日本最高レート歌舞伎町で1番強い20代と呼ばれるまで。のストーリー③社会人編 ピン東風に出会うまでと総合ポイント
エピソード②を読んでいただきありがとうございます。急激にフォロワーの数が増えたタイミングがあったので、なんかTwitterでバズったのかな?と思い③を書くなら早いうちに、と必死に続編コラムを書いてます。
今回でエピソードは終わらせる予定ですので暫しお付き合いをお願いします。
てことでホワイト会社を定時で退社し、そこそこの寿司屋(4k)でビールと好きなネタをたらふく食い、気分も最高な状態で書いている。文章っておもろいなぁって感じながら。
学生時代の筆者は金銭感覚がまともだった。
よく言えば倹約家、悪く言えばケチとでもいうのだろうか。
学生時代はバイトをして稼いだお金を遊びに充てるわけで、コスパの良さを気にしていたし、奢るなんて概念は微塵も無かった。
ただどうだろう。
東風戦を始めるや否や、タンヤオ赤のツモ何回分と言った概念で全てを捉えてしまう。
少し疲れたらタクシーに乗ることや、1人で昼飯に4kくらい使う事もザラにある。コンパでの全奢りも特に何の感情もない。値段を気にせずに好きなものを買うようになった。
まるでITベンチャーの若手社長かのように。
今麻雀を打ち続けているのは、自分が最強と証明したい気持ちや、もっと強くなりたいという気持ちがあるからなのは間違いないが、おそらくそれは建前だ。
本音は「自分の生活を豊かにするため」なのかもしれない。
平日飲みの予定がない日は仕事おわりにMを見て、M出演者の検討配信を見て、その他の麻雀YouTubeを漁る。
およそ平均4時間ほど費やしてるだろう。
Mと東風はだいぶかけ離れていると思う方もいるだろうが、読みの部分では勉強になることも多い。
特にMリガの検討配信はタメになると思っているので、活かせるかどうかは別としてオススメする。ラジオ感覚で感覚で聴いてみてもいいんじゃないかな。
ということでエピソードの続き。
初年度(新卒1年目)は仕事おわりに新宿まで行き3時間ほどソフピン東南を打ち、休日はアンカン祝儀とソフピン東南を行き来していた。
ソフピン+176,000p
アンカン+65600p
ゲーム代を払って残ったポイントがこんな感じなので、そこそこなのかと思う。具体的なゲーム時間は換算してないが、日付にすると
ソフピン90日
アンカン10日
仕事終わりは職場から近いこともありソフピンメインで行ってたので4時間ほどかなと。
ちなみにハテナマークも行ってみたが、スピードが追いつかない、東風は運だと思い込んでた時期なのでこちらは△58,500p
通ったのは10日ほど。
毎月贅沢な飲み会が2回くらいできるお小遣いは得られるなと感じていた時期だ。
ちなみに成績は年度ごとにつけている。
4月から翌年3月まで。
2年目はアンカン店とソフピン(たぬき)を軸に稼働しようと試みた新卒1年目であった。
正直、場代の比重を考えるとソフピンとアンカンでよく浮いたなと思う。
今じゃ到底考えられないし、相当自分が鉄強だったんだろうと思い知らされる数値だろう。
360時間もソフピン打ってたたら、
いくらゲー代安くても浮くのって無理じゃないかと思うし、読者も分かってくれるはず。
社会人2年目
ここで歌舞伎町20代最強男に転機が訪れる
4月から12月までは1年目と同様ソフピンとアンカン祝儀店でひたすら打ってた
収支
ソフピン △20,000p 50日
アンカン △30,000p 40日
トータルゲーム時間はそんな変わらんと思うが可もなく不可もなくと言ったところ。
この雀荘に通い続けるのが、今後も続くだろうなと思っていた年明けの1月、学生時代に東南セットをしていた後輩から東風セットに誘われた。
この時の筆者は、まさか歌舞伎町最強の20代と3年後に呼ばれるとは思ってもなかった。
そう、歌舞伎町最強の20代(魔王)が、東風戦にのめり込むきっかけである。
才能ある奴が開花せずに廃れていくことはよくある。消えた天才とでも呼ばれるのであろう。
ピン東風に筆者が出会わなければ、まさに才能が開花せずに消えていた。
セットに誘ってくれた後輩には感謝したい。
天才をこの世に生み出してくれて、ありがとな。と、、
ルールは完全順位制の歌舞伎ルール。
赤赤金金のオーソドックスルールだ。
もとよりハテナ店で毛嫌いしていた東風戦だったので、正直最初は行きたくなかった。
ただその頃セットメンツにも最強と思われていた自覚があった俺は、どのルールにも適用できるのが真の強者だと思っていたので、渋々参加することにした。
(まあ実際、強者だと思ってる奴は誘われるのかって説があるが、、、)
3年前の今でも鮮明に覚えている。
最初の半荘 東4局 3着目の19,500もち
4着には満貫打たなければラス落ちしない且つ2着が見える。
リャンメンでリーチを打ちで上がり2着の局面で4着目から追っかけリーチが入る。
1発目に掴んだドラの②ピン
そっと河に放つと
「ロン」
「8,000の2枚どぅぇーす」
序盤に抜かれた赤金など含め
15,000pのラス。
何だこのゲームはと思った。
