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「今から英語で話そうよ」対策を考える のはなし

お酒の席で人に仕事を聞かれた際、
みなさんはどこまで詳細を答えるのでしょうか。

もちろん相手との関係性にもよりますが
私はだいたい初対面でなんの繋がりもなく
「こいつめんどくせーな。」
と思った時

「教育関係。」

というザツな回答を一度投げつけてみます。

その程度の情報しか開示されなかった、
ということは
あんま今仕事の話はしたくないんだな、

それもきっと汲み取れずに
どうせさらに色々聞いてくるであろう
それが最初から
「こいつめんどくせーな。」
の気配を感じての答えなのですが。


さてここで
最終的に英語教育者だと知られた際に
だいたいめんどくさい人が言ってくる
反応すんのがめんどくさい返しを
ランキング形式でご紹介します。

第3位
「これ英語で何?これは?英語教えてほしー。」

第2位
「どうやったら一番早く喋れるようになるの?」

第1位
「今から英語で話そうよ。」

ちょっと待てーぃ。
まがりなりにも教育者にも指導している
生業にしている私にとってそれは
販売する商品です

知識はタダではありませんよ。

通じる会話力があるだけじゃなくて
第二言語習得理論とか教育心理学とか音声学とか
社会言語学とか日本の英語教育システムとか
日々勉強して研究して膨大な経験を積んで
初めてそれなりの英会話講師になれるもの
なのですが

「英語話せれば英語教えてお金もらえるから
いいねー」


という心無い言葉をいう人のあまりの多さよ。


英語を話せるのと教えるのは全く別の力です。

そこらへんのただ
「英語でコミュケーションくらいはとれる人」
と一緒にしないでもらいたい。


話は戻って。

酒の席ですからまぁまぁ
テキトーに、ほら、楽しく、さ。

と言われるかもしれませんが、
日本人だけでなく英語を話せる約9割の人は
この3つを何っ度も言われてきて
「またかめんどさっ。」
と思ってます。
(きなこねじねじ調べ)

英語が母国語でない外国にいて
「英語しゃべれるのすごい」
と言ってくれる人がいる国は
日本くらいだからです。
(きなこねじねじ調べ)

こんなふうに言うと
喋れない方からやっかまれそうですが
「英語くらい話せて当たり前」なんて
これっぽっちも思っていません。

そもそも日本の英語教育がいまいちだし
日本で生活していて全く英語を必要としない人が
英会話力を習得する必要などないし
私も他に夢中になれるものがあったなら
英語は全くやっていなかっただろうし
んで生きてて困りもしないだろうし。

自分ができないことをできる人をすごいなと
感じる人間の心は一応もちあわせています。
が、
「すごーい」
とは相手に向かっては言わないです。
ましてやその道のプロに向かって軽々しく
「教えて教えて」
など絶対言わないです。

つまり言いたいのは
お酒の席で仕事の話をするならするで
もう少し機転のきいた、
愉快で新しい返しを期待してます。

結論として

「今から英語で話そうよ。」

気楽にお酒を飲んでいるにも関わらず
そう言ってくるチャレンジャーには
最後まで徹底して英語を貫く、
そう今、心に決めました。

プロの知識は、無料じゃないので
言うなら言うで言った方は
お酒の一杯でも
おごってくださいね。

その時間は授業ですからね。


こちらからは以上です。


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