Snapmaker J1Sを導入した
今回、2つの吐出ヘッド(IDEX)を備えたSnapmaker J1Sを導入しました。
Snapmakerのブラックフライデーセール中のフラッシュセールで購入しました。
2024年12月21日の執筆時でも、クリスマスセールを開催中です。
注文からちょうど1週間で、中国から、自宅に届き、それに合わせて、3Dプリンター部屋のレイアウトを変更しました。
その後、設置、初期キャリブレーション、印刷条件設定、試作を行いました。
Snapmaker J1Sを導入した理由
吐出ヘッドが1個の3Dプリンターでは、できるだけ、サポートを使わないような形状で、印刷底面は平面であることが必要であり、形状の制約を受ける。
そこで、吐出ヘッドが2個あれば、1つの吐出ヘッドに破壊可能な、または、水溶性のサポート材を使用することで、上記の形状の制約がなくなることが主な理由です。
I love KLのロゴを印刷してみた
マレーシアのクアラルンプールでは大人気のI love KLのロゴを印刷してみました。
過去では単色で印刷していましたが、今回、I love KLの部分(上部)と土台の部分(下部)に分けて、2色で印刷できるようにモデルを編集しました。
Snapmakerが提供しているスライサー、Snapmaker Lubanにて、AnkerMake M5で使用しているスライサーでの条件を参考にしながら、フィラメントの温度設定、吐出条件、スピードなどを調整して、なんとか、AnkerMake M5に近い印刷品質を得ることが出来ました。
しかし、よーく見ると、ちょっと粗くなっている表面がありますね。
これは、スライサーの違いによるもので、一番上の印刷面の仕様が異なることが原因です。
Snapmakerからは、ベータ版ではありますが、Snapmaker Orcaというスライサーも提供されているので、今後は、こちらのスライザーも使ってみたいと思っています。
IDEX型3Dプリンターの比較
最後に、今回、Snapmaker J1Sを購入するにあたり、IDEX(Independent Dual EXtruder)を備える3Dプリンターの比較をしました。
その際に、作成した比較表と各プリンターのリンク先を掲載します。
比較項目は、筆者が重要視している項目になります。
価格は、2024年12月現在のものです。
今回は以上です。
3Dプリンター選定のご参考になればと思います。