大事なデータは、記録方式の異なる外部記憶装置でバックアップをオススメする。
今回、「大事なデータは、記録方式の異なる外部記憶装置でバックアップをオススメする。」ということについてお話してみたいと思います。
発生した事件
事件は2年位前に起こりました。
当時、Soldiworksで設計中のデータが突然、消えたのです。
幸い、その前日に、外付けのハードディスク(HDD)にバックアップを取っていたので、最悪の事態は避けられましたが、危ないところでした。
詳しくお話しすると、
当時、PCに外付けSSD(SSDケース+M.2 SSD)を接続して、設計データはそこに保存していました。
ある土曜日に、突然、その外付けSSDが認識しなくなりました。幸いにも、同様に、外付けしていたHDDには影響ありませんでした。
その後、原因を探るために、SSDを当時所有していた自作PCのマザーボードに増設して、データを確認したところ、設計データのフォルダー内の全データが消えていました。その他のフォルダーは無事でした。
このことから、
発生した事象の原因は、SSDケースではないだろうかと思いました。
SSDも、心配なので、それ以来は、残ったデータだけ、HDDにバックアップを取った後は、使っていません。
また、記憶をたどると、SSDも、エクスプローラーでデータコピーした時、ちゃんとコピーされなかったので、バックアップソフトを使ってコピーしたこともあります。
この時、すでに、SSDになんらかの問題があったのかもしれません。
使っていたSSDケース
使用していたSSDケースは、アマゾンで購入したUnitekというおそらく中華メーカのものだと思います。
また、SSDは、Samsung製のものを使っていました。
今後の教訓
大事なデータを扱う外部記憶装置には、ちゃんと信頼のおけるメーカー製を使った方がよいかなということです。
また、同じく外付けしていたHDDには影響がなかったので、記録方式の異なる複数の外部記憶装置にバックアップを取るのも重要だなとも感じました。
現在、外部記憶装置として使用しているSSDケースはOrico製で、SSDは同じくSamsung製です。
使用開始して以来、問題は起こっていません。
SSDケースのメーカーは、Oricoの他に、Ugreenやロジテックなどがありますので、一応、同じ中華メーカーでも、名の通ったメーカー製を使ったことをオススメしたいです。
今回は以上です。
ご参考になればと思います。