必死に動物園やソフピンで積み上げたポイントが一瞬にして消える感覚。
俺には見合ってないと思ったが、
その日は徹夜でやることが決まっていたので、どれくらいマイナスを抑えるかを考えていた。
(フリーだったら即ラスハンをかけ、一生足を踏み入れることがないルールだと捉え、店を後にしていただろう。)
それと同時に「今日で東風は引退。東南で生きていく」と誓った。
もちろん牌効率、山読み、手配読みなどはそこまで今と変わらないレベルだったので、普通に打つと決めて残りの半荘をこなすことにした。
結果は
圧勝だった。
90,000pを獲得した。
もちろんツイていたのもあるだろうが、やはり鉄強だった。
後輩にオススメの歌舞伎町の雀荘の名前を聞き、
興奮冷めやらぬまま次の日には足を運んでいた。
歌舞伎町デビュー日
銀行に立ち寄り軍資金を確保する。
後輩たちのアドバイス通り当時は7人の偉い人を財布に入れ、階段を登り恐る恐る入店した。
いまではMや確団体の有名どころのメンバーが揃う歌舞伎町1辛い雀荘に乗り込んだ。
当時はそこまでプロを知らなかったが、たまにYouTubeなどで見る人が実際に卓を囲んでいた。
当時の筆者はバック仕掛けが苦手(好きではなく)だったので、スピードで劣っていたと思うが、
持ち前の運量で、もちろんのことながらデビュー戦は36,000pの勝利をした。
「勉強を重ねればポイントを荒稼ぎできる」
そう思い帰路に着いた。
それから通い続けることになるが、
社会人2年目の1〜3月の歌舞伎フリー収支は
+168,500p (17日)
ここらへんでコロがくるので実際には2.3月はほぼ何もしてないと思う。
ほぼ1ヶ月にしてはよくポイントを積んだなと思う。
ここからとてつもない成績を叩き出すことは言うまでもない。
社会人3年目
通い続けた行きつけの歌舞伎町店 1年で
+828,900p 81日
(もちろんゲーム代を使った上で残ったポイントである)
この頃から在宅が増えたので、
通えるのは平日たまにと土日って感じになった。
平均9時間は打っていたと考えると
720時間くらい打ってこの成績。
実際これくらいの成績はどうなんだろ。
もっと勝ってる人がいたら、その人の後ろ見をしたい。まだまだ探究心があるのは間違いない。
社会人4年目
ここで色々な歌舞伎ルールができ始める。
行きつけ店で勝ちまくってたので、他のルールも挑戦してみたくなった。
ここで最大の試練が訪れる。
知る人ぞ知る、宝石店に通い出すが、
特殊役があったり親流しがあり、沼にハマる。
△517,400p (27日通った)
そこで自分がなぜ今まで勝てていたかを考えた。
そして何故このルールだと勝てないかを考えた。
①特殊役があると役が読みきれない
②親流しがあると腕で耐えれない
つまり何が言いたいかというと、
①相手の手配構成が全く読めなくなるので踏み込めないどころかオリ打ちなどをするようになった。
これは麻雀ではないと思った。
もちろんどのルールでも勝てるのが鉄強だと思うが、流石に諦めた。このルールでは強者でも勝てない。いつかリベンジしたいと思うが、もう2年ほど行ってない。
②親流しがあることで、腕で親に流局テンパイさせて、次局本場分の加点をすると言った戦略がとれない。
そのため点棒がないとゼンツをしてしまうことになる。
これは①に比べると許容範囲だしこのルールを採用するお店が多いのも事実なので、勉強したい。
さっさとトンズラして慣れたルールの店に行けばよかったが、腕で何とかできると思い通ってしまう日々。自分の判断が微妙だったなと思う。
今の筆者ならこのルールでも爆勝ちできるんかな。
どうだろう。
行きつけ店では
+77,900pだったが、
他にもあと3つの雀荘に通い 計5店舗
フリー合計
-771,000p (93日)
セットでポイントを蓄えたためなんとか+16,900pを保った年だったが、かなり勉強になった。
戦えるフィールドを見つけ、自分の力を発揮できるルールを見つけることが1番大事だと思う。
仕事もそうだ。万能型より1つのことに秀でた奴の方が評価される。勝負の世界は残酷だがシンプルである。
社会人5年目
ひたすらに東風を追求した1年だった(まだ終わってない)
あと1ヶ月ちょっとで終わるが
歌舞伎フリー収支は
+541,700p (85日)
基本平日は打たないので既に800時間は打ってると思うがこんなもの。来年度はもっとポイントを積み上げていきたいと思うし、積み上がらなかったらただの上振れだ。
3月までに1,000,000pは目標だが、だいぶきついだろう。ただ今が1番研ぎ澄まされている。ピン東風の寿命もそんな長くないと思うので、できる限り挑戦したい。
来年度は毎月の家賃くらいはと思ってる。
もう誰もポイントに興味ないだろうからここらへんで終わることにする。
次は読みの話を書いてみるかも。
バズれば毎月、鉄強日記を書いてもいいと思ってる。
まあ気の向くままにって感じで。
終わり
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