
奈良県大和三山の謎なおでかけ★ここが中心だった!
本日は2024年大晦日
冬晴れですが風が冷たい1日です
奈良県の大和三山におでかけします
大和三山(やまとさんざん)とは、奈良県橿原市に位置する香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の三山をいいます
今回は大和三山を登頂してみようと思います

→畝傍山→橿原神宮→橿原神宮前駅
近鉄電車の大和八木駅に11:00、線路沿いに進むと耳成山が見えます
麓の耳成山公園を11:16登山開始します
▲耳成山(みみなしやま)
標高139.7m
どの方向から見てもきれいな円錐形の独立峰です
高低差は70m余りです

足元はやや悪いので気をつけて登ります
登山道は分岐がありますが迷うことはないでしょう
とにかく登って行けば山頂に辿り着けます

耳成山口神社を経て11:28山頂に到着⛰️
ちょうどいいハイキングです

11:35下山開始
案内版などは無いが下山も適当に降りて行きます
行きとは違った道で降り、
南から登山しましたが、下山したら山の東側に出てきてしまいました
耳成山公園に戻り11:52です
次は藤原宮跡経由で天香久山に向かいます
国道165号沿いの「まいどおおきに食堂 醍醐町食堂」で昼食休憩します

お腹が満たされて旅を続けます
12:28出発です
・藤原宮跡
大和三山に囲まれるように、日本で初めての本格的な都であった藤原京の藤原宮跡(ふじわらきゅうせき)に到着
広々してる〜


藤原宮は、今から約1300年前、持統・文武・元明の三代の天皇が治めた都、藤原京(西暦694~710)にあった宮です
藤原宮で政治が行われた時期の歴史上の大きな出来事としては、大宝律令の制定(701年)、和同開珎の鋳造(708年)があります
藤原宮が営まれたのは、わずか16年間ですが、日本の律令制を考えるうえで、非常に大きな役割を果たした舞台です
ここからは大和三山がすべて見渡せて囲まれています
奈良盆地の中にある3つの山に見守られているような感じがしました
ここも何かパワーを感じます

それでは天香久山を目指して歩いて行きましょう
いい感じの田舎道を進みます
▲天香久山(あまのかぐやま)
標高152.4m
天香久山の北側の麓に天香山神社がありましたので参拝します

境内にある波波架の木(ははかのき)は、その昔、占いに用いられたと言われています
13:23ここからは登山道を登って行きます
天香久山は桜井市の多武峰から北西に延びた尾根が浸食により切り離され小丘陵として残存したものです
比較的整備されており7分ほどで山頂に到着⛰️

標高152.4メートル、
香久山が正式名称のようですが、万葉集では「天香具山」(あまのかぐやま)と詠われ、この名前の方が好きなので天香久山と表記させていただきます

天香久山を北から登り、南へ下山します
すると麓に、先程参拝した天香久山神社そっくりの天岩戸神社がありまして、もちろん参拝します

天香久山神社と関係あるのかわかりません
天照大御神が隠れた天岩窟と言われる巨石がご神体です
どちらの神社も地元の人たちが大切に管理しておられます
ここでもパワーを頂き13:47出発、藤原宮跡南側を通り、近鉄線畝傍御陵前駅を14:15に通過、もう目の前に畝傍山が見えます
▲畝傍山(うねびやま)
標高199.2m
橿原神宮北参道の途中で畝傍山登山口がありました
大和三山では一番高い山で独立峰です
周囲には、橿原神宮や神武天皇陵があります
畝傍御陵前駅の御陵とは神武天皇陵を指します


休憩して15:10登山開始です
登山道はいくつかあります
何となく登り始めたルートは緩やかな勾配で歩きやすく、20分ほどで山頂に到着⛰️
すると、神々しい光の帯が!


下山は違うルートにしたら、ハードでした〜
足元に気をつけて滑らないように下山します
距離は短いけれど急勾配で岩がゴツゴツしているルートでした
・橿原神宮
北参道に下山し、橿原神宮に参拝します
橿原神宮は、第一代天皇である神武天皇が、橿原宮で即位したという「日本書紀」の記述に基づき、畝傍山の東南麓に明治23年(1890) に創建されました


御朱印を頂き、この旅を終えます
参道には屋台が並びお正月の準備をしていました
駅に行くと神社の屋根風の作りでした

万葉集では、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が大和三山のことを詠んだ歌があります。
「香具山は 畝火ををしと 耳梨と 相あらそひき 神代より 斯くにあるらし 古昔も 然にあれこそ うつせみも 妻をあらそふらしき」
今日はどこもパワースポットでしたね
いい年を過ごせそうです
2025年の初投稿をご覧いただきありがとうございました😊
皆さまが良い1年を過ごせますよう祈ります
それではまた!
