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怒りの感情でマネジメントする奴は経営者失格

感情的な怒りを相手に剥き出しに伝えるのは、暴力と一緒。
怒りをコントロールできずに相手にぶつけるのは、
マネジメントする立場失格。

「怒り」は良いマネジメント結果をもたらすことはない。

最近、経営に携わる方々とお話する機会がありました。
その際に、「怒り」について話しをすることがありました。

私の悩みは
日本人だったら、少し怒りの感情を出しても伝わるのに、
カンボジア人に怒りを出してしまうと、全然伝わらないし、良い方向に行かない。
少し怒ったら相手がシャキッとするんじゃないかと思うけど、どうしたらいいでしょう。

その返事に
「怒り」が相手を想っている「叱り」であったとしても、多くの場合、良い結果をもたらすことはない。それだったら、怒りの感情を出しても望む結果は得られない。
感情的になって、感情という暴力で物事を済まそうとしていて、それはまだあんどーが成長する必要がある。

そんなお言葉をもらいました。
その言葉が凄くショックでした。いい意味で。

私は、かなり感情的に動いてしまうし、自分の経験上、お叱りを受けるからこそ自分は成長できたと思っていたので、それを相手にすることもまた良い効果があるだろうと勝手に思っていました。

しかし、確かに全員が私と同じようには思っていない。
ましてや、現地スタッフなんて一番叱られたくないと思っているし、叱られたことがプラスの意味で受け止めてもらえることなんて、ほとんどない。

ただ怒られた。という現実を受け止めているだけ。
なんなら、自己否定されたとか、嫌われたとか、思ってしまう。

感情的に相手に接することで、良い結果を生まない場合は、感情をコントロールしなければならない。そういう現実を突きつけられました。
望む結果を得るために、自分の感情をコントロールしながら行動しないと、それは本当にマネジメントできているとは言えないです。
精進するポイントが明確に1つ見つかりました。


では「怒り」の原因は、どこから来るのでしょうか。

これは、先日会社の先輩とお話していた時に「期待をしすぎない」という言葉をもらいました。

期待をしすぎるから、それに応えられてないと思うと怒りがこみあげてくる。
なんで、こんなこともできないの!と。

ある意味で、怒りが出てくる人はとても優しすぎる人間なんだとも思います。
相手への期待を捨てないので。
でも、そのおかげで良い結果をだせないのだから、マネジメントという面では失格でしょう。


できないこともあるよね。
この人のキャパシティーは、このくらいなんだね。
レベルはこのくらいなんだね。
苦手なことだったかもしれないね。
まだ慣れてないことなのかもしれない。
まだ理解していないのかもしれない。

そういう風に思って、どうやってその人をうまく使うのかを考えないといけない。


結局、結果的に悪い方に行くのは、自分がマネジメントしきれていないからであり、人選を採用時にミスったりしてしまった「全ては自分の責任」


最近は、アンガーマネジメントという言葉もあるように、
「怒り」のコントロールの重要性が高いとも考えられます。


期待しすぎず、自分の怒りの感情をコントロールして、
上手なマネジメントができていると言われるように邁進していきましょう!


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