#プロキオンS #七夕賞

金欠ボンビーノ

2020年7月5日 17:26

#プロキオンS

好走条件については、JRA公式HP等の分析を参考にしていきます。

特別登録馬がJRA公式HPと、JRAVANのアプリとで違うんですが、まあいいや。

それにしても、JRA公式HPの分析は、なかなか辛口ですね。サンライズノヴァなんて、マイナス評価が3つですからね。まあ、堅実な末脚があるにせよ、後ろからいく時点でキツイと言うのが正直なところですけど。

と言うことで、JRA公式HPの分析をしてみたところ、好走条件該当馬は2頭でした。

#ラプタス

この2頭が満点ですね。
JRA公式HPの分析は、やたら勢いを押してくるので、そういう意味で言うと、ラプタスかな？なんて思ってしまいます。

どちらも前で気分良く走れる方がプラスになると思いますので、前に行けそうな枠を選びたいですね。

どっちかは好枠でお願い。
どっちも好枠はやめて。
そして、どっちも大外とかもやーめーてー！

はい、では次に、JRAVANの好走データを見ていきます。
今回は阪神開催ですので、阪神開催用に分析してくれているようです。ありがとうございます。

プラス評価の要素
＊8枠[7-2-8-39]
＊5枠[7-6-1-39]
＊4歳馬[7-7-4-35]
＊5歳馬[9-4-7-62]
＊3歳馬[1-2-0-10]
＊同距離組[18-19-20-175]
＊前走1着[6-7-4-31]
＊前走2着[4-4-4-21]
＊前走3着[7-3-6-17]
＊前走5着以内[複勝率37.0%]

マイナス評価の要素
＊1枠[0-3-2-39]
＊6歳馬[7-7-6-101]
＊7歳以上[4-8-11-122]
＊距離短縮組[4-5-5-67]
＊前走1900以上[0-0-0-14]
＊距離延長組[6-3-4-86]
＊前走6着以下[複勝率9.2%]

これらを表にまとめると、次の表のとおりになります。

まだ、枠の項目が未入力ですが、次の5頭の評価が高いようです。
・トップウィナー
・ヒラソール
・ブルベアイリーデ
・ミッキーワイルド
・ラプタス
・レッドルゼル
JRAVANは、とにかく若い馬を推してきますね。

次に、このレースの中身を見ていきたいと思います。
まず、過去10年のラップを見ていくと(1番上が2019年で、順に1年ずつ遡る) 、ハイペースが5回、ミドルペースが5回となっています。

と、一度たりともスローはありません。よって、今回も、ミドルペースまたはハイペースと想定して分析していきます。

まず、各馬の平地レースの3着内率(括弧内は連対率)から見ていきます。
★3着内率50%以上組
レッドルゼル　0.909(0.818)
デュープロセス　0.750(0.750)
スマートダンディー　0.714(0.571)
トップウイナー　0.700(0.650)
スマートアヴァロン　0.694(0.389)
ミッキーワイルド　0.667(0.611)
デザートストーム　0.615(0.385)
サンライズノヴァ　0.609(0.522)
サトノファンタシー　0.609(0.435)
エアスピネル　0.579(0.368)
サクセスエナジー　0.529(0.529)
ラプタス　0.500(0.500)
ヒラソール　0.500(0.350)

レッドルゼルの3着内率ヤバくないですか？
9割超えてますよ。

★3着内率50%未満組
カフジテイク　0.469(0.313)
ハッピーアワー　0.429(0.357)
ブルベアイリーデ　0.421(0.421)
ヤマニンアンプリメ　0.409(0.364)
ダノンフェイス　0.400(0.320)
アードラー　0.400(0.300)
ヒロブレイブ　0.326(0.152)

◆ポイント
今回のポイントは、ラップにあると考えました。ハイペースまたはミドルペースという視点で考えていきます。
なお、参考ですが、過去10年のラップペースをハイペースの場合とミドルペースの場合に分けて、平均を取ってみたところ、次の通りです。
(Hペース)
12.12-10.72-11.06-11.48-11.80-12.10-12.90-82.18
(Mペース)
12.06-10.94-11.26-11.72-11.98-11.52-12.34-81.82
中京開催ではないので、参考値ですが、各馬のハイペースやミドルペースでの対応力を分析していきます。

＊ハイペースでのダ1400の勝利経験のある馬
アードラー
カフジテイク
サクセスエナジー
サトノファンタシー
スマートアヴァロン
スマートダンディー
ダノンフェイス
デュープロセス
トップウイナー
ヒラソール
ヒロブレイブ
ブルベアイリーデ
ヤマニンアンプリメ
ラプタス(※)
ワンダーリーデル

こうやってみていくと、ハイペースは前崩れのごっつぁんゴールが目立ちますね。
その中でも、一目置いておきたいのが、(※)をつけた

#ラプタス

今回もぶっ飛ばしてくることは間違い無いと思います。
すでにJRA開催のレースで4勝していますが、いずれもハイペースでした。この馬のスタイルは、逃げて他の馬に脚を溜めさせずに、まさに「肉を切らせて骨を断つ」競馬スタイルですね。自滅しないとなると、能力は相当高いように思います。

下に各馬のダート1400の成績をクラス別にまとめてみました。

ラプタスのダート1400での勝率[6-0-0-1]は、神レベルですね。ここ2戦は地方でのどさ回りでしたが、黒船賞ではサクセスエナジーを完封する走りでした。枠の発表がまだですが、ラプタスを本命視する考えで良いように思います。

