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岩手久慈・あまちゃん聖地巡礼旅


連日異常なくらいの暑さが続く中、少しでも北へ向かえるのは嬉しかった。

8月上旬、高校生の頃から大好きだった朝ドラ「あまちゃん」の舞台、岩手県久慈市へ夫婦で行ってきました。

劇中では北三陸市という名前で登場する、岩手県の小さな港町。

私が夫と出会った10年前、あまちゃんが好きだという共通の趣味の話題で盛り上がったことがありました。今回は10年越しにようやく久慈へ足を運ぶことになったので、少しばかり思い入れのある旅ということなのです。


初日は青森県へ


初日は新幹線で、本州最北端の青森の中でも最北端の場所にある新青森駅へ。

青森名物の煮干しラーメンを食べてから、レンタカーで十和田湖・奥入瀬渓流へ向かいました。

長尾中華そば 西バイパス本店の煮干しラーメン


十和田湖までの道中の山道はとにかくウネウネ、教科書的に言うとS字カーブの連続を慎重に走った先に、美しい奥入瀬の景色が見えました。

勢いの激しい滝。ここ以外にも道中たくさんの滝がありました。
青森のリンゴジュースを飲んで休憩🧃
ゆっくりドライブ
渓流が綺麗(るるぶサイトより引用)


木々の狭間から差し込む木漏れ日と、コケで覆われた岩々の上を流れる渓流がとても美しい場所でした。

そこからしばらく走ると視界が開けて、十和田湖が。

十和田湖(Yahooトラベルより引用)


十和田湖が見えた頃には夕方になっていて、車やバイクの気配が全くなくなっていました。

時速5〜10kmくらいで十和田湖の周りを走りながら「右手に見えますのは十和田湖でございま〜す」なんてガイドになりきるエンタメ精神も忘れていない。

青森ねぶた祭り

20時ごろにレンタカーを返し、ねぶた祭りへ。
大きくて立派なねぶたがたくさんの人に支えられて道を練り歩く景色は圧巻であり、人々の熱気が渦巻くとても賑やかなお祭りでした。

想像以上に青森の人にとっては思い入れのある大切なお祭りということが分かりました。

後日談ですが、ねぶた大賞に選ばれたねぶたはこちらだそうです✨✨めっちゃかっこいい!

こちらのねぶたに込められた想いが公式サイトに載っていました。

直接見られなかったことが残念…!

大賞・その他の賞に選ばれた計6台のねぶたは、最終日に「海上運行」と言って、海を渡るそうです。


2日目はいよいよ岩手県・久慈へ


1泊目の宿泊先の八戸(はちのへ)駅から、JRで久慈駅へ。

平日だったこともあるけれど、本当に人がいない。駅前の切符売り場のスタッフと、ウニ弁当屋さんと、地元の中高生が数人と、駅員さんと、タクシー運転手さんしかいない。あまちゃんの中でも散々言われていた地方の過疎化問題が少し心配になった。

それから完全にリサーチ不足だったのですが、土日は海女さんによる「素潜り実演」が見られたそうです。目玉の観光を逃してしまいました…(泣)
次は絶対に土日に行くぞ〜!!

海女さんのコスプレをしたり、あまちゃんの聖地巡礼をしたり。

あまちゃんショット一枚だけ載せちゃおう



駅前の「久慈市情報交流センター YOMUNOSU」では、あまちゃんに関する展示(ドラマの制作話や、観光協会にあった北三陸市のジオラマ、使用された衣装など)が見られました。

そして最後には、予約していた1日20食限定のウニ弁当をもらって、三陸鉄道リアス線に乗りました!

あまちゃんでは円形だったウニ弁当


「三陸鉄道リアス線に乗りながらウニ弁当を食べる」という長年の夢がようやく叶った瞬間でした。

結論、平日の久慈も十分楽しめました!(でもオススメは夏の土日です!)

そのままリアス線で沿岸沿いを走って宮古まで行き、夜は旅館で海鮮料理を食べたりと旅の定番と呼べる過ごし方をしました。
あ〜、旅館の和室で過ごす夜って大好き!


3日目は宮古と盛岡へ


宮古で浄土ヶ浜の海を楽しむ

宮古駅では能年玲奈さんのイラストで塗装された鉄道を見ることができました!募集があったのかな?皆さんすごく上手✨

内側にも外側にもイラスト


宮古の浄土ヶ浜へ行き、ボートで青の洞窟に入ったり、海で泳いだりしました。海底にはウニがいてびっくり!

海辺にはたくさんのカモメ(ウミネコ)がいました。日本でカモメを見たのは初めてのことだったのですが、フィンランドのカモメに比べて攻撃力がない。
フィンランドのカモメは見境なく空から食べ物を掻っ攫うのに対し、岩手のカモメは人が与える食べ物をもらいに行くだけで、害のないものでした。


旅の最後は盛岡へ

旅の〆には盛岡冷麺を食べに、焼肉・盛岡冷麺の名店「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」へ。
平日だけど駅前の人気店のため、30分程度並びました。
本場の盛岡冷麺には季節の果物が乗っているそうで、8月のこの日はスイカが乗っていました。

かわいい


意外な組み合わせだけど、辛い冷麺に甘いスイカがとても合う!
また、お目当ての冷麺だけでなく、焼肉(ハラミ、カルビ、タン)も本当に美味しかった。
お酒好きな方なら、ビールと合わせるのも堪らないだろうな〜!

盛岡冷麺は元々韓国から来た人が祖国の味を伝えるために作ったものだそうですが、とあるきっかけで「盛岡冷麺」と名付けることになったそう。
盛岡発祥だと思っていたのですが、確かにキムチの冷麺って韓国料理っぽい。


想像の500倍は美味しかった衝撃のずんだシェイクを飲みながら、新幹線で東京まで帰還。

おすすめしてくれたお友達に感謝


楽しかった〜。
また必ず遊びに行きます!

久慈に遊びに行くキッカケをくれたあまちゃん、ありがとう!大好き!


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