キナリ杯感想5
↑こういう、悪気のない家族によって引き起こされるトラブルって誰にでもあるんですが、それだけに、細かいやり取りや受け取り方に個性が出ていいですよね。秒数のカウントがすごい臨場感でした。
↑春菜カレー、めちゃくちゃ美味しそうでびっくりしました。これは川越より優先度が高くなってしまう。くいだおれのソックス、わたしも関西出身なので見たことあるから、既視感があって笑いました。
↑雨と憂鬱な会話、軽いテンポだけど少しずつ降り混ざっていく不穏さというか不安さというか、そういうものが良い雰囲気を出しているなと思いました。じゃあ、ぎゅうしてよ、が好きです。
↑社内SEなのに先生と呼ばれるところのくだり、人柄が出ていて、この一行でいろんなことが想像できて、いいなあと思いました。パソコンにおおやまってつける女の子も、かわいくて微笑ましい。褒めてくれっていう本音で〆るのも、いい感じで抜けてる。
↑お母さんに対して怒った話の回想と、こうして書いていることへの呆れと恥ずかしさから、いまの娘さんへの向き合い方を振り返りながら書いていくという構成が素晴らしいなと思いました。怒ったひとにしか、怒ったひとの気持ちってわからなかったりする、そのとおりです。
↑わたしのことを書いてくださった記事について、あれこれわたしが言うのも恥ずかしいし、おかしな話だと思うので、お礼だけ一生懸命伝えさせてください。そんな風にあたたかく思ってくださって、ありがとうございます。聖剣伝説はわたしも好きです。
↑ご自分のことを客観的に理解されていて、わかりやすく伝えようというお気持ちが伝わってきました。視野欠損と羞恥心の欠如との対比、良いですね。ただ、次はできれば、ハイライト的なところの感情の動き、もっと書いてもらえたら嬉しいなと思いました。
↑タイトルから引き込まれます。才能がないところから、どうやって立ち直るか、どう夢を変えるかって、誰もが悩まされるところだと思うので。創作は不安との戦い、めちゃくちゃ共感します。いっしょに頑張りましょう。
↑コインランドリーって、なんでこんなにおもしろいことが起こったり、エモーショナルな時間が流れたりするんですかね。爆笑するおばさんの奇行に、なんか元気になりました。ありがとうございます。
↑雨が好きだの書き出し、とても良いと思いますよ。そのあとに、雨の日の雰囲気が好きだといい直しているところ、失恋が好きだ、という心の中の話につながるのも。きれいな文章だなと思いました。