相手馬はやはり成績優秀の出木杉くん。

#レッドルゼル

コースを選ばず、堅実に3着内に入ってくるところは強みですね。2戦続けて阪神ダ1400を使ってきたところも安心できます。

その他、若干人気が落ちますが、妙味を感じるのは

#スマートアヴァロン

いつも追い込んでくるので、なかなか勝つことはできませんが、オープンクラス以上の複勝率は、サンライズノヴァと遜色ないですよ？
8歳ですが、前走を見る限り、見限るのは早いように思います。
56キロの斤量が生きてくると思います。ただし、休み明け[0-2-3-3]より、休み明け2走目[1-3-2-0]の方が成績がいいのは、事実です。

【買い目】

ラプタス-レッドルゼルの馬連、ワイド

スマートアヴァロン3着固定の3連単

#七夕賞

こちらについてもJRA公式HPの好走条件に基づき、ハンデ以外のデータを入力してみたら、こんなことに。

#パッシングスルー

JRA公式がこれを推してくるとは。
確かに、前走距離が変わり種の馬の好走は、[2-2-3-9]とかなりのものですが、JRA公式HPの分析は、中途半端な穴を推してきますね。
また、ハンデの発表があれば、更新していきます。
ちなみに、パッシングスルーの福島[1-0-0-0]、中山[1-0-0-0]の成績からも、坂のある小回りコースの適正がないとは言い切れないようです。

ハンデが発表されたので、更新すると
　　　　　　　　　　↓

やっぱり出てきましたね。

#クレッシェンドラブ

【クレッシェンドラブ】
中山[4-1-1-4]や福島[1-3-0-0] の成績から、坂のある小回りコースの適正はかなり高いように思います。一方、東京[0-0-0-3]のように、トップスピードが要求されるコースの成績はパッとしませんね。
前走の成績が案外だったため、ここでの復活に期待がかかるところですが、6歳となって半年が経ち、久々のレースで復活なるかと言うところです。

#エアウィンザー

【エアウィンザー】
2019.3の大阪杯を最後にパッとしません。怪我の影響か、老化かわかりませんが、かつての輝きはないように思います。
福島や中山への出走経験なく、次に近い条件としては阪神[4-2-0-2]があり、これだけを見れば悪くはないのですが、年齢的に上積みが期待できるわけではなく、本命視はしにくい印象です。

エアウィンザーは、近走の内容からして、評価しづらいのですが、これを買うくらいなら、こっちだろと思える馬がおります。

#ノーブルマーズ

【ノーブルマーズ】
エアウィンザーと同じく人気はなさそうで、強く推せる材料も特にありませんが、少なくとも、7歳馬にしてなお強しと言っても過言ではないと思います。
特に、ここ3走は4着が続いていますので、あと1頭前に行ければ、馬券内です。非常に惜しい。
今回も人気はしないと思いますので、個人的な評価ですが、穴馬の中では、これ1番いいんじゃないの？と思える成績でございました。

ノーブルマーズは、しっかり先行できますし、キレる脚はございませんが、位置取りで泣くことはないように思います。
ただ、キレる脚がありませんので、4角3〜4番を追走できていたとしても、直線で他馬を抜き去ることは難しいように思います。
それでも、後方から行くよりは、断然マシですね。ただ、このコースにマッチするかは別かもしれません。

次に、各馬の平地レースの3着内率(括弧内は連対率)を見ていきます。
★3着内率50%以上組
ヒンドゥタイム　0.889(0.667)
エアウィンザー　0.737(0.632)
ブラヴァス　0.700(0.600)
リュヌルージュ　0.684(0.368)
ウインイクシード　0.667(0.417)
レッドローゼス　0.630(0.300)
オセアグレイト　0.615(0.462)
ジナンボー　0.600(0.500)
クレッシェンドラブ　0.571(0.476)
バレリオ　0.556(0.556)
ソウルインパクト　0.537(0.220)
マイネルサーパス　0.533(0.467)

★3着内率50%未満
ノーブルマーズ　0.476(0.262)
グローブシアター　0.471(0.294)
パッシングスルー　0.429(0.429)
ヴァンケドミンゴ　0.375(0.313)
アンノートル　0.346(0.269)
アウトライヤーズ　0.292(0.250)

さて、七夕賞の狙い方ですが、ハンデ戦なので、人気する馬から買うのはもったいないと考えます。
過去10年で3連複が1万円以下の配当となったのは、たったの1回です。ということで、お宝探しに穴を掘りにいきましょう。

まず、穴掘りの鉄則として、コース巧者を探してみようと思います。

クレッシェンドラブとマイネルサーパスは重賞クラスまで、3着内率100%となっています。んーけど、どっちも人気するよね。

ただし、クレッシェンドラブの休み明け[2-2-0-0]に対し、マイネルサーパスの休み明けは[0-0-0-2]と、休み明け初戦は期待しにくいところです。

他にも福島の成績が良かったのは、次の5頭でした。(括弧内は斤量)
ヴァンケドミンゴ(54.0)
ウインイクシード(56.0)
オセアグレイト(55.0)
パッシングスルー(54.0)
レッドローゼス(56.0)

ところが、斤量面では、56キロ、54キロは魔の谷間ゾーンに該当しますので、オセアグレイトしか残らないことになります。
とは言え、オセアグレイトの福島の実績は1度のみで、信夫山特別という2勝クラス芝2600のハンデ戦です。
さすがにこの1戦のみで、この馬を信じろと言われても、信じられません。
また、パッシングスルーについても、福島は1勝クラスの時に芝2000を単勝1.3倍で勝ってますが、当時のメンバーからオープン馬はおろか、3勝クラスの馬でさえ、1頭も出てませんので、レースレベルが低かったとしか言えません。じゃ、どうするんだよー！