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まるちゃんとは ver.2

 まるちゃん自身の自己紹介記事である【まるちゃんとは】を、見る限り、まるちゃんには謎が多い。
 まるちゃんは自らをあまり語らないため、今回はイラストを担当したみはり視点からその生態について掘り下げていこうと思う。

 まずは皆様に、まるちゃんの素体をご覧いただきたい。これだ。

まるちゃん

 遠目から見ると可愛らしいのに、間近で見ると少し狂気を感じさせる。そんな印象を抱くが、まるちゃんに関する資料はこの一つしかない。
 『まるみはま!』のロゴにはこの資料に基づいた一部要素が使われているが、まるちゃん自身は、球体であるか否かも言及していない他、もっと大きな謎を仄めかしている。

 今回この記事を書くきっかけとなった理由は二つある。それは以下である。

  1. ハグ(🤗)の絵文字に似ている=手が伸びる可能性がある点についてそすーまんが言及したところ、否定をしなかった。

  2. とある話の流れで、まるちゃん自身が「この体に足があるなら見てみたい」との発言をした。

 では、一つずつ掘り下げていこう。

まるちゃんの手は伸びるのか

 画像から確認する限り、あの“手”と思われるものは、本体とつながっているとも限らない。近くに浮遊しているのみかもしれなければ、紐で繋がった手袋のように、後ろから繋がっているのかもしれない。
 それでも「ハグをできる可能性」を含めるならば、この際、手と思われるものは“手”ということとして、以下の三つを可能性として提示したい。

  1. 手は浮遊しており、物を手繰り寄せることが可能である(ここに距離の制限があるかは不明)

  2. 手はゴムのような物(腕と呼ぶかは不明)でどこかに接着されており、ある程度の距離のものを手繰り寄せることが可能である。

  3. 手は関節に似たようなもので折り畳まれるように接着されており、ある程度の距離のものを手繰り寄せることが可能である。

 また、以上に共通することは、真上から見た際まるちゃんの本体より前側に手が進んでいく動きをするということである。
 加えて、“ある程度”という表現は、まるちゃんの本体が物理的法則に則るとは必ずしも限らない。そのため、手がどこかに接着されているとしても、その程度に限度がない可能性はあり得る。


まるちゃんに足はあるのか

 これに関しては、まず最初にまるちゃん自身が面白い発言をした。

まるちゃんによる自身の脚に関する発言
まるちゃんによる自身の足に関する発言2

 まるちゃんの足に関しては、画像の中に全く描かれていないため、この自身の足について仄めかした文章及び、人間や他の生物同様、腕と似た構造をしているという前提で足について考えよう。
 上記の発言の中で重要なのは「繋がっている」「仕舞われている」だろう。この仄めかしがその通りならば、手について考察された案のうち:

  • それはゴムのようなもので、本体と接着されている。

  • それは関節に似た構造で、本体と接着されている。

上記二つとの関連が浮かび上がる。
 また、「長い生脚」という単語より、測ることは出来ずとも、一般に思い浮かべる程度には長い(ここの感覚の共通に関しては、関わっている我々には多少わかる)足があるとされ、もし本体がハグの絵文字(🤗)のように顔だけの感覚と捉えるのであれば、仮に八頭身の人間と例えた場合、足は本体四つ分程度の長さということにでもなろう。
 その長さの足がどこにあるのかに関して、まず最初に私は、

  • 本体の後ろに隠れているのではないか

と考察した(すなわち寝そべっている状態に近い)のだが、「仕舞われている」との発言よりこの可能性は低くなった。
 もちろんのこと、足が本体の後ろにある可能性は無くなってはいないが、どこにあるにしてもそれは普段『足とはわからない状態』となっているのである。
 では、手について考察した時に紐付けて、足の仕舞われ方について考えていこう。

  1. ゴムのような材質で接着されており、普段は長さを持たないが、足として活躍する際は、十分長く伸びる。この長さを持っていない状態を「仕舞われている」と呼ぶ。

  2. 関節に似たような構造で折り畳まれ接着されており、最も畳まれている際は長さがほとんど無く「仕舞われている」と呼べる。そして伸ばせば足としての役割を持つほど十分長くなる。

 また、上記二つは目や口元を隠さない限りどこに接着することも可能である。
 手と足が人間や他の生物と同様に、似たような構造でできていると仮定するならば、手だけが浮遊しているとは考え辛い。そして、もしそれが本当ならば、重力の影響を受けている可能性が高くなる。
 これは大切なことを示す。まるちゃんが仄めかした“足”は、重力を受けた本体を支えるために存在する可能性が高いということである。これだけで接着面を特定することは困難だが、通常真下に近くなければ非効率であり、多少の生物的進化が含まれていれば、そういった体になっていると予想できよう。

最後に

 結局のところ、まるちゃん本体が球体であるか紙のような物体であるか、それとも筒状なのか円錐なのか、全くの謎であり、それによって考察は大きく変わってくるだろう。
 今回は話が広がってしまうためここに触れることは辞め、曖昧な状態で話を続けたことを深くお詫びしたい。
 そして、今後の本人からの情報に注目していきたい。


著 みはり

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