キナリ杯感想11

お詫び

キナリ杯の応募作品ぜんぶ読んで感想書く企画、一年もの間、更新が止まってしまっており大変失礼いたしました……!経緯としては、もうご存知の方も多くいらっしゃると思うんですが、母の入院をきっかけに身の回りのことが著しく変わってしまいまして、落ち着いてから再開、と思っている間にログイン情報が失われてしまい、運営さんに問い合わせたり、再設定や移行に手こずったりしている間に、公私ともに様々なトラブルに見舞われてしまい…待ってくださった皆さん、本当に申し訳ありませんでした。

こちらに掲載されたら、順次、noteの通知がいくかと思いますので(基本設定でONにしている場合)もう少しお待ちいただけましたら幸いです。


↑ミュージカルも、ミュージカル映画も、選球眼がないのかあんまりいいなァと印象に残るものを観た記憶がないので、ミュージカルを愛し、挑戦し、携わる人の熱い言葉を読めるのは「また探してみようかな」と思えるので助かります。しんどいのも、浮かれているのも追体験できますね〜〜。


↑まわりまわって大同電鍋の季節がきたのでこれはいま読むべきnoteかもしれない。最近、肉まんを電子レンジで爆発させて炭にしたわたしとしても、蒸し料理コーナーが美味しそうで魅力的でした。途中のイラストはsunaさんが書かれたんでしょうか…すごく丁寧で、かわいらしいと思いました。電ちゃん。


↑新しい落語のかたちも、こうやって愛を持って広げてくれる人がいるからこそ、文化としてこれから世に広まっていくんでしょうね。シンプルに魅力がまとめられていて、文量も人にすすめるにはちょうどいい、考えつくされてると思いました。


↑書き出し、気になる感じでいいですね!そのあとの展開がかなりとがってますが。実話だからこそ光る、臨場感のある展開と書き口、上手い行間使いだと思います。カカオ65%くらいという最後の表現もなんか好きです。


↑学生のころから聞いてたスキマスイッチの「ガラナ」という曲で、「触れてんだ〜」みたいな歌詞があって、なんのことかなと思ってたんですが、このnoteを読んでもしやと思い調べ直したら、フルテンでした。感動しました。キャスト、挿入歌の紹介も作品の世界観の演出で、ユニークですね。こういう綺麗な仕掛けはnoteならではだと思うので、勉強になりました。


↑奥さんへの暖かい眼差しと、とぼけた感じで出てこられるご本人の写真の温度感がいつも良いんですよね、本当に。絶妙な感じで家族の内側の主観的な話と、社会の話が入れ替わるように繋がっていて、行き来している間にメッセージの奥行きがどんどん広がっていくのが魅力の実話だと思いました。


↑気になるタイトルと書き出し。どこの家でもありそうだからなおさら、読んどいた方がいいかもと思わせる。水が出ないことへの焦りが臨場感たっぷりにあらわれていました。凍ってなくてよかったですね。


↑パインバーグの話を引き合いに出してくれてありがとうございます、だれかの生活に息づいているのを見ると嬉しくなってしまいます。孤独と呪いの話はそのとおりだと思うので、片平さんとのことを思い出しながら、ぜひこれからも少しずつ、文章ににじませていっていただければありがたいです。


↑逆コロナキャンペーン、斬新。そして坊主はいまどうなったのだろうか。結局髪の毛が恋しいという落ちを質問形式にしているのもおもしろかったです。ただこれだけのことなのに、ちゃんとデメリットとかも丁寧に紹介されているの、お人柄が滲んでますね。


↑まずいいタイトルだなと思いました。なんでもいいという自由が、不自由にする。これは多くの人がはっとする言葉だと思います。歳を重ねれば、重ねるほどに。完璧な朝のオチの回収も、ものすごく美しい。文章のテンポもあいまって。

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