通院はゲームのようだ、楽しめるようになった私を褒めて。
次女が生まれて8か月。
NICU52日間、髄膜炎での入院2ヵ月、その後も1週間程度の入院2回、手術5回。そんな経緯と心境は、マガジンとして残していきつつあります。
妊娠6ヶ月で水頭症、下肢関節異常の診断を受け、大学病院にて出産。52日間NICU。出産後、皮質形成異常、多発性関節拘縮、高口蓋の診断。けいれん、髄膜炎、尿路感染等で入退院などの記録です♡
まぁ、ありましたよ、いろいろと。
人に言えば、きっと「なんも言えねぇ」状態ですよね。わかります。私もっ逆の立場だったら、「大変だね(自分じゃなくてよかった)」と言うでしょう。
だけどね、いつのころからか、病院が好きになっている自分に気づいたのです。病院で先生や看護師さん、関わってくれる人たちと娘のことや私のことについて話す時間が楽しくなっていると気づいたのです。
それに気づいたときは、「やばいな、この感じに慣れてはいけない」となかったことにしようと誰にも言いませんでした。
だけど、今日も感じたんです。
「楽しい」と。
次女は今、垂直距骨という足の形を矯正するためにギプスを両足にはめています。最終目標は、このギプスを何度か繰り返し、数ヵ月後に手術をして足の形をいい感じにする。
そのために、「状態がいいね」「はじめて付けてみてどうでしたか?」「今日はお母さんと二人なんですね」などの先生や看護師さんからのことばを受けて、それに対する気持ちや気になっていたことなどを伝える、それに対する返事が返ってくる。
ただそれだけ。
病院は、そのために行く。
目標があって、そのために通って、提案があったり、こちらから質問をしたり、それに対して答えをもらったり、決断したりする。
ただ、それだけ。
それだけだけど、楽しい。
すごく不思議な感覚。
ゴールに向かって、こっちの道かな、このアイテムを手に入れるためにあっちの敵を倒しに行こう、そのためには仲間を見つけなきゃ、あ、道案内があるからすこし話を聞いておこう、ここですこし休憩、みたいなゲーム感覚。
病院なんて行きたくない。こんな環境に慣れたくない。そう思っていたのに、慣れている自分、楽しんでいる自分が好きになっている。
そうなるまでに経験を積んだ私を褒めたい。
そんな夜です。
ありがとうございます! ひきつづき、情熱をもって執筆がんばりますね!