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広告宣伝を強みとする株式会社きなり・取締役小松の仕事軸【社員インタビュー】

2024年12月より、小松広幸(以下:小松)が取締役として、本格的にきなりでの活動をスタートしました。昨年取締役就任を記念して、小松のこれまでのキャリアや、きなり設立までの経緯、これから目指すビジョンなどを聞きました。

現在、前職である株式会社万代(以下:万代)の広報・広告支援に加え、きなり全体のスケジュールや案件管理、採用支援にかかわる管理業務を担っている小松。今日は小松の素顔に迫るべく、仕事のモットーやこれまでの苦悩などを聞いてみました。

取締役プロフィール

小松 広幸(こまつ ひろゆき)/宮城県出身
大学卒業後、新卒で株式会社万代(本社:宮城県仙台市)に入社。在職中は現場の部門責任者から店長・マネージャー・取締役・海外支社のCEOなどさまざまなポジションを経験。その後2023年に広報部門を立ち上げ、広報PR、広告宣伝、HP・LP・SNS管理、新店舗立ち上げ支援などに従事。広報・広告戦略の策定や実行、Web対策、クリエイティブデザインなど多岐に渡る業務を担う。2024年5月に株式会社きなりを設立し、取締役に就任。同年11月に約17年間勤務した株式会社万代を退職し、2024年12月からきなりでの活動を本格的にスタート。趣味は山登りや旅などの外遊び。漫画やアニメ、グルメも好き。

仕事のモットーは前向きに素直に学び続ける姿勢

ー仕事のモットーを教えてください!
「とにかくまずやってみる」です。やれない理由を考えるのではなく、やるためにどうするかを先に考えます。

“何事もやってやれないことはない。やるためにどうするかを柔軟に考えて、素直に学んで、あとは実行するだけ”

きなり代表のえりなさんも強くそう考えています。この考え方は新卒時代から持っていました。好奇心旺盛な部分があるので、とりあえずまずやってみようという気持ちが大きいです。

ー仕事の楽しさはどこに見出しているのですか?
できなかったことができるようになったり、わからないことがわかるようになったり、新しい学びや発見に仕事の楽しさを見出しています。

本を読んだり、誰かに相談してみたり、初めての経験をしてみたり…わからないことでも、実際に触れてみると、結果すべてが自分の経験と力になります。新しいことを吸収できる環境に喜びを感じますね。

前職の万代は、娯楽を中心に中古品を取り扱う会社だったため、新しくゲーム関連の商品にかかわるときはゲームを実際にやってみたり、おもちゃであればフィギュアを集めたりガンプラを組み立ててみたり、とにかく商品に触れてゼロから学ぶことに面白さを追求していました。

今プライベートでも旅やご飯屋さん巡りなどさまざな面で多趣味になったのは、万代でいろいろなことに触れてきたからだと思います。

ー仕事だけでなく、人生で大事にしていることはありますか?
常に面白さを求めるようにしています。一度きりの人生、せっかくなら楽しみたいと考えているので、どんな場面でも、ワクワク・ドキドキを探しています!

ー座右の銘はありますか?
座右の銘はありません!(笑)

ひとつ挙げるとするならば、えりなさんと同じく「一期一会」ですが、座右の銘を考えたことがなかったです。座右の銘にとらわれず、柔軟に自分らしく生きていきたいと考えています。

わたしの場合、ロールモデルもいなくて…(笑)もちろん尊敬している方はたくさんいますが、誰かのマネをしたい、その人になりたいと思ったことはありません。いいところだけ盗むというか…「人生は自分自身でつくるもの」だと思っています。

人生の転機は店長経験2年後の28歳 | 気がつけば周りに誰もいなかった

ー自分の好きなところはありますか?
これまでいろんな立場でいろんな経験を積ませていただいたので、“何にでもなれる”「カメレオン」みたいな部分は好きですね。

自分が置かれている場所で、今自分に何が足りないのかを考え、学んで吸収していく姿勢を大切にしています。新しいことを始めると「これからどうなるかわからない」という不安を想定する方もいらっしゃると思いますが、わたしは期待しか持ちません。ある意味フラットなのかなと思います(笑)

ー素敵ですね!仕事におけるご自身の強みを教えてください!
自分自身の強みは「まずやってみる」チャレンジ精神と、傾聴力だと思っています。

前職ではマーケティングがとても重要で、多種多様なニーズやトレンドを誰よりも早くキャッチして、いち早く売場の企画や商品に反映させる必要がありました。店舗営業や売り場づくりを行う際には、競合店や人気店に足を運んで調査し、「あれめっちゃ人気だから売場に展開してみよう!」と情報を持ち帰ります。各部署と協力しながら自分たちですべてゼロからつくり上げ周囲を驚かせたこともありました。

