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とってもたのしい、はじめてのクリフォート

 以前のnoteでペンデュラムを紹介したので、ここからは実践。
 ペンデュラムってなんや?という人はこちらをご覧ください。
 あるいはこちらの動画でも。

 ペンデュラムを使うに当たってクリフォートに白羽の矢が立った理由は単純明快。
 コストが安いから。
 遊戯王マスターデュエルではカードごとにレアリティが設定されているのですが、クリフォートは低レアだけでもある程度は形になります。
 メインデッキとして握るならまだしも、お試しでお金やジェムを使うのはちょっと…
 どうかお赦しください。
 私だって本当はEMemとか使いたいです……

過ちではない

クリフォートって? ああ!

 さて、クリフォートとは。
 地属性・機械族の上級モンスターで統一されたテーマです。

地属性!! 機械族!! 無機物!!

 効果持ちモンスターに共通しているのは以下の効果。

①:自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。

 つまりクリフォートを使うデッキではクリフォートモンスターしか特殊召喚できない。よって、汎用性はありません。
 自ずと純クリフォートで組むしかなくなるので迷う余地もなくて初心者も安心です。

 ペンデュラム召喚で大型モンスターをドカドカ出して、高い攻撃力でビート(攻撃)していくテーマです。
 脳筋っぽい!!

 ゲーム自体には直接関係ないのですが、クリフォートは「クリフォト(Qliphoth)」+「フォート(砦)」の合成語だと言われています。
 クリフォトの樹はユダヤ教あたりが起源だったような気がしますが、あまりつつくと説明が長くなるので割愛。
 また、モンスター名にはコンピュータ用語が使われている関係もあって、効果を持たない通常モンスターはテキストが文字化けしている風です。
 気になったら背景の物語も調べてみてください。

うーん、アセンブラ。


実際に使ってみた

 以前からちょっと興味があったのでちまちま調整していたのですが、ちょうどいいタイミングでテーマクロニクルが始まりました。

テーマクロニクル 開催!!

 ソロモードで物語が描かれたテーマしか使えないイベントなのですが、クリフォートは幸いにも参加可能。
 猛者の集うランクマッチより、制限されたデッキしか使えないイベントの方が楽しそう!(それに、ちょっとは勝てそう)
 イベント限定レギュレーション用にデッキを調整して、いざ決闘!


 30戦程度やってみましたが、意外と脳筋プレイではないですね、コレ。
 クリフォートは元々の攻撃力が2400以上のモンスターが多いのですが、これは正規の手段で召喚した場合のみ使える火力。
 自身の効果による特殊召喚やペンデュラム召喚で場に出すと攻撃力は1800程度に下がってしまいます。
 場にモンスターをたくさん並べるのが目的ならそれでもいいんですが、攻撃力1800のモンスターではちょっと心許ない。
 脳筋バトルをしたいなら

・ペンデュラム召喚などで場にモンスターを1~3体出す。
・場にいるモンスターをリリースして、手札の上級モンスターをアドバンス召喚(生贄召喚)する。

 というステップを踏む必要があります。

 アドバンス召喚をした場合は召喚したモンスターの効果が使えたり、
 リリースされたモンスターの効果が使えたりでアドが多いので、上級モンスターの召喚は必須ですね。

上級モンスターたち


今日の最強カード

 テーマクロニクルで使用した感じだけですが、〈クリフォート・ツール)にはとてもお世話になりました。
 むしろツール君がいなかったら全然回らないまであります。

お世話になりました

 ペンデュラム効果が優秀です。

(2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。
デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。

 ペンデュラム召喚をするときに、もう一枚モンスターカードがあれば…という場面が多いのですが、それを補うのがこの効果。
 ペンデュラムは手札から好きなだけモンスターを召喚できるのですが、手札にモンスターがいないと話になりません。
 ツール君のサーチ効果は、召喚可能なモンスターカードを増やすことができるので、テーマのやりたいことに嚙み合っています。
 イラストもはじめは なんじゃこりゃ って感じでしたが、好きになってきました。

 そしてツール君をサーチする手段の〈召喚師のスキル〉にもお世話になりました。

強いカードは効果もシンプル

 なにが良いって、手札で腐らないこと。
 必須級のカードは初めから手札に来てほしいので3枚デッキに入れることが多いのですが、一回使ったらあとや手札に複数枚ある場合は必要ないことも多いです。
 〈召喚師のスキル〉はスケール用の〈クリフォート・ツール〉をサーチした後にも使い勝手の良い〈クリフォート・アセンブラ〉をサーチすることができますし、リリース要因として〈クリフォート・ツール〉をもう一枚サーチしてきても良い。
 シンプルで便利なんですよね。効果もタイミングを限定しないです。
 それから〈灰流うらら〉が相手の手札にいるときには〈クリフォート・ツール〉か〈召喚師のスキル〉のどちらかは成功するのでうららスカシにもちょっとだけ効果的です。
 副次的ではありますが、これがあるとないとでは結構大きい気がします。


今後の課題

 テーマクロニクルで使用した関係で、強力な汎用カードが使えなかったので今回はフルパワーではありませんでした。
 ランクマッチであれば最凶罠カードの〈スキルドレイン〉が猛威を奮っていたことでしょう。

まさに最凶

 スキドレがあれば相手の効果モンスターを無力化するだけでなく、妥協召喚(リリースなしで召喚)したクリフォートたちの攻撃力が下がるデメリット効果も帳消しにできます。
 これ一枚で夢の脳筋プレイも簡単にできそうですね。

 代用として〈一回休み〉を入れていましたがこちらもデメリットを受けるので如何せん使いにくかったです。
 リンクモンスター主体のデッキ相手では腐る腐る。
 ハマればすっごく邪魔なんですけど。

 リンクモンスターの〈クリフォート・ゲニウス〉は純構築だとちょっと使いにくい印象でした。
 耐性と効果無効は優秀なのですが、打点が低いせいで盤面に居座り続けるのがちょっと厳しいですね……
 素材は機械族ならなんでもいいので機械族サポートとしては優秀かも?
 アセンブラとかシェルで攻撃してるほうが早いな~と思っちゃったんですよね。

上手く使えなくてごめんね・・・

 弱点として、これはもうどうしようもないところですが、〈ハーピィの羽根箒〉で魔法罠ゾーンが文字通り一掃されると何もできないのが悲しさ満載でした。
 〈スターライト・ロード)の出番でしょうか…。

 あとで見たら軍貫でもテーマクロニクルは参加できたみたいです。
 軍貫デッキも楽しいのでまた紹介したいですね。

星4つです!

 クリフォートはシンプルながらも使ってみると面白いペンデュラムテーマでした。
 また使うことがあればこの記事に帰って来ることでしょう。
 またこんど!(そ)

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