保育園が遠いのは「かわいそう」?
最近、二人の女性に「保育園が遠くてかわいそう」と言われました。
一人は義母。
「保育園決まってよかったね。でも遠くてとてもかわいそう。」
もう一人はママ友。
「えー!遠い保育園やめたほうがいいって言ったじゃないですか。子供がかわいそう。」
ニュアンスはこんな感じで言われました。
ほっといて!!かわいそうじゃなくて、行きたい保育園に決まって嬉しいんです!!
兄弟同園ってどれだけ大事かわかっていない!
ずっとモヤモヤしていたので、整理します。
この二人の共通点をみつけました。
まず、私より年上。
ママ友はたぶん私より10歳くらい上の方です。
だからきっと、アドバイス的目線で言ってくれたんだと思います。
経験値少ない年下の女性に、私の経験を教えてあげなければという善意によるアドヴァイス。(要らない~!!)
もう一つは、遠い保育園・学校に我が子を送り迎えした経験。
遠いところはしんどいというご経験をされたんでしょう。(これは悔しいけど事実なのでしょう!!)
でも、私が一番モヤモヤっとしているのは、「かわいそう」っていう表現なんです。
私が、母親である「私」が遠いところへ通わせるのはきついよ、しんどいよっていうのは、うん、わかる。
でも、「子供」が、かわいそうって、どういうこと?
子供は不幸なんでしょうか?
通園に時間がかかるから、子供の大切な時間をなくしている。だから不幸?
実は保育園まで何回も徒歩で通園してみたのです。二人連れて。
歩きながら、上の子とはいろんな話をしました。
すごくいいコミュニケーションと軽い運動の時間だなと思っています。
あと、本当にいい保育園に決まったので、わくわくする感情があります。
それに水をさされたようで、何もしらない外野は黙っとけ!と思ったわけです。
あとね・・・
ママ友は、純粋にうらやましさの裏返しだったかなとも思いました。
そのママ友のお子さんは、保育園に入れなくて、3歳から幼稚園に入園になりました。
保育園という選択肢がとれる私がうらやましかったのかもしれない。
私と同じように保活に血肉を注いでいて、やってきたことに自負と自信があるから、だれかが自分の信念とちょっとずれた選択をしようとしていると、口出しをせずにはいられないのかもしれない。
そう思いました。
だから、わたしは「かわいそう」と言われたこと、これからたくさんの「かわいそう」と言われるであろうことに対して、良いポジティブな事実のみを返すようにしたいと思います。
「人気の保育園に決まって本当にうれしいです。」
「面倒見がよくて自立心も育つ、親が安心して預けられる保育園に決まりました。」
これのみ。
遠くて大変かもしれないと私が不安に思っていることも、実は事実。
だからかわいそうって言われてズキッと心が痛くなったわけです。
でも子供がかわいそうかどうかなんて他人の主観で判断されて、それに不安になるほうが不幸。
と、言い聞かせて、保活で考え抜いた自分の軸をぶれないように必死で立て直します。