広報担当になってからも、何もわからないところから「まずやってみる」の精神で各地に足を運び、学びを深めてきました(まだまだ勉強中ですが)

傾聴力においては、まずはどんなときもメンバーの話を丁寧に聞くことを大切にしています。実現が難しいと思うことも、相手の考えを聞いた上で一緒に考えて、ある程度のところまでまとまったら、まずやってみることに重きを置いています。

「これはダメだ」と頭ごなしに否定することはありません。店舗づくりや店舗営業では、お客様のためを思って考えていることならば「まずやってみようよ」の声かけを大切にしていました。その施策が良ければ数字は上がるし、良くなければ上がらない。全てはお客様の判断の結果なので、数字が上がらない、変わらないときはひたすら原因を追及して改善するというサイクルです。

傾聴力で意識していたことは、「なぜを5回繰り返すこと」。人の解釈は基本的に自分よがりになってしまうと考えているので、相手が発した言葉に対して常に「なぜか」を頭の中で繰り返し考えるようにしています。

ーえりなさんとはまるできょうだいのような、ソウルメイト感を感じるとお話しがありましたが、意見が分かれることはありますか?
意見が分かれることもありますが、話し合いをしながら前進できている感覚があります。

会社の方針や仕事内容に関して対立することは基本的にありません。2人の間で「YESかNOか」が食い違うことはほとんどないので、例えば新規案件を受けるのであれば「今時間空いていないけどどうする?」など、やるためにどうするかを探るための対話が多いです。

ー対話を大事にされているのは昔からですか?
そんなことはありません。転機となったのは28歳のときです。店長を任され、マネジメントを経験して2〜3年が経過していた頃でした。

プライドが高く物事を素直に受け入れるのが苦手だった自分の弱みと、スピード感を持って物事に取り組める強みが相まって、ひとりで突っ走り周りの人を全員置いていく状況をつくっていました。

メンバーから言われた「小松さんの真似はできない」という一言が今も心に残っています。きっと、当時の部下達は相当しんどい思いをしていたと思いますね。

ー今の小松さんからは想像しがたいですが、何がきっかけで変化されたのでしょうか?
当時、同年代で店長をしていた方に相談をして、素直に学ぶことや、わからないことはわからないと伝えることを意識する大切さを教えてもらったことがきっかけです。そこから自分で気づいたこともたくさんありました。

  • 成果第一主義で走ることは、数字上では評価されるかもしれないが、組織上では持続可能ではないこと

  • 数字を出したのはあくまで自分が動いたからで、組織で出せた数値ではないこと

  • ひとりで成果を出せても、組織としては成長していないこと

これでは誰も育ちません。子が親を選べないように、部下も上司を選べない。そうであれば、相手を理解し、どうすれば成長できるのかを親身になって一緒に考えられる人間になりたいと思いました。

横のつながりを大切にするようになったり、組織全体で動けるようになったりと、自分自身が大きく変化できた人生の転機でした。

小松にとっての「広報・広告」とは?目指すは広報と広告の両視点で支えるサポーター

ー小松さんにとって広報とはなんでしょうか?
広報は、「自社やブランドの価値・魅力を伝え、信頼関係を築き、ファンになってもらう活動」であると考えます。

決して一方的な情報発信ではなく、ステークホルダーとのリレーションを通じて共感や信頼を築くことが重要だと考えています。

ー広告とはなんでしょうか?…
広告は、「広く多くの人に認知してもらい、新たなファンを増やすための手段」であると考えます。

広告はターゲットにアプローチするための手段であり、広報活動で築いたブランド価値や魅力をより広範囲に伝えるための手段として機能するものではないでしょうか。

ー今後どんな人になっていきたいですか?
クライアントさんの願いや思いに対して、その考えの先にある未来まで想定しながら、クラアントさんが望む形での事業継続や事業拡大をサポートができる人であり続けたいと思っています。

一つひとつの課題や目的に合わせた手段と方法を考えて、確実に実行していく。きなりの強みである「実行力」を活かして、地方にある中小企業や店舗の広報支援、広告宣伝の活用サポートなどを積極的に行っていきたいです。

ー貴重なお話しをありがとうございました!

▼代表えりなの思いが書かれたnoteもぜひご覧ください!


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