21/07/21 上と下

昨今、映画をあんまり見て無いなーと感じて
勝手に危機感を感じていいる。
それはもう漠然とした不安という感じで、
「どうせ映画に行くのであれば見ごたえのあるものが見たい!」
という勝手な思い込みがそこにある。
しかし人の感情というのは千差万別。
スペクタクルなシーンが見たいという人もいれば
人の慕情、関係性、シーンの構成、シナリオの成否、
そういうところを勝手気ままに感じられるからこそ、
自分自身では映画が「総合芸術」と言われるのを甘受している部分はある。

しかし映画というものはもうスクリーンの範疇外まで飛び出ている。
dolbby atomosであれば音の定位置はどうか、
IMAXであれば全体的なバランスはどうか、
4DXにもなればほぼアトラクションでもある。
しかも年々高くなる観賞料。
邦画以外はともかくとして、
あくまでも個人的にシナリオライター、もしくは
政策委員会サイドに苦言を呈したいという気持ちはあるが、
それは選挙と似たようなもので物言わぬマイノリティが
個々人で二言三言つぶやいた程度で変わらない。

さらに言えば、カメラの画角、アングル、カラーグレーディング、
モノローグをいかに使用せずに映画としての説得力を持たせるのか?
セリフにせずにいかに観客に物言わぬ説得力を持たせるか?
というのは映画を作るサイドとしても挑戦する価値はあると思う。

今の世の中はとかく時間が過ぎるのが早い。
創作物の総量も増え、いったいなにを見たらよい経験ができるかどうかもわからない。
自分自身としては、映画館に行ってみた作品との体験がどうだったものか、
そこを反芻して自己問答、または友人などと対話して一つのコンテンツになっていく
というのが所謂良い作品、なのではないかなぁと思うこともある。
勿論、予算内に完パケして興行収入が黒字になるのは委員会誰もが見込むであろうことだと思う。
しっかーし、洋画はわからんが、邦画は大丈夫なのか?
という懸念がずっと自分の眉間にしわを寄せる原因の発端にもなっている。
オリジナルでウケればウハウハなのだろうが、(委員会による)
現実問題映画原作、アニメ原作の枯渇問題は甚だしい。
ということころで、「見たいものを見に行くよ。ただそれだけ。」
何の根拠も無いが、上記のような人は恐らく劇場に1年通して3回でも足を運べばいい方なのではないだろうか?

アニメにも映画にも言えることなのだが、とかく現世は「失敗したくない」
と考える人が多いと思う。
進学、就職、転職にしても、失敗したくない、人に嫌われたくない、
ならば人と関割らなければOKじゃないか、と。
その割に3人に1人は離婚経験者という。
これは失敗ではないのか?
昨今の結構相談所にはわざわざ×を付けて詐称する人もいるくらいらしいが、
それはあまりにも相手を人として見下し過ぎてやしないかと思う。

うーん、酔っぱらってるので支離滅裂になっているが、
要は「金を出してるのに楽しくない思いをさせんな!」ということに尽きるのだと思う。
そこに私は私なりに苦言を呈したいと思う。
あなたの通勤時間、公共交通機関の通勤代はお金を会社から貰ってるかもしれないが、
その中にも悲喜こもごもあるであろう。
さて、それはあなたがその時間例えば自転車で会社に向かっていたら?
会社の規定にもよると思うが、それはそのまま給料に反映されているだろう。
自転車や歩きなり、運動して、ちょっとだけ会社から頂いたお金である。
そのお金は自由にしていいはずだ。
しかし満員電車に揺られて窮屈ななか、痴漢のリスクもある中で通っている人がいるとしよう。
一説に会社員が会社に向かうには戦闘機パイロット並みのストレスがかかるという。
しかし、その中でいつも使う電車の中でいつも見かけるあの人がいたり、
車窓から見える景色が素敵だな、なんて思いを馳せることもあるだろう。
だが、通勤代は当然ながら会社から支給されていながらも出費になるわけだ。
この場合、どっちが幸せなのかは当事者にしかわからない。

端的に言うと、やってみなきゃわからないような
簡単な博打を楽しまなければ人生損をするのは自分だけじゃないか?ということだ。

人生とは人それぞれ限られた時間である。
朝起きれて、「やった!今日も生きている!」となるのは病人とかなのではないだろうか。
朝起きて、「今日も仕事だ…」と思って憂鬱なルーティーンを繰り返す日常の中でもささやかな楽しみを見つけられたら良いな、
そんな人生であれと自分自身は思う。

で、タイトルの上下(上手、下手)の話を書こうと思ったけど
もう眠くなってきたので気が向いたらまた書こうと思う。
最近映画あんまり見てなかったし。
最後に声高らかに叫びたいのは、日本の映像リテラシーの低さ問題
これについて言及したいと思っている。
気になる方は上手下手、アイラインとイマジナリーライン、
カットの切り替え、TU、TB、意図したPAN、意図的な伏線、などなどや
お話の構成、それらについて甲乙考えられるようになれば映像を見る目は
養われるであろう、ということだけ意識して映画を見ることをお勧めする。
まぁ、自分がそれができているかどうかというのはまた別の話。
単純にすかっとしたいものが見たいからサブスクで適当なものを流すこともある。
そういうのを考えずにみられる作品が良いか、悪いか、それもまた作品の質による。
そんなこまけぇこたぁどうだっていいんだよ!と言う方、自分の好きな映画を映像の法則に乗っ取って再度好きな作品を視聴することをお勧めする。

肩っ苦しいことは描きたくなかったが、音楽を聴くにもなぜそれが心地いいか?
舞台を見に行く方でも、何故それが気持ちいいか?という自問自答と
もし複数人で行くのであれば情報交換がいかに有意義であるかということを心の隅に控えて置いていただけたら暮らしのワンポイントアドバイスになるのでは?と思う。

最後に勝手にnoteの知らない方の書き留めたものを流用させていただきます。
https://note.com/crybastion/n/n106174217c0a

それでは文字が打てなくなってきたので就寝します。
雨が止むとイイな。おやすみなさい。

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