#2 タップダンス
こんにちは、平埜生成です。
ヒラノキナリ、と読みます。
気軽に「キナリーノ」と呼んでください。
この文章は恥ずかしながら「自分の素」をテーマに投稿いたします。
あ、紛らわしいなと思ったのですが、「味の素(もと)」的な「自分の素(もと)」ではありません。
わたくしのニュアンスとしては「す」の方ですね。素顔とか、素肌とか。
なので、ぜひ、脳内変換は「素(す)」でお願いしたいです。
ややこしくて、「す」みません。
⭐︎
はい。ここまでの文章でも分かる通り、わたくし、基本的にはふざけているタイプの人間です。書いているときのわたくしは、ずっとニヤニヤしてますからね。
今日は、そんな自分のニヤニヤしている顔の写真を撮ろうと思ったのですが、いざ、カメラを向けてみると、顔がダルマみたいに赤く染まってしまったので、ボツにしました。
⭐︎
なので、今日はタップシューズをアップします。
どこをどう繋げたら、タップシューズに繋がるんだよ!
って感じですよね。すみません。自分でも分かりません。でも、これが生成の素(す)なんですから。どうしようもありません。どうぞお付き合いくださいませ。
⭐︎
さて。
画像の通り、わたくし、タップダンスを習っているんです! といっても、大して上手くはありませんよ? なんたって趣味ですからね! 街のタップ教室で、他のレッスン生の皆さんと一緒に、カツカツ、コツコツ、とステップを踏んでいるんです!
⭐︎
習い始めてから、かれこれ4年くらい経つと思います。
でも、年月に反して、実際は全然、通えていないんです!
タップ教室って、時間割が決まってるんですよね。〈毎週月曜の19時〉みたいな。
ところが役者の仕事は、ものすごく流動的。舞台の稽古が始まったら、1〜2ヶ月は通えませんし、映像の仕事でも直前にスケジュールが変わることもしばしば。
だから、4年習ってるといっても、ギュっっっと、まとめると「1年半くらい」だと思います。はい。「役者」と「習い事」って、とんでもなく相性が悪いんですよねぇ。
⭐︎
では、なぜタップなのか?
理由は簡単。
「贖罪」なんです。
・つぐない
・ざんげ
みたいな気持ちのことです。
⭐︎
あけすけに語ってしまいますが、わたくし、4年前に出演した舞台「私はだれでしょう」という作品で、タップダンスを披露するシーンがあったんです。
その期間中、ずーっと練習しておりまして、みごと公演は大成功。お客さまにも喜んでいただけました。
でも、舞台が終わってから、1人、大反省会をしていたのです。
なんで、もっと早くからタップの練習をしなかったのだ・・・と。
⭐︎
実は、この舞台、2017年に上演したものを、2020年に再演するという企画だったんです。つまり、2017年にもタップの練習をしていた!
でも、その後、練習を続けなかった!
もし練習を続けていたら、もっと上手くなっていたはずなのに。もっと作品が面白くなったはずなのに。もっとクオリティの高い作品をお届けできたはずなのに・・・!
生活の忙しさを理由に、己の甘さと向き合わず、現実から逃げてきた・・・。
⭐︎
「公演は大成功だったんだし、お客さまにも喜んでもらえたんだから、それでいいじゃないか! そう思うこと自体、失礼だろ!」
そうかもしれません。
でもさ、作品への申し訳なさでいっぱいになっちゃったんですよ。1人で反省。それは本当のことなんです。罪を背負ってるような気分というか、ネ。
でも、ウジウジしていたって、なにも始まらない!
だから、わたくしはタップ教室に通い始めたんです!
⭐︎
ちなみに、だからといって舞台の再演の予定があるわけではありません!
というか、普通、再演なんて滅多にありません。でも、この先、なにが起こるかは分かりませんからね!
「もう絶対に悔いのないように生きるんだ!」
と叫ぶような情熱を胸に、習っているんです!
あんまり通えていないけど!
地道に続けているんです!
⭐︎
いつかお披露目できる機会があればいいなぁ。
なーんてことを思っていますが、舞台の神様は許さないと思います。
というわけで、今日は「キナリーノの背負う罪」というテーマで書いてみました!
最後まで読んでくださりありがとうございましたー!
では、また!
平埜生成(ヒラノキナリ)