2024/10/15 駄メモリー
駄とつくとあまり良く無いイメージが有るか、
駄菓子を彷彿とさせてワクワクさせる、
そんなお薬のような良い効果と悪い効果がありそうな。
どちらにしろ不動の心ではないという心情を表している・・・?
そんな私がいつもnoteに書き込むときにはスペックがだいぶ落ち込んだ
google tabで書く、と半分決めている。
数文字の変換に1秒くらいかかることもある時代錯誤なマシンなので
そろそろ回書いてもいいかなと思うけど、本当に必要なのか?
と自問自答が入ってくる。
2,3年位前に買ったばっかりなのになぁーとは思うけど、
興味本位で手を出しただけなので現状で納得できる部分は大いにありありなのだが。
今回は頭から駄メモリーという題にしてみた。
いつもは題名は後付で今回の文章はこうなったか、でつけるのだが。
最近忘却が大事ということを少しだけ学んだ。
嫌な思い出はもちろんそうだが、良い思い出も形骸化(簡素化)して
ストックしておくことになるらしい。
例えば、旧知の仲の友人などで話していて、引き出しの紙切れからリッタ尾的に抽象化されていく思い出というものは結構あるあるの賛同をいただけるような気がする。
「あれだよあれ!あのときお前民家の壁に立ちションベンしていたじゃん!」とかそういうやつ。
誰がいて、どのような動きでどのような連携が取れていたかまで思い出せる。
このように自分はめっちゃはっきり覚えている。
ションベンの件について、だが、仕事のちょっとしたことについては全然覚えていない自信がある。
多分何だけど、その話が面白いかつまらないかで残しておく価値が歩かないか?
というのも自然的に判断されているのかもしれないと思っている。
そう考えると、知らない人と会話しているときにめっちゃ引き出しが多いなこの人…
と感じる人は人生についてちゃんと楽しいと一言でも言える根拠を自分の中に持っている人が多い。
恩義とかも持っている人が多い。お世話になった人への恩返し、とか。
あぁそうだ、そういう話の流れで一つ思い出したことがある。
母親と話していたら、知り合いのおばさんが性格が悪いんだけどその子どもたちの話を延々とされた。
一部抜粋して要約すると、そのおばさんちの末男だかなんだかが、
一度お見合いをしたという。
お相手も庭に枯れ水仙などがあるお家柄の御息女(仮にAとしておく)。
二人は順調にお付き合いを始め、結婚までされたそうな。
それは幸せそうな、かつ男は頭もよく、地元で硬いお仕事についており、
女性の家計とも遜色のない働きをしていたそうな。
しかし末男にはどこかのタイミングで他に好きなおなごができたそうな。
そして、Aはお前さん(末男)がそこまで言うのであれば私は身を引くしかないね…(涙
ということで末男とAさんはどのような分かれ方をしたかはわからないが、
どちらにしろその男女は事実分かれた。
その時代女性の立場はまだ弱かった…のかよくわからないが、
現在と比べるとべらぼうに低かったろう。
そして末男は自分の見つけた好きな人(Bとしよう)と新しい所帯を持つこととなった。
その生活についてはリアルな話を聞いてはいないが、
想像するに大きいくくりで地方にしては
そこそこ暮らすには不自由しないような家庭であることが伺える。
後で気になるのだが、その家庭の中に確かな愛はあったかどうかというところが引っかかるのだが。
そして時は流れ末男は亡くなってしまった。
Bが喪主なのかどうかは母親の話では省かれていたが、おそらくそうであろう。
その葬式にAさんが、Bさんか親族へ
「一度関わり合った仲なのでお葬式にお邪魔しても良いか?」
という旨の連絡としたという。
この流れでAさんからの連絡が来たというだけでアツイ。
Bさんサイドはそれを了承。
そしてお葬式に現れるAさん。
勝手に離縁を持ち出されたAさんが見事な花束を持って来場されたという。
そして極めつけには桶に入っている末男に対して、
慈しみを持った表情をしながら何回も頬を擦り慈愛の表情でお別れの言葉を向けたような、そうでないような、
しかしそれは確実に離縁されたあとも末男のことを思っていた仕草であったと語る。
チグハグな母の語り口からそんな昼ドラみたいな話を聞かされた自分としては、
今日は正直1日中眠かったし、頭の中で再構成するの非常に面倒くさいし、
だけどなにそれめっちゃ面白そうな話だし!
夕飯前だったので飯を食ってからゆっくり聞かせてほしいものだと思った。
だってそれってAさんの人生はその間どう暮らしていたのか知りたいし、
現代みたいな下半身直結☆即決男女メンヘラ大行進!!みたいな世の中だったら
けっっして産まれない美談かもしれないし。
その後、「Aさんは分かれて何してたの?」と聞いても、わからないよ妹から聞いた話だし!
という母。
明日辺りもう一度根掘り葉掘り聞いてみようかと考えるくらいに
もしかしたらAさんの美しくも寂しく、しかし華麗なる人生の話もあるかもしれない。
想像の余地はめっちゃある。他人が楽しいかどうかはともかく、俺が楽しいのだ。
誰も文句は言えまい。
とか書いててもちゃんと起きれない可能性すっごいあるけど。
ぜっん全駄メモリーじゃなかった。
自分の今年が半分くらい駄メモリーだった。
やっぱり書いたあとじゃないと題名なんてつけられない。
体力があったらもう少しこじつけて話も展開できたかと思うけど
もう今日は寝ます。
明日は3連休明けということで、皆さん挫けないで!