
7 MEN 侍の生き霊でありたかった
2025/2/16、当たり前にあった大切なものが瞬く間に形を変えた。新グループの発表だ。
ジュニア担の最悪な予想が的中した瞬間である。
皆さんは何時から解体を信じていたんだろう。私はお恥ずかしい話、直前まで信じていなかった。グループの表記がなくなっても楽観的だった。もう少ししたら元に戻るだろうと思っていた。つくづく鈍感な自分が嫌になる。7 MEN 侍として最後に見たMASSARAがあまりにも希望に満ち溢れていたことも理由として大きい。
SHOWbizの時はまだ3割くらい。YouTubeがリニューアルするお知らせがあって7割、流石にwebの改変があってようやく覚悟を決めたことを覚えている。
こうなってからYouTubeの様子やブログ、レポを振り返って確かに…と思うことはある。ただ、私が最後に生で見た彼らが6人で揃っているMASSARAという舞台では一切感じなかった。これからの未来しか感じなかった。どこまでも信じさせてくれた優しい7 MEN 侍のメンバーには感謝である。
いつから話し合いは始まっていたのか。アスパベーコンを作った時は?克樹くんが証を書いた時は?MASSARAの時?それ知ったところでどうしようもないのに、ずっとそれが頭の中を渦巻いて離れない。
異担侍日報~侍ふ。~で、SHOWbizの時に撮ったであろう6人の写真をぽんれあが載せてくれていた。もうこの頃には全て決まっていたはずだ。その中で6人で集合して写真を撮ってくれたことに感謝。
この1週間で色んな方のブログやスペースに触れた。たくさんの人の思いを見て私も今の気持ちを残そうと思う。多分この激情は日に日に薄れていってしまうし、良くも悪くもオタク人生のターニングポイントである今に気持ちを残しておきたい。
振り返れば私が7 MEN 侍にハマったのはとても恵まれたタイミングであったと我ながら思う。コンテンツとして島動画がまだあったし、ブログもあった。坂本くんとの神番組GFXが始まっていて、らじらーへの参入も決まった時だった。少クラもレギュラーとして参加していた。そのたくさんあるコンテンツの中で最初はほんの興味本位で侍を見始めただけであった。少し島動画を見よう、少しYouTubeを見てみよう…ブログを読んでみよう…その積み重ねであった。ここまで好きになるなんて思いもしなかった。
怒涛のSumurai_Storyを体験出来なかったことや、侍ふ誕生の瞬間をファンとして一緒に喜べなかったのは悔しいけれど、ハマるタイミングというものは人それぞれなので当時の人たちを羨ましく思いつつも、楽しく7 MEN 侍を応援することが出来ていた。
7 MEN 侍を応援していて、嶺亜くんを応援していてずっと楽しかった。ファン歴が短くてもその成長の加速度や変化に立ち会える瞬間が嬉しかった。
特に2023年2024年はグループとしても個人としてもスキルが上がってきて、確実な勢いも感じました。2025年なんてHi美侍順次デビューでもいいじゃん!なんてMASSARA終了時には思っていた。現実はそうはならず、バラバラになってしまったけれど。
私がいつかオタクを辞めることは想像していたけど、まさか応援しているグループが消えてしまうとは思っていなかった。本当に人生とは何が起こるか分からないものである。
7 MEN 侍は仲良しこよしのグループではない。個性もあまりありすぎたので、デビューしても数年後に脱退とかは有り得るかもとボヤっと思っていたが、その時は「しょうがないな〜」と苦笑しながら見届けることができる準備をしようと思っていた。そうでありたかったし、そうやってどんどんアイドルへの熱量が落ち着いてオタクを辞めれたらどんなに幸せだったことか。
この一週間は泣いて過ごした。食欲も起きず、泣いて泣いて泣き終わってようやく、現状を受け入れていく準備をしなくちゃと決意した。
正直、まだ納得出来ていないことの方が多い。まだ7 MEN 侍を諦められず、再結成も望んでしまっている。嶺亜くん含めタレントの皆は「あなた達のペースで」と言ってくれる。でも残念ながらこのまま私のペースで行くと私は亡霊どころか怨霊になってしまうから。みんなそうだとは思うが、誰かを呪いたくてアイドルのファンになったわけではないし、何かを呪って今後を過ごす体力を私はもう持ち合わせていない。
7 MEN 侍のYouTube企画で霊視企画というものがある。それぞれのメンバーにどんな生き霊がついているのか、またその影響について診断するというものであった。
