエントランスにあって気になっていたこれを使ってみました。
ワックスも色々なメーカーのものが各種揃っていて至れり尽くせりでした。
・4日目は旭岳とキャンモア
旭岳リベンジ。
一晩経って風はやみましたが視界は真っ白でした。
その代わり前日にロープウェイが動かなかった分の雪を溜め込んでパウダーばふばふ。
旭岳の軽すぎるパウダーに塗れることができました。
羽毛布団に突っ込んでいったような今まで他のスキー場で体感したことのない軽さです。
語彙力が足りなすぎて羽毛布団くらいしか表現のしようがないんですが、とにかく足下の感覚が異次元でした。
ただスマホのカメラでは何も映らないほど景色は真っ白だったので、次に行く時には晴れの日に旭岳の全景をぜひ拝みたいですね。
旭岳の帰りに1時間だけキャンモアをおかわりしました。
・最終日はちょっと遠出
最終日にはちょっと遠出をして2ヶ所のスキー場をハシゴしました。
名寄ピヤシリ
まず目指したのはパウダースノーで有名な名寄ピヤシリスキー場です。
名前の通り名寄市のスキー場なので塩狩峠を越えて結構な距離の運転でした。
到着した頃は晴れていたのですが滑っているうちにモサモサ降り始めます。
ここはドカ雪の中で滑りたかったというのが正直なところですが、バフバフのパウダーでは無かったものの、気温は低く良コンディションでした。
3時間券でサラッと滑ってご飯を食べて次の場所に移動。
士別市日向
次に向かったのは士別市日向スキー場。
これぞ北海道という士別市の市営スキー場。
ペアリフト1、シングルリフト1で市営としては大きめだと思います。
ペアリフトは掛け変わったばかりみたいでとても綺麗でした。
リフト2本が横並びの為、滑走距離は長くありませんが斜面の幅が広くうねりもあって滑っていてめちゃくちゃ気持ちよかったです。
ここも圧雪が綺麗。道北エリアすごいですね。
ネットで話題になっていたボブスレーコースみたいな深いバンクもありとにかく楽しいスキー場でした。
・大満足の旅
士別から旭川空港まで途中休憩を挟みつつ向かい、滑りっぱなしの5日間を終えました。
初めての土地への旅行にしてはかなり密度の高い旅にできたと思います。
ゲレンデも札幌周辺やニセコのような混雑も無く、とても快適に滑ることができ、スノーリゾートとしておすすめできるエリアだと思います。
一点だけ、旭川市内に泊まっていろいろなゲレンデをまわる場合には車はあったほうがいいと思います。
シャトルバスでも移動はできますが、臨機応変に動けるレンタカーの方がゲレンデの選択肢も増えて楽しめると実際に動き回ってみて感じました。
ただ道の状況は凍結路面が基本なので、もし運転に自信がなければ無理はしない方が良いと思います。体感として北海道の雪道って本州よりも滑りやすい気がします。
今回の心残りはぴっぷスキー場に行けなかったこと。
予定では行くつもりでいたのですが旭岳が諦められずにリベンジした為、ぴっぷを諦めました。
今年は行けるといいなあ。
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