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コメダオタクの聖地巡礼ツアー おまけ

前回までで名古屋の話はおしまい。

この女、1泊2日の間に大阪と福井にも足を運んでいる。
今回はそういったコメダに関係ないおまけパートをお届けする。

・大阪 鶏soba座銀

ツアー初日。実は名古屋に行く前に、大阪で途中下車している。
鶏soba座銀の鶏sobaは、私が愛してやまない至高の鶏白湯ラーメンだ。
このスープには、新幹線代を余計に払ってでも寄る価値がある。

・名古屋から福井へ

2日目朝。
おかげ庵本店を出た後は、地獄の乗り換えタイムアタックを経て福井へ。
鶴舞線・鶴舞駅から中央本線・鶴舞駅への乗り換えを初見でやるなら、5分で予定しない方がいいぞ。まあまあ距離あるからね。

北陸の乗り物は、長い北陸トンネルを抜けた瞬間にパッと雪国の景色が広がるのが良い。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は、あまりにも名文。

初見殺し地名、あわら。

・東尋坊

特急列車で芦原温泉駅に着いた後は、バスで東尋坊へ。
このバスがバグみたいなおトクきっぷを販売している。
東尋坊2日フリーきっぷ、1200円。
芦原温泉駅から東尋坊までは片道790円。
何と、東尋坊の往復1回で元が取れる。買わない手は無いだろう。

崖へ行く前に、東尋坊タワーへ。曇天が何とも言えぬうら寂しさを醸し出している。
観光地でよくあるヤツ!

展望台は無人。終始貸し切り状態だった。
ぐるりと1周歩き回って撮影したり、らくがき帳によそ行き風ポエムを綴ったり、のんびり気ままに楽しませてもらった。

抹茶やコーヒーによるカフェインの蓄積、寝不足、バスで微妙に酔ったことなどから遊覧船は危険を感じ断念。その代わり岩場を歩きまくる。

壮観。
私が行けたのはここまで。

ロープとか安全柵とか、そういうのがマジで一切無い。
それなのにみんな岸壁ガン攻めしてて、それが一番怖かったよ…。

東尋坊散策は、階段の上り下りと山登りの複合みたいなものだ。
疲れたので、帰りのバスまで無の時間を過ごす。

好きなだけ動いて好きなだけ休むのは、一人旅の特権。

転ばないよう慎重に歩いたので、凍った路面を歩くのと同じような筋肉の使い方をした気がする。明日は筋肉痛だろう。

・旅程と歩数

1泊2日のスケジュール詰め詰めツアー。2日間を通して大阪・名古屋・福井のどこかに必ず雨の予報が付いていたのだが、綺麗に雨雲を避ける旅程となった。
交通機関の乱れにも遭っていないし、ラッキーな一人旅だったのではなかろうか。

私が心の支えに持ち歩いていた旅程メモを公開する。
黒塗りは最寄り駅や座席番号。

迷いやガバによって地下鉄の電車を逃すことはあったが、指定席は全部クリアできた。

正直自分がこんなに書き込むほど計画を立てたがる性分だとは思わなんだ。
時間を無駄にしたくないからか、色々と決まっていないと不安だからか…。
いずれにせよ、あてもなく街ブラするより、あらかじめ決めた通りに動く方が性に合っているようだ。

そして歩数。よ〜く見てほしい。
まずは初日である23日。

15,381歩。

そして2日目の24日。

15,381歩。え?

なんと、歩数が全く一緒だったのだ!
わざと調整したわけではない。これを確認したのは3月4日の17時35分。
ふと思い立って確認しなければ、この奇跡に気づくこともなかった。
2日間で30,762歩。今回も私の愛用ブーツはよく頑張ってくれた。

・今回の旅費

計算したくないが、見なければならぬ現実。
最後に戒めの支出公開をば…。

交通費 計40330円
新幹線・特急→36510円 
バス・在来線→約3820円

宿泊費 5550円

食費 計9380円
コメダ2400円+おかげ庵3010円→5410円
その他→3970円

その他 3109円

はい、今回の旅費は約58000円
新幹線・特急列車6割、在来線1割、宿泊費1割、コメダ1割、その他1割。
名古屋や東尋坊ではお得きっぷも活用したが、新幹線代の前では微々たる節約。

思い出を胸に、しばらくは節制と摂生に努めよう。

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