そこで嶺亜くんは熱狂的に一生着いてきてくれる不特定多数の生き霊(ファン)がいるという話で目を輝かせて嬉しそうに「一緒に行こうぜ!」と肩を組んでいたことが印象的であった。(その生き霊はもう中に入り込んでいるため、肩組みは空振りとなるわけだが…)一企画とはいえ、自分の想いを肯定してくれているようで嬉しかった。嶺亜くんの生き霊でありたいと思った。そして私は7 MEN 侍の生き霊でありたかった。グループとしてのそれはもうほぼ潰えてしまったけれど、せめて各々活躍を後押しできる存在でありたい。
侍メンバーのブログ見ても私はみんなが無念に思ってくれているように見えた。それが私の救いにもなった。私(ファン)だけが寂しいのではないと思えるから。
たくさんの話し合いの中で、様々な選択肢があったはずだ。退所も1つの選択肢だったと思う。その中で7 MEN 侍のメンバーがみんなこの事務所でアイドルを続けたいと思った事実を大切にしたい。私からしたら説明不足だし無駄に不安な時期は作るし、大好きなグループは実質解体させられた。それでも彼らはそこでアイドルをやると決めたのだからそれを応援したい。
新しいグループのパフォーマンス見て寂しくなることはあれどネチネチケチを付けたくない。新しいバンドグループで頑張る4人を見てを見て喉を掻きむしるような思いをしたくない。れあたいがバンドをやらないことにいちいちショックを受けたくない。嶺亜くんがフロントマンじゃないことに文句を言いたくない。
そして7 MEN 侍を事務所に否定されたなんて思いたくない。彼らが大切にして残ると決めた事務所をこれ以上呪いたくない。
私は弱いから。このままだといつか亡霊に留まらず怨霊になってしまう。弱い私が呪詛を吐き続けてオタクをやっていたらいつか狂う。だから少しずつ受け入れる準備を始めなくてはと思った。タレントのためではなく、私のためにも。
先日、漸く7 MEN 侍メンバー全員への手紙を書いた。嶺亜くんへの手紙を元々MYOJOの大賞発表の後、書くつもりであったが、こんなことになったからには悔いをしたくないと思い他のメンバーにも手紙を書いた。全員への手紙を書いて初めて、私はこんなにもメンバー一人ひとりが大好きでに伝えたいことがあったんだなと実感した。
7 MEN 侍が大好きだった。7 MEN 侍と痺愛の絆が大好きだった。痺愛は本当に居心地がいいところだった。失いたくなかった。
オタクを辞めようとも思ったけれど、こんなことになってもなお、嶺亜くんのブログを読んで彼への余りある熱量を自覚してしまうのだから我ながらどうしようも無い。
6月以降(秋?)に開催するとされるライブに行けば現体制への理解が進むのだろうか。一先ずその時の彼らを見て今後を考えていこうと思う。
今はまだ7 MEN 侍のことを現在形で話すこともあれば過去形になってしまうこともあると思う。痺愛の人格を失いたくない。しかし、いつか7 MEN 侍を話す時に全てが過去形になって漸く、7 MEN 侍のファン"痺愛"としての私は成仏して宝箱に仕舞えるんだと思う。その日が来ることを忌避しながらも待ち遠しくてたまらない。
これを書いた手前であるが、3/28にand JOY!の円盤が届く。届いて見たらその時までに落ち着かせていた自分の亡霊がまた蓋を開けて飛び出てくることが手に取るように分かり今から少し憂鬱だ。純粋に円盤を楽しませてくれや事務所。
最後に、今後も事務所に対して訴えていきたいこと、そして怨霊の種を書き残して終わろうと思う。
事務所〜💢💢and JOY!ホルツ版も円盤化して〜💢あとユニットシャッフル全組み合わせ勿論入れてるよね??💢
💢Make 侍 Noiseも円盤化しろ!💢
MASSARA再演!円盤化〜!re:startYouTube配信しろ〜💢💢
7 MEN 侍を返してくださーい!!💢💢
7 MEN 侍をいつでも再結成してくれてもいいですよ〜!!!🙌🏻🙌🏻🙌🏻🙌🏻🙌🏻🙌🏻
以上。駄文失礼しました。
p.s
私はこんなことになっても尚、MASSARAが7 MEN 侍のグループとして最後であったことは僥倖だと思っている。
また沢山の侍担が言うけれど、7 MEN 侍を好きになった私達はセンスがあると思う。この結末が分かっていたとしても、私は7 MEN 侍を好きになったと思うし、7 MEN 侍を好きになった日々に後悔はない。
以下MASSARAの劇中歌から抜粋
まだ夢の途中、きっとここじゃ終われない
そこにあったアレコレ 全部なくなったと考えるのか余白ができたと考えるのか
-(中略)-
まっさらになったこの瞬間 新たに描かれるストーリー 物語はいつもまっさらから始まる