ACアダプタからPD充電に切り替えよう
今まで、ノートパソコンの電力供給は、ACアダプタ経由が一般的でしたが、最近では、USB TypeCケーブル経由に変化してきています。
GaN(窒化ガリウム)の充電器が開発されてから、消費電力が45Wや65W程度で起動できるノートパソコンでは、PD対応のUSB C端子に、充電器からのUSB Cケーブルを接続することで、電力が供給されることが可能になってきています。
過去に購入したノートパソコンは、従来のACアダプタ経由になるので、諦めていないでしょうか?
いや、諦めになるには早いです。
できる方法が、ここにございます。
ノートパソコンの電力供給用のDCジャックに、USB C変換ケーブルを接続することで、GaNの充電器を使って、電力を供給することができるようになります。
今回、所有しているLenovo ThinkpadをGaN充電器を使って、ちゃんと電力が供給されたことを確認しました。
用意するもの
1. USB TypeCケーブル
アマゾンで、Lenovo Thinkpadに電力供給用として使用されている角形のコネクタをUSB Cに変換するケーブルを購入しました。
2. GaNの充電器
アマゾンで、100Wのものを購入しました。
充電器は、Anker、CIO、Ugreenからも販売されていますので、各々に適したものを探してみてはいかがでしょうか?
ケーブル付きがお得ですね。
電力供給の確認
Lenovo Thinkpadで、ケーブルと充電器を接続して、電力が供給されていることを確認しました。
注意すること
使用されているノートパソコンのACアダプタで、必要な電圧と電流を確認して、その電力以上の充電器を準備することです。
ACアダプタの裏に、OUTPUTとして、電圧と電流が記載されています。
電力(W)=電圧(V)x電流(A)なので、簡単に計算できます。
例えば、下の写真では、電圧が20Vで電流が2.25Aなので、電力は45Wとなります。
したがって、準備する充電器は45W以上のものが必要となります。
パソコンによって、DCジャックの種類が異なるので、寸法を測るなどして、お持ちのノートパソコンに合ったUSB TypeC変換ケーブルを用意しましょう。
また、変換ケーブルやUSB TypeCケーブルは100W対応のものを用意しましょう。
LenovoのThinkpadは、形状が特徴的なので、比較的簡単にできます。
ノートパソコンだけではなく、適合した変換ケーブルを使うことで、様々なACアダプタを接続して使用している電子機器などにも適用できそうです。